岩手山麓景観形成重点地域を守ろう ★『イーハトーブ通信』

野生サクラソウ大群落を潰し岩手山麓の環境を破壊してきた旧町政。産廃問題に端を発した岩手山麓『誘致公害』の記録

譲り受け予定業者の住民説明会がありました。

2006年04月08日 | 現在の課題「九十九沢最終処分場」問題
★第2第3の産廃処理施設を食い止め山里の暮らしを守ること
★「水源地」に産廃処分場は造らない岩手県にすること

■丸高商事説明会行われる(4/7 6時より8時まで)
<丸高さんから社長、クリーン部長、盛岡舗道社長他計7~8名>
<地元の方約30名以上 守る会から8名 計45名ほどの参加 >
 <環境対策課長・主査2名=発言はせず>
 (4月から環境問題臨時職として役場入りした大村博之氏には
 「臨時職だから」という理由で出席要請をしなかった由。残念です。)
 <西田町議=町長見解として3月議会答弁を紹介>
 
一括りで私の「印象&感想」を述べれば、

①丸高商事は、「安定型最終処分場」の裁判例などの実情を判っていない。
②県や国が定めた基準や手順に沿えば、それがイコール安全だ、と
 思っている。(安定5品目は無害なものだという刷り込み)
(思っていなくても「地元住民説明」にはそれで十分とたかをくくっている)
③具体的な「公害発生」の責任所在・検証についておそらく考えていなかった。
④盛岡舗道との公害防止協定をそのまま継承すると言いながら、
  町内発生物に限るべきという見解など肝心なことにに対しては曖昧なまま。

・・・という印象でした。

●「源流会」の幹事さんが、質問項目をとても良くまとめて下さっていて、
  それに沿って丸高商事のクリーン事業部の佐々木氏と高橋社長が回答。
 肝心なことになると、あとで調べて又は検討して、源流会に知らせると。
●肝心なこととは========
① 今後発生するかもしれない公害補償などの責任所在も含めての継承か。
② 町外から持ち込まないか(排出業者を明らかに)・・・など

■質疑応答で“はっきりと”確認した事項は(かぬか記録メモより)

①これまでに発生していたかもしれない公害についての責任所在は、
  盛岡舗道と丸高商事で協議して回答する。
②これまでの協定内容は「そのまま移行」することで新協定を協議する。
③排出業者名はこの席では言えないが、源流会に伝える。
④地滑りなどで処分場の外に流出した場合の賠償責任は丸高商事にあり。
⑤アスベストは形状を問わず処分しない。
⑥今後、焼却、破砕などの中間処理施設は建設しない。

「一期舎日記」Blogに、実に率直な感想ご意見ありです。
な~~る!!請け合い♪ご一読を。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワシも行ったのさ (町民一味)
2006-04-08 12:41:33
ワシはその地区の住民ではないが、御所湖といえば雫石の看板のひとつ。

その看板が危険な目にあうかもしれないとなれば、じっとはしてられない。というわけでワシも行ったのさ。



話の内容は・・・・、そりゃあいつでもどこでも一緒さあ。

「安全です」「環境基準は守ります」「公害防止協定を結びます」「違法はしません」「県の指導にのっとって」「地域住民によく理解してもらいます」「約束は守ります」「努力します」「勉強します」・・・・・。

まあ、それが本当なら日本中で発生している産廃がらみの問題は起こらないわけだけれども。

さて、どうなるか。



埋め立て処分するものは安定5品目で「自社関連廃棄物」「町内から出る廃棄物」のみなのだそうな。

ふーん・・・・。

職員が3人常駐して産廃の引き受け、チェック、埋め立てをするとのこと。

ふーん・・・・。



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http://blog.goo.ne.jp/craft158/e/dfe4ffa291642eba950b1c3739f6260f
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