「合板工場」が「集成材工場」に“当面”変更になり、「ボイラー」が1日あたり64トン燃焼の18トン毎時蒸気製造規模に縮小になり、工場建物面積も約40%縮小になった。ホルムアルデヒドを含まない代わりに吸い込めば肺にべったりくっつく心配があるウレタンの原料で燃やせば青酸ガスが発生するイソシアネート系接着剤に変更になった。
しかし、工場建設用地だけは13ヘクタールと何も変更はなく、あっというまに樹木は伐採が進んだ。チェーンソーの音が毎日のように聞こえてくる。
これらの『へんこう』を、<周辺環境に配慮した結果>と表現する。
環境に配慮というならば、そもそも立地条件から「配慮」すべきだったはず。
「環境保全等地域」として税金で購入した町有地。ここには希少生物があることは判っていたし、周辺に化学物質過敏症家族が住んでいることも判っていた。(はず)
なぜなら、2004年から05年にかけて起きた産業廃棄物焼却炉計画のとき、岩手県知事からの「アセスメントが必要ですよ」判定で指摘されていたのだから。
それを町長はすっかり戸棚の奥にしまいこみ、その理由が「産廃と一緒にされては困る」だった。実際は産廃も燃やす「ボイラー」で、煤塵や窒素酸化物や硫黄酸化物の影響だけでなく接着剤がついた木屑まで燃やそうという「ボイラー」なのだから。
ここのあたりの「いいかげんさ」は、岩手県が「木質バイオマス普及」を政策に掲げているところの大きな「落とし穴」なのだから。
この「変更」は、<周辺環境に配慮した>というより<それだけ環境影響が大きい工場>なのだったことを証明した結果なのだから。
忘れてもらっては困ること。
「環境保全等地域」であること。
ここに工場を建てようとするのだから、企業も誘致した町もそれなりに覚悟してもらわなくては。
移植不適切期のむりくり希少植物移植!
早く早くとせきたてられてのあっというまの森林伐採!
産廃を燃やすというのに「ボイラー」であるとの判断!
国産材を用いる「環境にやさしい」優良企業!
…これまでのいきさつを点検すると、私たちとは違う特製の辞書を引いていることに気付く。
町は、土地利用策定委員会を誘導。住民説明会は「やらせ」賛成意見で強行閉会。
議会はおおまか説明を協議会で行っただけなのに「賛成」したと言ってしまってあとで詫びた。
こういう実情を、『民主主義のルールにのっとり議会で議論を尽くし』た、と表現する。
特別の辞書を引いているとしか思えない。
事業会社もこの辞書を使うのかな?どうかな?
<環境に十分に配慮しないと私たちの存在価値はないと思う>
(町の1月広報掲載 川井林業社長コメント)
しかし、工場建設用地だけは13ヘクタールと何も変更はなく、あっというまに樹木は伐採が進んだ。チェーンソーの音が毎日のように聞こえてくる。
これらの『へんこう』を、<周辺環境に配慮した結果>と表現する。
環境に配慮というならば、そもそも立地条件から「配慮」すべきだったはず。
「環境保全等地域」として税金で購入した町有地。ここには希少生物があることは判っていたし、周辺に化学物質過敏症家族が住んでいることも判っていた。(はず)
なぜなら、2004年から05年にかけて起きた産業廃棄物焼却炉計画のとき、岩手県知事からの「アセスメントが必要ですよ」判定で指摘されていたのだから。
それを町長はすっかり戸棚の奥にしまいこみ、その理由が「産廃と一緒にされては困る」だった。実際は産廃も燃やす「ボイラー」で、煤塵や窒素酸化物や硫黄酸化物の影響だけでなく接着剤がついた木屑まで燃やそうという「ボイラー」なのだから。
ここのあたりの「いいかげんさ」は、岩手県が「木質バイオマス普及」を政策に掲げているところの大きな「落とし穴」なのだから。
この「変更」は、<周辺環境に配慮した>というより<それだけ環境影響が大きい工場>なのだったことを証明した結果なのだから。
忘れてもらっては困ること。
「環境保全等地域」であること。
ここに工場を建てようとするのだから、企業も誘致した町もそれなりに覚悟してもらわなくては。
移植不適切期のむりくり希少植物移植!
早く早くとせきたてられてのあっというまの森林伐採!
産廃を燃やすというのに「ボイラー」であるとの判断!
国産材を用いる「環境にやさしい」優良企業!
…これまでのいきさつを点検すると、私たちとは違う特製の辞書を引いていることに気付く。
町は、土地利用策定委員会を誘導。住民説明会は「やらせ」賛成意見で強行閉会。
議会はおおまか説明を協議会で行っただけなのに「賛成」したと言ってしまってあとで詫びた。
こういう実情を、『民主主義のルールにのっとり議会で議論を尽くし』た、と表現する。
特別の辞書を引いているとしか思えない。
事業会社もこの辞書を使うのかな?どうかな?
<環境に十分に配慮しないと私たちの存在価値はないと思う>
(町の1月広報掲載 川井林業社長コメント)