次男ケンジ、27年間勤めた「東テレ・テクノマックス」を本日で依願退職。
2年ほど前から会社には話をし、やっと実現の運びとなったそうだ。
専門職、彼しかできない番組もあるので会社に迷惑がかからないように彼なりの配慮らしい。
2年前と言えば彼は48歳、驚きを隠せず引き留めたけれど彼の意思は固かった。
流石にお兄ちゃんの召天は想定外だったようだけれど。
2024年7月24日、私に「報告だけれど」と前置きがあり、9月末で退職決定と告げられた。
いつも「相談」ではなく「報告」
高給取りから無収入生活への転換。
お金を稼ぐ生活から誰かの為に働く人生を選んだ彼、それも彼の生きかたと受け入れることにした。
仕事を辞めたら自宅に籠る父親を誘って3人で礼拝に行こうと思っていると・・泣かせるねぇ!
「お父さんには自分から伝えてね」、そして「私たちをよろしく頼む」と付け加えた。
老いては子に従え! 「まだ頑張れる、大丈夫」とは言わないことにした。 give up!
父親には8月13日、2人だけでAOI国際病院に面会に行く車中で話したそうな。
そして2日後8月15日に長男ヒデミは突然、本当に突然天国に旅立った。
ヒデミ51歳、ケンジ50歳。息子たち二人とも未知の出発である。
15日、葬儀打ち合わせで夜遅くなった山中牧師をお送りする車の中でケンジは胸中を告白。
20日には日出海の亡骸に逢いに来てくださった石田先生ご夫妻をお送りする車中で告白。
仕事を辞めて「老父母」に寄り添いたいと彼の優しさをどちらからも聞くことになる。
礼拝にも行けないほど忙しかったケンジ、頑なに自宅に籠る夫と3人で礼拝できることに。
何という人生、何という展開、神さまの計らいと信じ、素直に感謝して受け取ろう。