写真のボイラー煙突の2.25倍規模のものがここの「田園景観形成区域」に建設される予定→2度目の変更になるという計画では一体どういうものになるのか、企業に面談を申し入れたが「年度初めで忙しい」ということでした。残念。
「もっとおかしなこと」
日本国では現在、希少な絶滅危惧種動植物を守る法令がある。
岩手県ではそのための条例がある。
雫石町では県に準じている。
しかし、人間の暮らしを根底から守る法令、条例は「ない」。
「無い」と言い切れるかというとちゃんとあるのだ。
憲法はもとより、国の法令でも、自治体の各条例でも、前文、理念、目的には堂々と国民県民町民の健康と安全を守ることや景観を守ることを掲げてはいる。
自治体の首長の最大第一の役目も、住民の健康と安全な暮らしを守ることにあると規定されている。
しかし、具体的にこのような問題が生じた場合に具体的に助けてくれるものはないのだ。
もっと正確に言うと、絶滅危惧種をまもるのも、人間の生活権を守るのも、景観を守ることも、自治体の法令や条例の「運用」にかかっている。首長の目が住民を向いているか否か…これが最大の問題だと言える。
工場予定地の近くに住む化学物質過敏症家族について、町も企業も「配慮」したという。
しかし、工場誘致にからめて町長が公の場で、確かな資料も存在せず、本人に確認もせずに語ってきたことは、事実誤認と義務教育上の手立てを配慮とすり替えた個人情報流布の大きな誤りだった。
4月4日、町長ははじめて、工場誘致場所から500mに住む化学物質過敏症家族の家を訪れた。
(いやあ、よく調べもしないでいろいろ個人情報までしゃべってしまって悪かった。自分としては心配して言ったんだったが、確かに誘致問題と関係ないことだった。お詫びする。工場誘致については、本音を言えば来てもらいたい。しかしご家族が暮らせなくなる環境になるんであれば、立地場所から考え直さねばならない。住民の健康な暮らしを守るのが自治体の役目だからだ。ついては、なにかいい方法はないものだろうか。自分も実は化学物質過敏症のことをよく知らなかった。今度のことで勉強させてもらった。化学物質過敏症の方でも暮らせている地域というのは町としても価値あるものだということにも気づかせてもらった。ここはひとつ、腹を割ってどういう方法があるのか、またはやっぱり、この地域にこういうタイプの工場は無理なものなんだろうか。考えをよ~くお聞かせ願いたい。)
・・・・こう言ってくれる町長だったら「話し合い」も成り立っただろうに。。。。
お詫びを言うわけでもなく、考えている対策を提案するでもなく、きっかり約束の1時間でお帰りでありました。
ましてや、この地域に化学物質過敏症家族が住んでいることは、産業廃棄物溶融炉事件のときから「知っていたはず」でしょうに!!
経緯を知っている当会からと、化学物質過敏症を考える会から2名が立ち会ったのだが、私たちが立ち会うことを家族が希望したとき、町長はサシで話したい、立会いは困ると言って来た。
秘密会にする意味がどこにあるのだろう?
かくて「話し合い」にはならず、付近住民の不安にふたをして、遮二無二「工場誘致」は進む。
さて、どうも、森を丸裸にしたことは、「届出義務違反」ではなかったみたいですねぇ。「届出」必要なのに、してなかったんでしょ?
まあ、それはそうですけどぉ・・・
「適用除外」とか「原則として」とか「等」というこじつけ屁理屈たぐいのあれ、あれですよ!
「公共事業(伐採は税金で)」は、公共が決めた景観条例の配慮基準を守らなくてもいい、と決めてあるのでしょうかね?
まるでわらいばなし(ほんとの話)です。
では次号にて。
「もっとおかしなこと」
日本国では現在、希少な絶滅危惧種動植物を守る法令がある。
岩手県ではそのための条例がある。
雫石町では県に準じている。
しかし、人間の暮らしを根底から守る法令、条例は「ない」。
「無い」と言い切れるかというとちゃんとあるのだ。
憲法はもとより、国の法令でも、自治体の各条例でも、前文、理念、目的には堂々と国民県民町民の健康と安全を守ることや景観を守ることを掲げてはいる。
自治体の首長の最大第一の役目も、住民の健康と安全な暮らしを守ることにあると規定されている。
しかし、具体的にこのような問題が生じた場合に具体的に助けてくれるものはないのだ。
もっと正確に言うと、絶滅危惧種をまもるのも、人間の生活権を守るのも、景観を守ることも、自治体の法令や条例の「運用」にかかっている。首長の目が住民を向いているか否か…これが最大の問題だと言える。
工場予定地の近くに住む化学物質過敏症家族について、町も企業も「配慮」したという。
しかし、工場誘致にからめて町長が公の場で、確かな資料も存在せず、本人に確認もせずに語ってきたことは、事実誤認と義務教育上の手立てを配慮とすり替えた個人情報流布の大きな誤りだった。
4月4日、町長ははじめて、工場誘致場所から500mに住む化学物質過敏症家族の家を訪れた。
(いやあ、よく調べもしないでいろいろ個人情報までしゃべってしまって悪かった。自分としては心配して言ったんだったが、確かに誘致問題と関係ないことだった。お詫びする。工場誘致については、本音を言えば来てもらいたい。しかしご家族が暮らせなくなる環境になるんであれば、立地場所から考え直さねばならない。住民の健康な暮らしを守るのが自治体の役目だからだ。ついては、なにかいい方法はないものだろうか。自分も実は化学物質過敏症のことをよく知らなかった。今度のことで勉強させてもらった。化学物質過敏症の方でも暮らせている地域というのは町としても価値あるものだということにも気づかせてもらった。ここはひとつ、腹を割ってどういう方法があるのか、またはやっぱり、この地域にこういうタイプの工場は無理なものなんだろうか。考えをよ~くお聞かせ願いたい。)
・・・・こう言ってくれる町長だったら「話し合い」も成り立っただろうに。。。。
お詫びを言うわけでもなく、考えている対策を提案するでもなく、きっかり約束の1時間でお帰りでありました。
ましてや、この地域に化学物質過敏症家族が住んでいることは、産業廃棄物溶融炉事件のときから「知っていたはず」でしょうに!!
経緯を知っている当会からと、化学物質過敏症を考える会から2名が立ち会ったのだが、私たちが立ち会うことを家族が希望したとき、町長はサシで話したい、立会いは困ると言って来た。
秘密会にする意味がどこにあるのだろう?
かくて「話し合い」にはならず、付近住民の不安にふたをして、遮二無二「工場誘致」は進む。
さて、どうも、森を丸裸にしたことは、「届出義務違反」ではなかったみたいですねぇ。「届出」必要なのに、してなかったんでしょ?
まあ、それはそうですけどぉ・・・
「適用除外」とか「原則として」とか「等」というこじつけ屁理屈たぐいのあれ、あれですよ!
「公共事業(伐採は税金で)」は、公共が決めた景観条例の配慮基準を守らなくてもいい、と決めてあるのでしょうかね?
まるでわらいばなし(ほんとの話)です。
では次号にて。