はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

出雲さん大活躍

2009-02-26 21:01:57 | 講師のご活躍
 1990年4月の講師出雲幸五郎さんは、荒町の名物ともいえる方です。

 出雲さんが代表を務める「みやぎ地域づくり団体協議会仙台支部」の研修交流会が、2月7日にありました。

 「変人の考えるまちづくり」はいかにも出雲さんらしいタイトルです。オープニングの事例発表では、ちんどんやで登場。

 講演は山梨県立大学教授の市原実さん。はなもくが中心になった「1996知恵の輪全国大会in仙台」で、知恵の輪幹事としてお世話になった方です。



 はなもくからも2人との関わりで4名が参加してきました。出雲さんは、挨拶から、交流会の進行まで大活躍でした。

小野昌和さんをしのぶ集まり

2009-02-21 20:13:21 | Weblog
 1992年5月の講師であった故小野昌和さん(元河北新報社専務)をしのぶ集まりが、2月6日にありました。

 小野さんは2006年に逝去されましたが、その直前の出版記念パーティーでは、病状を押して車いすで挨拶され、参加者に感銘を与えました。生前葬ともいうべきものでした。

 一昨年夏には没後一年をしのぶ会合も行われたのですが、さらに「雷神・風神を読む会」と称して開かれたものです。

 約20年前の「白い国の詩」に掲載された随筆30編を編纂し、これを読むということで、70名を超す方々が参集されました。

 写真は小野さんのご遺影とご長男とともに、はなもく三人がとったものです。それにしても、主催者側のご尽力とともに、小野さんのご人徳には感動させられます。

嶽間澤さんの「あるひあるとき」

2009-02-20 14:08:01 | 会員の活動
 会員である嶽間澤忠良さんの趣味は「書くこと」です。書きためた文章を、ご自分でまとめて出されていますが、この「あるひあるとき」がなんと第16集までになりました。

 今回は無線免許の受験雑誌「電波受験界」に、「無線四方山話」と題して2年間連載したものです。

 現役時代警察無線を担当されていただけあって、これにまつわることなど多彩な内容になっています。ご希望の方には、郵便かmailでお送りするそうです。

「湯主一條」を訪ねて

2009-02-18 16:25:29 | 例会案内/報告
 今期初めての移動例会は、1月24日に白石市の鎌先温泉「湯主一條」を訪ねました。

 まず一條達也社長に、館内をご案内いただいきました。宿泊用の新館では、宴会場をやめてつくったというスイ-トルーム2室に一同感嘆。他のモダン和洋室もそれぞれにこだわりの工夫があって、うならされました。

 大正ロマンただよう本館は、外観が「千と千尋の神隠し」ばり。もともと湯治客の部屋を、食事をとる個室料亭に変えたそうです。建物については、写真を掲載しませんので、どうぞ直接お運びください。

 さらに一條社長にはおおむね次のような講演をしていただきました。



 「キーワードはタイムスリップ。泊まる新館と大正ロマンの本館で時音の宿とした。本館は湯治客の減少に対して、個人料亭にしたいという若おかみのアイデアを活かしている。」

 「普通じゃない旅を提供したい。たとえば食事の時間は宿の都合でなく、お客様の自由にしている。仙台牛か魚がメインだが、これも料理がスタートしてからお客さまにお聞きしている。大変だが、厨房とサービススタッフの協力で行っている。」

 「コミュニケーションワードはHATAGO。昔から愛されている本物の旅館の総称だが、粋で格好いいがちょっとつつっぱっているイメージ。この想いをお客さまに伝えていきたい。」

 この後にはお膳で会食。味を堪能しつつ、一條さんと懇談しました。



 ちなみにある参加会員は、帰り際に結婚記念日の宿泊を予約。夕食のときにやはりサプライズ企画(ネット上なのでヒミツ)があったそうです。スタッフの対応も褒めていました。

2月19日例会

2009-02-13 22:04:21 | 例会案内/報告
 2月19日の第4回の夜会は、帝国データバンク仙台支店次長の赤間裕弥さんです。

 6年ほど前に講師をお願いしていましたが、直前に転勤。今回やっと実現しました。

 <調査機関で働き、見て聞いた「日本の現実」を舞台脚本で発表し、大学で教えたりしていますが、テレビやラジオで語れなかった「大切な何か」を、皆様と共有できればと存じます>と語る赤間さん。どうぞお楽しみに。

