岩手県が定めている「岩手山麓・八幡平周辺景観形成重点地域」とは
雫石町のホームページにも次のように記されている。
<岩手山麓・八幡平周辺地域は、美しく、豊かで、雄大な自然に恵まれ、優れた眺望を有する地域となっています。一方、この地域は、我が国有数の高原リゾート地としての発展が期待され、さまざまな開発が進められ、景観が変化しつつある地域でもあります。こうしたことから、岩手県ではこの地域の優れた景観を保全し創造するため、県内で初めて景観形成を図るうえで、特に重要な地域として岩手山麓・八幡平周辺を景観形成重点地域に指定しました。>
(写真は指定された田園景観形成重点地域に「景観に影響を及ぼさない」と町長が承諾書を即時付与した誘致工場から排出されているばい煙の様子)
雫石町ふるさと景観条例には
<私たちのまち雫石は、秀峰岩手山をはじめとする美しい自然や山麓に広がる牧歌的風景、町内を流れる雫石川や町中に広がる田園風景など、すばらしい景観資源に恵まれています。この美しい景観は、町民や、訪れる人々の心に安らぎやうるおいを与えてくれる貴重な財産であり、この景観を守ることは、私たちの責務です。
町民が誇りと愛着の持てるふるさと、魅力あふれるまちづくりをするため、私たちは、この美しい景観を守り、育て、更に次世代へ引き継いでいくことを決意し、ここに雫石町ふるさと景観条例を制定します。>
環境基本条例もふるさと景観条例も、中屋敷氏が町長になってから定められた条例である。これら条例はいま、全く表向きお題目でしかない。作った本人が守ろうとしないのだ。ここ『銀河の森』=『環境保全等用地』は彼のある構想の餌食となった。
「環境基本条例」は
将来にわたって町民が自然と共生し、健康で文化的な生活を営むことのできる環境の確保に寄与することを目的として制定された。
<環境は、祖先から贈られたものであると同時に子孫からの預かりものです。私たち今を生きるものは、健全で恵み豊かな環境を享受する権利があると同時に、将来の世代に引き継ぐ責任と義務があります。>
極楽野の誘致工場の近隣住民世帯は、雫石の環境にいわば惚れ込んで移住した世帯が多い。この前文精神を自覚しているからこそ、今回の誘致工場による環境悪化を懸念している。
条例第13条には、「町は、公害の原因となる行為その他の環境の保全上の支障を防止するため、規制その他必要な措置を講ずるものとする。」
しかし、誘致責任者であるの町の姿勢は、本気でこれら基本的な雫石町の宝である環境を守り次世代に引き継ぐ責任を、首長自身が自覚していない。なにか別の彼にとって魅力的なもののほうを守ろうとしているのが真実の姿である。
2002年9月28日、雫石中央公民館に600人近い町民が集まって町長選立候補予定者の公開討論会を行った。そのときのことを記す前に、中屋敷町長になってから掲げられた“素晴らしい条例やキャッチフレーズ”をしっかりと記憶しよう。
雫石町のホームページにも次のように記されている。
<岩手山麓・八幡平周辺地域は、美しく、豊かで、雄大な自然に恵まれ、優れた眺望を有する地域となっています。一方、この地域は、我が国有数の高原リゾート地としての発展が期待され、さまざまな開発が進められ、景観が変化しつつある地域でもあります。こうしたことから、岩手県ではこの地域の優れた景観を保全し創造するため、県内で初めて景観形成を図るうえで、特に重要な地域として岩手山麓・八幡平周辺を景観形成重点地域に指定しました。>
(写真は指定された田園景観形成重点地域に「景観に影響を及ぼさない」と町長が承諾書を即時付与した誘致工場から排出されているばい煙の様子)
雫石町ふるさと景観条例には
<私たちのまち雫石は、秀峰岩手山をはじめとする美しい自然や山麓に広がる牧歌的風景、町内を流れる雫石川や町中に広がる田園風景など、すばらしい景観資源に恵まれています。この美しい景観は、町民や、訪れる人々の心に安らぎやうるおいを与えてくれる貴重な財産であり、この景観を守ることは、私たちの責務です。
町民が誇りと愛着の持てるふるさと、魅力あふれるまちづくりをするため、私たちは、この美しい景観を守り、育て、更に次世代へ引き継いでいくことを決意し、ここに雫石町ふるさと景観条例を制定します。>
環境基本条例もふるさと景観条例も、中屋敷氏が町長になってから定められた条例である。これら条例はいま、全く表向きお題目でしかない。作った本人が守ろうとしないのだ。ここ『銀河の森』=『環境保全等用地』は彼のある構想の餌食となった。
「環境基本条例」は
将来にわたって町民が自然と共生し、健康で文化的な生活を営むことのできる環境の確保に寄与することを目的として制定された。
<環境は、祖先から贈られたものであると同時に子孫からの預かりものです。私たち今を生きるものは、健全で恵み豊かな環境を享受する権利があると同時に、将来の世代に引き継ぐ責任と義務があります。>
極楽野の誘致工場の近隣住民世帯は、雫石の環境にいわば惚れ込んで移住した世帯が多い。この前文精神を自覚しているからこそ、今回の誘致工場による環境悪化を懸念している。
条例第13条には、「町は、公害の原因となる行為その他の環境の保全上の支障を防止するため、規制その他必要な措置を講ずるものとする。」
しかし、誘致責任者であるの町の姿勢は、本気でこれら基本的な雫石町の宝である環境を守り次世代に引き継ぐ責任を、首長自身が自覚していない。なにか別の彼にとって魅力的なもののほうを守ろうとしているのが真実の姿である。
2002年9月28日、雫石中央公民館に600人近い町民が集まって町長選立候補予定者の公開討論会を行った。そのときのことを記す前に、中屋敷町長になってから掲げられた“素晴らしい条例やキャッチフレーズ”をしっかりと記憶しよう。