はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

はなもくの多メディア戦略

2010-08-30 20:18:02 | Weblog
 会員70名弱の任意団体ですが、はなもくは多メディアで発信しています。

 netでははなもくのweb site、このblogがオープンになっていますし、メールマガジンも登録者に発信されています。メルマガは会員以外でも登録できます。

 また会員通信には月1回往復はがきが届きます。ローテクですが、実はこれが大事なんです。

 そして新聞では河北新報夕刊の仙台圏イベント情報コーナー、讀賣新聞金曜日「Fridayみやぎ」にも掲載されます。河北新報朝刊の宮城情報コーナーには必ずではないですが、時折載ります。

 ビジターの方は会費が500円プラスにはなりますが、ご連絡いただければ参加できますので、お試しでいかがですか。  (八木)

8月18日は「地域をデザインする」

2010-08-27 20:59:37 | 例会案内/報告
 8月18日夜例会は、東北工業大学ライフデザイン学部の菊地良覺教授がゲスト。演題は「地域をデザインする」でした。

 会場の一番町ロビーの運営委員長でもある菊地教授は、勝手知る会場の準備、レイアウトまでしていただきました。

 まず「デザイン」「意匠」について、「意」=人間の心的な面(ソフトウェア)、「匠」=とは人間の物的な面(ハードウェア)であり、人の「心」に「響く」内容を考え、それに見合う「かたち」を「道具」でつくること。

 東北工業大学の第三生産技術研究室は、第一の企業生産方式、第二の産地生産方式に対し、コミュニティ(里もの)生産方式を目指したもの。研究のねらいは、「多数の地域と連携し、主体的な地域づくり」、「地域の再生・復権のための実践的研究」「主な対象地域は東北・北海道を中心とした自治体や産地および地域企業」。

 具体的な事例として、岩手県の大野村「一村一芸の村づくり」、北海道・置戸町「社会教育がつくる」、秋田県能代市、大館市「産地デザインの実践」、仙台市秋保工芸の里「地域の暮らしを再生する」、仙台市中心市街地の資源を活かすデザイン、宮城県山元町「山元町の地域デザイン」などについて、解説されました。



 最後は次の4点にまとめて締めくくられましたが、多数の実践事例、画像、資料も交えて盛り沢山な内容でした。施設運営に携わり、また地域のまちづくりに当事者として関わるものとして、多くの示唆をいただきました。

 1)デザイン(=意匠)は他者(使い手)の立場に立ち、多くの役に立つ内容のもので、

 2)デザイン(=意匠)はまずソフト優先として、ハードを組み立てる

 3)他者(使い手)に心地よい内容を常に考えるためには、デザイナー(作り手)の感性(五感)を常に豊かにする

 4)デザイナーの感性(五感)を高めるためには、自らが日常の中で実践(掃除・選択・料理等)し、問題点や課題を発見し、マイナス(負)をプラス(正)の内容に変える力を養うことが前提条件       (八木充幸)

二十四節気

2010-08-23 20:20:23 | Weblog
 9月は二十四節気でいうと、「白露」(9月8日から22日)、秋分(9月23日から10月7日)です。草花に朝露が付き、太陽が離れていくため、空が高くなってきます。

 昨年来、二十四節気、旧暦(太陰太陽暦)がマイブームです。なぜ二十四節気か(現時点では「天地明察」はまだ読んでいません)。「季節感」こそ日本人の基本的価値観ではないかと思うからです。

 生命が芽吹き、花開く春、盛んな夏、実りと蓄えの秋、内にこもり思索の冬。「冬の時代こそ大きな富を生む」という言葉もありました。

 月の位置と形で日時を知り(太陰暦)、太陽の位置で二十四節気を定め、季節を知り生産活動と季節行事を行う(太陽暦)。旧暦は地球上の日本の位置・自然環境に合った生活のための知恵の集大成であり、生命観、価値観を作っているものだと思います。   幹事 黒田清志

SCSミュージカル研究所創立20周年記念パーティー

2010-08-18 20:32:07 | 講師のご活躍
 SCSミュージカル研究所が創立20周年を迎え、その記念パーティーが7月24日ホテルメトロポリタン仙台で行われました。

 SCSミュージカル研究所は、1990年1月18日の講師の梶賀千鶴子さんが主宰、はなもくの元会員で花木座歌舞伎でも活躍した廣瀬純さんが代表です。



 事務所も記念事業の一環として、6月に若林区土樋から青葉区一番町に移転したばかりです。



 当日は予定以上の参加者で会場が狭くなるくらいの盛況。廣瀬代表の開会あいさつに始まり、梶賀さんが締めをされましたが、関係者の方々が20年間の歩みを振り返りながら祝辞、メッセージを送りました。廣瀬さんは会場内をインタビューしたり、スピーチを求めたりもしました。



 アトラクションも梶賀さんがリフトされたり、若い所員たちのミュージカルダンスなどパフォーマンスで盛り上がりました。



 研究所では8月21日、22日と仙台市青年文化センターシアターホールで、オリジナルミュージカル「chain~いのちのキズナ~」を公演します。詳しくはHPでご覧ください。 (八木)

 

インフォメーション ★ 映画「降りてゆく生き方」in仙台市

2010-08-15 12:58:30 | Weblog
みの字です。インフォメーション:映画のご案内です。

武田 鉄矢 主演。映画「降りてゆく生き方」(←クリックください)

