役場へ提言メールを送ったという知らせがありました。
切実なこのような実情と、雇用確保を、という状況と、
両面の狭間を、役場ではどのような手法で進めようとしているのか。。
真の「協働」「共治」「環境保全」をもとにした『きらり輝く雫石』という
町政のキャッチフレーズの中身が問われています。
今日が5月末日ですが、会として送った提言メールへの回答期限。
しかしまだ返事はありません。。
・・・・・・・・・・・・・・・・
報告です。
「集成材工場等」について、役場に「提言メール」入れてみました。
農繁期で、ゆっくり考えている余裕もなくて、
余りまとまった内容ではないのですが、黙っているよりはいいのかなと。
以下メールの貼り付け
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近、県営温水プール近くに、集成材工場が建設されるらしい(かもしれない)との話を聞きました。
産廃溶融炉の建設計画が白紙撤回され、これからその周辺の日本重化跡地利用
については、広く住民の声に耳を傾けて合意を形成し、観光と農業の町に
ふさわしい利用が検討されて行くと期待しておりました。
ところが、やっとこの問題を検討する委員会が動き出すかどうかという段階で、
このような具体的な話が進んでいるらしいと聞き残念に思っています。
とりわけ、我家のように有害化学物質の被害により、働く事すら難しい状態
で暮らしていますと、シックハウスの原因として最も問題になっている接着剤
や難燃材等を多用すると思われる工場を誘致する事には、やはり抵抗があります。
●雇用の場が出来るといっても、大量の化学物質を使う工場で働く人が化学物質の曝露を避け、安全に働けるという保障はあるのでしょうか。
●有害な化学物質が屋外に排出されるということは無いのでしょうか
(保管している接着材等化学物質が事故により大量に放出されることへの不安もあります)。
●また、シックハウスが社会的に問題になっており、少なくとも従来の集成材
の生産方法では、アスベスト同様、将来性が期待できないのでは?
などなど、いろいろな疑問がどうしても払拭されません。
また、農業を営む立場から申しますと、この地域では現在野生動物による
農作物への被害は、時にクマがトウモロコシを食べてしまう程度でしょうか。
それでも大きな被害はまだ免れているという印象です。
しかし、全国的には野生動物の農作物への被害が深刻な事例も耳にします。原因の一つに、野生動物の生息域を開発等により狭めてしまっていることも
指摘されています。
このような反省もあって、兵庫県では相当規模の森林を県が買い取り、
里山の復活事業を試みているとの話も聞いています。
農業を営む上で、生態系が保全されている事は非常に重要です。
作物の受粉をしてくれる昆虫や害虫やネズミを餌にしてくれる野鳥がいて、
農業は成り立っています。
野生動物が生息域を追われ、農作物を食害する事態になれば、損害は
甚大で、対策も非常に困難なものになります。
このような点についても充分検討され、地元住民の意向を問うことなく、
計画を進める事のないよう、心からお願いする次第です。
切実なこのような実情と、雇用確保を、という状況と、
両面の狭間を、役場ではどのような手法で進めようとしているのか。。
真の「協働」「共治」「環境保全」をもとにした『きらり輝く雫石』という
町政のキャッチフレーズの中身が問われています。
今日が5月末日ですが、会として送った提言メールへの回答期限。
しかしまだ返事はありません。。
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報告です。
「集成材工場等」について、役場に「提言メール」入れてみました。
農繁期で、ゆっくり考えている余裕もなくて、
余りまとまった内容ではないのですが、黙っているよりはいいのかなと。
以下メールの貼り付け
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近、県営温水プール近くに、集成材工場が建設されるらしい(かもしれない)との話を聞きました。
産廃溶融炉の建設計画が白紙撤回され、これからその周辺の日本重化跡地利用
については、広く住民の声に耳を傾けて合意を形成し、観光と農業の町に
ふさわしい利用が検討されて行くと期待しておりました。
ところが、やっとこの問題を検討する委員会が動き出すかどうかという段階で、
このような具体的な話が進んでいるらしいと聞き残念に思っています。
とりわけ、我家のように有害化学物質の被害により、働く事すら難しい状態
で暮らしていますと、シックハウスの原因として最も問題になっている接着剤
や難燃材等を多用すると思われる工場を誘致する事には、やはり抵抗があります。
●雇用の場が出来るといっても、大量の化学物質を使う工場で働く人が化学物質の曝露を避け、安全に働けるという保障はあるのでしょうか。
●有害な化学物質が屋外に排出されるということは無いのでしょうか
(保管している接着材等化学物質が事故により大量に放出されることへの不安もあります)。
●また、シックハウスが社会的に問題になっており、少なくとも従来の集成材
の生産方法では、アスベスト同様、将来性が期待できないのでは?
などなど、いろいろな疑問がどうしても払拭されません。
また、農業を営む立場から申しますと、この地域では現在野生動物による
農作物への被害は、時にクマがトウモロコシを食べてしまう程度でしょうか。
それでも大きな被害はまだ免れているという印象です。
しかし、全国的には野生動物の農作物への被害が深刻な事例も耳にします。原因の一つに、野生動物の生息域を開発等により狭めてしまっていることも
指摘されています。
このような反省もあって、兵庫県では相当規模の森林を県が買い取り、
里山の復活事業を試みているとの話も聞いています。
農業を営む上で、生態系が保全されている事は非常に重要です。
作物の受粉をしてくれる昆虫や害虫やネズミを餌にしてくれる野鳥がいて、
農業は成り立っています。
野生動物が生息域を追われ、農作物を食害する事態になれば、損害は
甚大で、対策も非常に困難なものになります。
このような点についても充分検討され、地元住民の意向を問うことなく、
計画を進める事のないよう、心からお願いする次第です。