はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

心の水遣り

2010-09-30 20:56:15 | Weblog
 今年の夏は、記憶にないほどの猛暑が続きました。

 毎朝、家庭菜園に実る野菜たちへの水遣りが欠かせない日課となりました。

 一方私への水遣りと言えば、昨年単身赴任に区切りをつけて仙台に戻った機会に始めた「お茶」もその一つです。

 亡き母が酔って帰宅した私に出してくれた「御薄」。それが「お茶」とは?の問いになり、○○の手習いのきっかけに・・・。

 とかっこよく書きましたが、毎回、戸惑いと冷や汗と足のしびれ連続です。それでもお稽古のときにいただくお菓子の魅力とひとときの日常から離れた別世界の心安らぐ時間は何ともいえません。

 習得された方の所作は美しくその域に達するのはいつのことやらと思案する今日この頃ですが、加えて毎月”はなもく”での講師の方々との出会いも欠かせない私自身への水遣りの一つです。
                               幹事 佐藤司

久しぶりに新聞に登場

2010-09-26 20:51:37 | Weblog
 「異業種交流22年 活動なお」と、久しぶりに24日の新聞に登場しました。20周年記念行事の時以来でしょうか。なお写真が下手で申し訳ありません。

 8月19日の夜例会に取材があったので、もうこれはボツになったかとあきらめていました。20周年記念誌『ヒトもうけして20年』のときも、誌面で取り上げてもらうことができませんでしたからね。

 長く続いただけでなく、留学生を招待する、若い人にも参加してもらう、ホームページ・メルマガなどでの告知に力を入れるなど、新たな取り組みが焦点になっています。

『ヒトもうけして20年』が一部点訳されるかも

2010-09-24 16:38:25 | Weblog
 当会の20周年記念誌『ヒトもうけして20年』についてのニュースです。版元の河北新報出版センターさんに、点訳ボランティアの山本恵美子さんという方からメールがありました。

 内容は「この本を全国ネットに上げたい(もちろん視覚障害者限定ですが)が、実行委員会の人名の呼び方、「七三会」の意味を確認したい」ということでした。

 さっそく山本さんに、「七三会」の読み方(ななさんかいと思われたようです)と意味、そして実行委員会の19人のの読み方をご連絡しました。

 講師名なども入れたいようで、相当時間がかかるかもしれませんが、興味を持ってもらえたことには感謝です。      (八木)

山形の山里に「秋」を感じに行きませんか ~移動例会「四季の学校・秋」参加ツアーのご案内~

2010-09-24 13:33:32 | 会員の活動
仙台はなもく七三会移動例会案内                    2010/09/16

     山形の山里に「秋」を感じに行きませんか
      ~移動例会「四季の学校・秋」参加ツアーのご案内~

山形県の北端・金山町に、「秋」を感じに行きませんか。

皆さんは「がっこそば」という言葉を聞いたことがありますか。廃校になった分校が、何とそば店に変身し、あまりのミスマッチぶりが、世間の話題をさらいました。そばを打つのは地元のお父さん、そばを調理するのも地元のお母さん。

その分校で、年に4回開かれるのが「四季の学校」です。都市に住んでいる方を対象に、農作業、田舎遊び体験などを体験していただき、地元の方との交流を深めるのが狙いです。春はジャガイモの植え付け、山菜採り、夏はジャガイモの収穫体験、川遊び、花火打ち上げ、流しそば、冬は巨大かまくら造りやスノーモービル、鍋合戦など。そして今回の「秋」は…。

今回、仙台はなもく七三会は、「四季の学校」を運営するNPO法人「四季の学校・谷口」と交渉の結果、定員40人のうち、10人を特別枠として「はなもく」が確保し、先行予約することで了承が得られました。まだ、開催日時を含め公表されておらず、あくまで先行予約ですので、情報の取り扱いにはご注意ください。会員外の友人を誘うのはOKです。

従って、今回の「秋の学校」の具体的な企画は詳細不明ですが、情報では大根抜き詰め放題、リンゴの木1本まるごと収穫、柿もぎ体験などが予定されているようです。夜の大交流会は体力勝負のエンドレスで、これまでの例では明るくなるまで飲んでいた強者もいたとか。

締め切りまでに定員に達しない場合は、余った枠を一般公募に向けお返しすることになりますので、期日までにお申し込みください。


日時:2010年11月13(土)、14日(日)。13日正午までお入りください。

場所:場所 山形県最上郡金山町大字飛森1124、四季の学校・谷口。電0223―52―7577

参加費:参加費 7,000円(1泊4食)。お子さまの参加については、ご相談ください。

交通:マイカー分乗、ガソリン代頭割り。仙台から3時間をみれば十分です。

申し込み:松本さんからの往復はがきによる意思表示を原則とします。それ以降枠に余裕があった場合は10月13日(水)までに穴澤へ。定員10人、先着順。

その他:入浴は町営カムロ温泉なのでタオルを忘れずに。旅館ではないので、アメニティグッズ(歯ブラシなど)や、パジャマは各自用意。長靴、軍手を持参のこと。

問い合わせ:詳細不明の点は穴澤(電022―301―0880)まで。

9月16日夜会  NPOのリスクマネジメント~その意義と特徴~

2010-09-20 23:21:09 | 例会案内/報告
皆さま こんばんは。

酷暑、猛暑を乗り切って、やっと迎えた秋らしい空気の三連休でしたね。”ひんやり”出来ましたでしょうか!

