日々是好日

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着物が縫いあがってきた

2013年03月29日 | 日記・つぶやき
仕立てに出していた着物が出来上がった。

一緒に頼んでいた、浜ちりめんと丹後ちりめんも
染め上がった。

反物も白生地も頂き物だ。

紬の反物は母が私くらいの歳の時に買ったものらしい。

白生地は知り合いから頂いた物だが、
その方が買ったものなのか、頂き物なのかは不明。

しかし、プロの目は鋭かった。

どれもかなり月日が経っているので、
ひと手間かかるとの事だった。

伝票には防カビ加工・臭い取り地入れ
再練…などの文字が並ぶ。

意味は分からないけど、大した金額ではなかった。

染め代も思ったよりは安かったし、
これに八掛や胴裏を買って、仕立てたとしても、
デパートでスーツを買うよりも安い。

生地がシルクで、流行に左右されない事を考えたら、
なかなかに、経済的。

京都に住んでいると、何処かしらに和装関係の知り合いが居る。
昔に比べるとかなり数は減ったが、
それでも、私なんかの伝手でも、
仕立てや染め物を扱ってくれる人が割と簡単に見つかった。

母もそんな伝手で反物を買ったのだろう。

今度は作った着物を着る事と、染めた反物を仕立てる事。

反物に合わせて八掛を選んだり、
帯揚げや帯締めの色合いを考えたりするのも楽しい。