はなもくブログ

平成元年、仙台に重層的なヒューマンネットワークをと結成された、異業種交流会「仙台はなもく七三会」の活動を紹介します。

「湯主一條」を訪ねて

2009-02-18 16:25:29 | 例会案内/報告
 今期初めての移動例会は、1月24日に白石市の鎌先温泉「湯主一條」を訪ねました。

 まず一條達也社長に、館内をご案内いただいきました。宿泊用の新館では、宴会場をやめてつくったというスイ-トルーム2室に一同感嘆。他のモダン和洋室もそれぞれにこだわりの工夫があって、うならされました。

 大正ロマンただよう本館は、外観が「千と千尋の神隠し」ばり。もともと湯治客の部屋を、食事をとる個室料亭に変えたそうです。建物については、写真を掲載しませんので、どうぞ直接お運びください。

 さらに一條社長にはおおむね次のような講演をしていただきました。



 「キーワードはタイムスリップ。泊まる新館と大正ロマンの本館で時音の宿とした。本館は湯治客の減少に対して、個人料亭にしたいという若おかみのアイデアを活かしている。」

 「普通じゃない旅を提供したい。たとえば食事の時間は宿の都合でなく、お客様の自由にしている。仙台牛か魚がメインだが、これも料理がスタートしてからお客さまにお聞きしている。大変だが、厨房とサービススタッフの協力で行っている。」

 「コミュニケーションワードはHATAGO。昔から愛されている本物の旅館の総称だが、粋で格好いいがちょっとつつっぱっているイメージ。この想いをお客さまに伝えていきたい。」

 この後にはお膳で会食。味を堪能しつつ、一條さんと懇談しました。



 ちなみにある参加会員は、帰り際に結婚記念日の宿泊を予約。夕食のときにやはりサプライズ企画(ネット上なのでヒミツ)があったそうです。スタッフの対応も褒めていました。