16日夜会は、サンケァフューエルズ株式会社(バイオ燃料製造)取締役 岩坂健志(いわさか・けんじ)氏を講師に迎え、NPOのリスクマネージメントについて、講演いただきました。

   

小生の会社(日本興亜損保)の同期でもありますが、今は独立!上記の産学共同の会社で、がんばっています。
在社時代から、損害保険業務を生かした社会貢献活動としてNPOのリスクマネジメント、社会的責任投資に関わってきました。

NPO「ソーシャル・イノベーション・ジャパン」ほか、いくつかのNPOのお手伝いをしているうちに、リスク文化の醸成に使命感を持つようになったとのこと。

急激な伸びを示しているNPO(12年で39,734団体)、はなもく会の会員も関わっている方が多いですね。

   

益々重要、でも、まだまだ弱いNPO。NPOの存続はNPOの社会的責任と。

上図のリスクマップを使って、状況(リスク)の確定→リスク発見→分析→評価→処理・・・等、リスクの”見える化”や、リスク・カードの活用によるリスク対策等について講演いただきました。

平素から皆とリスクコミュニケーションすることで、かなり対策になると。

岩坂さん、貴重なお話ありがとうございました。

質問も沢山いただきましたが、本業のバイオ燃料にも興味を持たれている方も多かったようで、2次会ではそちらの話題でも盛り上がりました。




彼は、2年間、東京から東北大学大学院に通っていたのですが、仙台観光はまだ一度もないとのこと。

翌日は、会員の方の暖かかな御心配りで、急きょ、貴重な観光をすることも出来ました。

本当に、ありがとうございました。   /みの字






20周年を迎えた「秋桜会」

2010-09-19 20:52:59 | Weblog
 仙台で20周年を迎えたばかりの朝食勉強会があります。「秋桜(コスモス)会」です。

 発足は平成2年10月、はなもくとは2年半離れていますが、20年240回の例会を数えたのはすばらしいことで、本当におめでとうございます。

 名称の由来はコスモスの咲き誇る季節にスタートしたこと、桜は南から北に進みますが、コスモスは逆に東北から南下すること、花言葉が「調和」であることなどです。

 もう一つの大きな特徴は、前身として昭和39年ころから数年続いた若手の勉強会「仙台新人会」があることです。その時代にそういう会があったこともすごいですが、30年ほど経過して再び結成したことは例がないのではないでしょうか。

 秋桜会では記念行事は特に行いませんでしたが、『秋桜会 20周年記念誌』を発行しました。110Pほどで、現・元会員36人の寄稿、講師5人の寄稿、思い出の写真、歴代講師の一覧、歴代会員名簿などで構成されています。

 堅実な歩みを続けている「秋桜会」の発展を祈ります。

9月2日朝会「あなたの家族にがん患者が出たら…」

2010-09-07 20:30:29 | 例会案内/報告
 第17回9月2日朝会は、根本良子さん(仙台青葉学院短期大学看護学科長、東北大名誉教授)の「あなたの家族にがん患者が出たら…」でした。

 現在日本人の死因で最も多い疾患「がん」。強い不安とストレスを抱えるがん患者とその家族を看護師の立場からどう支援できるか。

 終末期のがん患者への聞き取り調査、療養状況の観察、ケア方法の違いによる患者や家族の心労の安定度、看護に対するニーズ分析等の研究を行い、歴史の浅い「がん看護学」の確立に努めている。

 日常生活全般の悩みを聴き、症状への対処や医師との関わり方を含めて、助言できるのは医療者である看護師だからこそ。昨年3月看護師有志と「みやぎがん患者支援の会」を設立、患者の集いの場を作り、患者と家族を対象に看護師による相談活動にも取り組んでいる。

 看護現場での体験、母親をがんで失った喪失体験などは、説得力がありました。「看護とは患者の生命力を引き出すこと、生きる力はその患者自身にある」との信念や、がんとの共生支援「がんになってそれを乗り越え、がんと共生する」も心に響くものでした。

 また質疑ではがん患者でもある参加者から悩みを打ち明ける質問もあり、みんなが受け止めるべきテーマであることを痛感しました。   

 紹介会員は初めての寺島かつよさん。職場では根本さんが上司だそうです。(八木)