演題:「激動の時代のにんげんコーチング」
日時:2月19日18:30~
場所:東北工業大学一番町ロビー4F

1/22例会は仙台宮城DC

2009-02-12 22:03:02 | 例会案内/報告
 第2回1月22日例会は、仙台商工会議所専務理事の間庭洋さんでした。間庭さんは、発足からの主要メンバーだった方です。

 「’08仙台宮城デスティネーションキャンペーンから始まって」という演題には、DCの3か月は一つのゴールだが、スタートでもあるという意図が込められていました。

 これまでのDCは特定業界のみで、駅、神社仏閣、観光地というパターンが多く、3か月は伸びるが、ノウハウの積み重ねにはなっていなかった。

 宮城で初めてのDCでは人材育成、まちづくり、ものづくりにつながるようにしたかった。新潟からも見学に来たが、わりにユニークに仕上がったと思う。

 たとえば南三陸町では町民みんなで努力実行してもりあがった。今まで目立たなかった町で、DCがなかったらここまでいかなかっただろう。大崎市では、鳴子の地震風評被害に市でまとまって支援した。

 お決まりの業界でない銀行がDCソングを作成したり、スタッフジャンバーを作って活動したりした。中学校、高校でも活動したところもあった。

 DCは終了したが、組織は継承してほしいということで、2年間は続ける方向だ。「むすび丸」キャラクターは継続使用に決まった。人のつながりはきちんとできた。生産~流通で、旅館・スーパーなどに十分つながっていないので、進めていきたい。

 

第21期の新春講演会

2009-02-04 21:21:20 | 例会案内/報告
 第21期の発会式と新春講演会は、1月8日でした。

 講師はタクシゲ歯科医院院長の宅重豊彦氏、演題は「抜かない、削らない、痛くない虫歯治療法誕生秘話」です。

 「歯科医院の数はコンビニの倍ともいわれる。しかし医者にかかればかかるほど、歯が壊れてしまうという、いわば古臭くて魅力のない商品になっている。

 歯学は物理的、機械的だが、もっと基礎医学を応用すべきだ。感染症は本来病原菌を発見すれば道は開けるものだ。しかし歯科医療は「drill&filling」、細菌が侵入した組織を丸ごと除去して、消毒する、詰めるだけだ。

 3Mix原法は、新潟大学の星野氏が開発したもの。これで口内細菌は100%殺菌できるはずだ。しかし臨床ではほかの人はうまくいかず、自分だけが成功した。

 それは独自に開発した3Mix-MP法。それは試行錯誤の上見つけたデリバリーシステムだ。M=マクロゴールとP=プロピレングリコールで3Mixをペーストにし、MPが象牙細管に入り込んで患部の細部まで運んでくれるというものだ。

 3Mixは粉にするとダメになる、光の当たらない容器を考案して保管したり、MPの利用を考案したり、さらに治療法のシンプル化、工夫を加えたりした。

 このようにして100%の殺菌効果とデリバリーシステムの2つの効果で、病巣を無菌化できるわけだ。内科療法とおなじ、病巣を無菌化して生体組織レベルの修復を図っている。」

 歯科医学会でも理解されないという画期的な治療法に、ただただ拝聴していました。詳細なデータや画像を示して論理的に解説され、こういう先生が仙台におられたとは驚きでした。 

2/5朝例会は木村さんです

2009-02-01 21:39:04 | 例会案内/報告
 3回目の朝例会の案内です。

講師:木村和彦さん(エルアルマ)
演題:みんなで楽しむ手作り楽器
日時:2月5日7:30~
場所:ホテルメトロポリタン仙台3階
参加費:2,500円(朝食つき、ビジター3,000円)

 今回は昨年納会で活躍した「エルアルマ」のメンバー、木村さんです。

 教師現役時代の後半、写真のフィルム缶(富士フィルムのプラ缶)で作る「フォカリナ」を考案。

 手づくり楽器とアンデス音楽を通じて、子供たちの総合教育・地域づくりを目指しています。