「亭主の好きな赤烏帽子」ならぬ「息子の好きなくまモン」

小学館『偉人伝シリーズ』の第61作目に、同シリーズ史上初となる人間以外の主人公として「くまモン」が登場。
8月1日発売を前に先行予約で手に入れ、早速読みました。

長男のくまモン好きは・・・玉川高島屋に買物に行ったとき、九州物産展開催中に来ていたくまモンが車椅子の長男を見つけて近寄り「ハグ」してくれた時からです。

2013年6月のこと。
その頃はまだ無名のくまモン、今ではすっかり人気者です。

命の選択

夕方 5時40分　携帯が凄い音で緊急速報メールが入りました。
「高齢者、体の不自由な方は避難準備開始を」という内容で、どちらも該当者。

万が一の緊急避難は近くの教会と家族で話し合ってはいましたが、いざ現実のこととなるとそう事は簡単ではありません。
長男の荷物だけでも気管切開の吸引機、遺漏の薬や食事それに伴う注入器、大量のおむつ等など。
たとえ無事に避難できたところで命を繋ぐのに数時間ともたないのではと思われます。

「ねぇ　ここにいてもしもの時にはお母さん達と一緒に天国に行こうか。」と長男に聞きました。
大きくコックリと頷く長男。
この選択が良いかどうかはわかりませんがこれが我が家の現実。

不安も恐れもなく時間が過ぎ、外を見れば雨も風も止み静かな夜となりました。
明日も豊かな礼拝を祈りつつ、眠りにつきます。

暑い日にあつい祈り

今日の祈り会は　２１名+子ども4名の出席。
猛暑の中であつい祈りがささげられました。
「祈り会は教会の発電所」です。

「ワンダー 君は太陽」 一人で泣きました

先週買って読んだ本、今日は長男のレスパイト中に映画化された「ワンダー　君は太陽」を観ました。



原作にかなり忠実に撮られています。
主人公のオーギーはじめパパママ、お姉さん、友達、校長先生などの名演技がこれまた凄い。

本で流した涙よりもっともっと切なく、あったかく、やるせなく感動でいっぱいの涙がこぼれました。
まさにwonder

暑～～い

長男、明日から3泊4日のレスパイト（介護者休息の為のステイ）
待ち遠しかったのはこのところの猛暑で身体が疲れているのかもしれません。

ホッと安心、感謝!!

長男の車いす、「もう限界」と思っていたここ数日。。
かねてから試作懸案中のフルオーダー車椅子、今日から使用OKとなりました。
大きな身体、長い足、体動の激しい長男にピッタリフィット。
思わず長男に笑顔がこぼれました。
我が家のHondaＮbox（軽自動車）にも乗るようにして下さり、驚くようなロボット博士の凄わざに感謝。

礼拝出席、守られて

長男は引き続き投薬の調整中です。
火曜日から再び変更があり、その為か毎日何度か不随意運動や振顫があり、治まると微熱が出て、約一時間ほど暴れる長男の体を抑えながらのクタクタの週末でした。

写真の車椅子、左手のひじ掛けがとうとう壊れてしまい、紐で結んで応急措置です。

そんなこんなで今日の礼拝ははたして行かれるかしらと案じながら祈りながら教会に向かいました。
松見俊牧師のメッセージでしたが、病の癒しと魂の救いについて語られている最中に不随意運動の前兆か？と慌ててサイドルームに移動しましたが、特に心配したこともなく、今日も祝福をいただいて帰ることが出来ました。

毎日が非日常で緊張の連続ですが、これこそ恵みの連続ってこと、感謝のてんこ盛りです。

今朝のデボーションは「はじめの一歩」

今朝のデボーションは旧約聖書「箴言」20章
「人の一歩一歩を定めるのは主である」（箴言20：24）

長男が青年のころ、礼拝の賛美グループ「はじめの一歩」でベースギターを担当していました。
ネーミングの由来がこの個所からと教えられ、聖書通読で3年毎にこの聖句を目にします。

主を賛美することを大いなる喜びとしていた長男が声を失い、今は心で賛美を捧げる者となりました。
因みにこのオベーションギターは現在JOYチャペルの礼拝で用いていただいています。

あらためて感謝‼

長男は先月から薬の調整中です。
このことは以前もブログに書きました。

不随運動や発作を薬で抑えることは容易いそうですが、同時に感情表出まで落ちてしまいます。
訪問医のK先生は日出海の生活スキルをもっと上げ、体動をセーブするようにと何度も薬の量や種類を調整してくださっています。
お蔭でここ一週間はとっても笑顔が多く、コミュニケーション（と言っても、頷きや目線での感情表現）が取れるようになり、体動も以前より少なくなっています。

今日は奇しくも看護や介護の方に「こんなに熱心に診てくださる先生は珍しい」と言われました。
言われてハッと気づく私。　「ボ～っと生きてんじゃ～ねーよ‼」ってチコチャンに言われそう（笑）
当たり前ではない「有難い事」と感謝、恵みを実感した一日でした。

映画「羊と鋼の森」

長男がデイサービスの間に映画「羊と鋼の森」を観に行ってきました。
原作を一年ほど前にドキドキしながら読みましたので、映画化されたと聞き、是非と期待していました。

ピアノの調律師の話しです。
「音」って、文章に書くことも映像化することもあまりにも捉えようがなく幅広く自由奔放です。
神様はこの「音」（音楽）をもって主を褒めたたえるように人間を造られました。

映画を観ながら二人の姉妹が実に楽しそうにピアノを弾くシーンがあります。
私はこれまでの人生であんなに楽しくピアノに向かったことが無かったと胸があつくなりました。
辻井伸行さんのピアノも感動でした。

さわやかな風を感じた一日でした。