■日程:8月28日(土)
■時間:14:30(開演)/14:00(開場)

■特別ゲスト&トーク:
森田貴英さん(映画「降りてゆく生き方」脚本・プロデュース)

■会場:イズミティ21(仙台市泉文化創造センター) 大ホール
(仙台市泉区泉中央2-18-1/電話  022-375-3101)

■河北新報社/仙台市/仙台市教育委員会後援

 高度成長期の「昇っていく時代」から、今は、「降りていく時代」。そんな時代の実在の生き方が紹介されています。

「奇跡のリンゴ」の青森県の木村秋則さんもモデルです。

モデルのひとり、「発酵道」の千葉県香取郡の(株)寺田本家寺田啓佐さんも素敵な人ですよ。



お時間があれば、是非、ご覧ください。


星の流れに  生田 卍 ライブ  

2010-08-15 12:07:37 | 講師のご活躍
みの字です。4月8日朝会で、「アジアとの出会い  共生社会とのヒント」で講演してくれた同級生 河合塾講師 NGO活動家 生田卍(いくた・まんじ)氏のライブが 8月4日(水)国分町のAja's(エージャス)でありました。

   

いつもは、スポンサー付きなので、社会派の曲が多いのですが、その日は、彼のお好みの曲で・・・。

軍歌を全く創らなかった服部良一、闇の女と呼ばれた街娼に転落した満州帰りの女性が新聞に投書しているのを見た清水みのるが、憤りをこめて書き上げた詩に利根一郎が曲をつけた「星の流れに」等。

浅川マキ  かもめ  少年

蘇州夜曲 服部良一、なんと小学生の修学旅行で蘇州を訪れたときに、メロディができたとか。

プカプカ

東京ブギブギ

デスペラード イーグルス

星の流れに 終戦記念日に聴くのも(涙)です。

などなど。ロックで。

感動の昭和の曲が沢山、聴けました。ソウルですね。また、機会があればご案内しますので、是非、聴きに来てくださいね。

※Aja'sは、プロのミュージシャンたちが、無料でライブをやってくれるお店です。

超音波でいれる黒ビールは、うまい!です。それに安い!

はなもくゆかりの人たちとも何人か、御目にかかったことある、ちょっと不思議なお店です。








『月刊 素晴らしい山形』

2010-08-09 20:24:32 | 会員の活動
 『月刊 素晴らしい山形』は、山形三吉さんこと相澤嘉久治さんが編集発行する雑誌です。

 相澤さんは1992年7月2日に「素晴らしい山形について」と題して講演し、郷土に対する思い入れを熱弁されました。またはなもくの蕎麦会を始めるにあたっても、お世話になりました。

 さてこの月刊誌には、相澤さんとのご縁で幹事の浦井さんが蕎麦について連載されていますし、時折幹事の穴澤さんも紙面に登場されています。

 例会では浦井さんが持参されますので、どうぞお読みになってください。写真は少し前の6月号のベニバナの表紙です。(八木)

七月十日は灰の町

2010-08-07 10:02:56 | 例会案内/報告
8月5日朝会は、「七月十日は灰の町」(河北新報社)「八木山物語」(河北新報出版センター)の著者 石澤 友隆(いしざわ・ともたか)さんに、仙台空襲と戦争中のことについて講演いただきました。

   

アジア太平洋戦争と最近ではいうそうですが、48カ国を相手にした戦争。半年で3.4倍に拡大した国土は急速に縮小し、東北にも一日に3000機の艦載機による空襲が行われるようになったとのことでした。

「仙台は歴史のある素晴らしい町だけど、七月十日は灰の町」と予告ビラがまかれていたそうです。

元新聞記者らしい幅広い情報の取材をもとに、B29百機による仙台空襲の前後の状況について、お話いただきました。

   

朝会では、久しぶりに25名、学生さんたちも参加されました。若い人たちにも戦災の記録が伝わり、石澤さんも大変喜ばれていました。

今では、日本とアメリカが戦争したことすら、全く知らない若者たちもいるとのこと。

戦災を忘れず、伝えていく事が、次の世代の平和を願う心を育てていく、そんな感想をもちました。

石澤様、貴重なお話ありがとうございました。

   

会場をでると、青空の真ん中をとても長い飛行機雲? 飛行機雲を見ても、きれいだと思いました。今は本当に平和な時間が流れているんですね。


/みの字


移動例会を楽しもう!

2010-08-05 14:20:31 | Weblog
 「はなもく」の定例会は、毎月第一木曜日・朝のホテルメトロポリタン仙台での例会と、第三木曜日・夜の東北工業大学一番町ロビーでの夜会だが、各界の人士を講師に招き、その道のプロなればこその、普段は聞くことのできない話が聞けるのが大きな楽しみだ。

 このほかに会員の懇親を深めるため、随時移動例会を実施している。昨年は、鎌先温泉・湯主一條訪問、恒例の山形蕎麦の会、ベニーランド観桜会、薬莱山麓山菜採り、月見の会を実施した。酒蔵探訪や花火の会を実施したこともある。

 定例会で真面目に講師の話を聞くのもいいが、移動例会でリラックスしあちこち遊学するのも楽しい。会員からの様々な移動例会の企画の提案を歓迎します。(幹事 浦井雄治)