日々是好日

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友達からのメール

2014年11月09日 | 日記・つぶやき
夜中に目が覚めて、何気なくメールをチェックした。
何時もはそんな事しないけど(この頃のケイタイは
パソコンを立ち上げなくてもパソコンに来たメールが
読めるので、とっても便利だ)
着信を知らせるランプが点滅していたので開いてみた。

点滅していたのは、ケイタイに来たメッセージRで
私の中では「迷惑メール」のカテゴリーに入るものだったが、
パソコンの方に来ていたメールに、友達からのものが入っていた。

久し振りのその友達のメールには「病気」の知らせが記されていて、
もうじき手術を受けると書いてあった。

私はショックでその後眠れなくなり、
気を紛らわそうと、朝まで本を読んだりして過ごした。

世の中で最も不幸せなのは、若くして夫に先立たれ、
頼るべき人もお金も無く、ひとり寂しく老いて行く事だと
思っていたのだが、
当の私がその「もっとも不幸せ」な境遇になり、
最初のうちは夫が亡くなった事を嘆き、
自分の不幸せを嘆いた。

だが、今はどうだろう…

少なくとも自分の事を最も不幸せな人だとは
思って無い。

食事に誘ってくれる友達がいて、遊びにおいでと言ってくれる
友達がいる。
そうした人たちの心が、私を支えてくれた事に感謝したい。

図書館まで歩いて行って来た帰り道、
雨上がりに少し煙った山の木々が、
ほんのりと色付いているのを見た。

やがて木枯らしが吹き、雪が舞う季節になっても
時が経てば必ず芽吹きの季節が来て、
花の咲く季節が来る。