祈り

2024-08-11 | 個人的なこと

先週は長男のことで緊張の日々を過ごしました。

白血球、血小板、血圧が異常値で「播種性血管内凝固症候群」との診断。

(播種=種まき 血管の中で血が固まってしまい身体の何処かにばら撒かれる病気)

血栓が飛ぶ場所によっては多臓器不全で命にかかわる重篤な状態になる。

3日間は急変に備えるようにとの事でした。

 

1日目、2日目、3日目

 

今まで事あるごとに多くの方に祈りを乞い、癒しを祈っていただきました。

その度に主は私たちの祈りに応えて下さり、恵みと奇跡と感謝の連続でした。

 

今回も当然のように必死で「癒し」を祈ろうと・・はて?神さまのみ心は?

「アッパ、父よ、あなたは何でもおできになります。・・・しかし、わたしが願う事ではなく、み心に適うことが行われますように。」(マタイ14:36) ゲッセマネの祈り

 

3日間、思い煩いを捨て心を静めて「み心がなりますように」とだけ祈ることにしました。

 

緊張の3日が過ぎ、何と神様は長男をまだまだ生きる者へと導かれました。

主はヒデミをご自身の栄光の為にまだ命の息を吹き続けておられる。

 

トマスのように釘後に指を入れてみなければ信じられないわたしがいます。

しかし、主は弱いわたしに答えて下さった。

なんだか神様のお心を試したようですけれど、スッキリ滅茶苦茶嬉しかったです。

 

 

 

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あれから3日が過ぎ安堵です。

2024-08-09 | 長男のこと

長男「播種血管内凝固症候群、何処に血栓が飛ぶかわからないので急変が起こりえる。3日間何事も無ければ」と医師に言われて緊張の3日が過ぎました。

詳しいことは分かりませんが、血圧も平常にもどったようで一安心といったところでしょうか。

気にかけて下さった方から励ましの言葉と共にみ言葉が届きました。

 

人からのみ言葉はやがて神様からの「コトバ」になりました。

感謝して書き留めたく・・・

 

詩編145:17~19

「主はそのすべての道に正しく、そのすべてのみわざに恵みふかく、
 すべて主を呼ぶ者、誠をもって主を呼ぶ者に主は近いのです。
 主はおのれを恐れる者の願いを満たし、またその叫びを聞いてこれを救われます。」

 

 

 

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また聞いたこともない病名が・・・

2024-08-06 | 長男のこと

長男のAOI国際病院から電話がありました。

発熱があり、CT・血液検査をしたので結果説明をするとの事でした。

 

聞いたことのない病名をこれまで何度告げら、何度涙したことか。

「播種性血管内凝固症候群」、原因は「誤嚥性肺炎」との診断。

早期診断と早期治療が求められる重篤な状態だそうです。

3日間もてば薬が効いたと思って、緊張して待機するよう言われました。

 

「思い煩いは何もかも神にお任せしなさい。神があなた方のことを心にかけていて下さるからです。(Ⅰペトロ5:7)

 

このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。 そればかりでなく、苦難をも誇りとします。わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、 忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。 希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマ5:1~5)
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新しい道、未知の道

2024-08-01 | 家族のこと

8月になりました。

今日から我が家は新しいライフスタイルになります。

このところメッキリ足が弱ってきた連れ合い、階段で転んだら一大事。

1階の長男の部屋に寝室を移動することを何カ月も前から思案していました。

長男の病状が思わしくなく決めかねていましたが、「今でしょう!」と決断。

この部屋なら段差も無いし、トイレも洗面所も手すりもあるので安心です。

 

結婚50年、喧嘩しながらも一緒に枕を並べていた連れ合いと別室になります。

処分したベッド、後に残るのはゴミとホコリ。+「思い出」と書いておこう。

私自身やはり万感迫るものがあります。

 

祈り会で出エジプト記20章(十戒)を学んでいますが、今日は「盗むなかれ」

夫の尊厳を奪ってはいないだろうか、深く考えさせられました。

良かれと思っても大きなお世話、人権侵害になったり他者の心を傷つけることも。

よくよく話し合い、本人の心の底の底にある思いや辛さに傾聴すること。

イエス様の愛の眼差しに倣いたいと切に祈りが深まります。

 

長男の面会、笑顔にホッとする時もあれば目覚めなくて肩を落とすことも。

たとえ眠っている日でも話しかけ、身体を摩り、祈ります。

そして「優しさの贈り物」(片柳神父著の短い書)を読みます。

 

今日は読み聞かせながら私自身が思わず「ウッッ」と嗚咽してしまいました。

 

「唯一の道」というタイトルです。

 

  選んだ道が、本当に正しい道なのか。

  それは誰にも分かりません。

  大切なのは、

  選んだ道を最後まで走り抜くこと。

  最後まで精いっぱい走り抜いたなら、

  その時はその道は

  自分にしか走れなかった道。

  自分にとっての唯一の、

  正しい道になるのです。

 

 

 

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回復医療開始 備忘録

2024-07-25 | 長男のこと

終末期(看取り)医療から回復期医療に移行 とのことで、具体的な内容は分からないのですが、10分面会で気付いたことを書き留めたく。

栄養も吸収するのに体力消耗するらしく、暫くは朦朧とした日が続きました。

 

7/22(月)から栄養アップして「エルネオパ1000㎖」(在宅時よりは少ない)に変更。

注)胃ろうからの栄養が入らなくなりCVポート増設、それも使えなくなり現在はPICCから)

 

7/25(木)面会でばったりお会いした担当医から「リハビリを始めます」と告げられました。

また一歩前進でしょうか。

 

今日の長男、チョッピリ笑顔が出るようになりました。

 

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「感謝」がまたひとつ増えました

2024-07-18 | 長男のこと

 

長男、4月に「膿胸」で緊急入院し、AOI国際病院長期療養型病棟に転院して約2カ月が経ちます。

コロナの影響で「面会は週一回」という療養型病院が多い中、毎日会えるのは何と幸いなことか。

最初のうちは昏睡・小康状態で・・・

いつ天国に招かれてもと委ねつつ心の準備もしながら面会の10分間を祈りつつ過ごしました。

 

1ヶ月ほど前から面会時間になると目を開け身体を動かして私たちを待つようになってきました。

動く、笑う、涙する、こんな些細な変化が何と喜びか。

手足をさすり、背中に手を入れて揉むたびに痩せて骨がゴツゴツと私の手に当たる。

神様に委ねた命とはいえ、やせ細っていく姿を視続けるのはこれまた親として切ないものです。

 

昨日、3人で面会に行った時に担当医が今後の方針を提示してくださいました。

それも突然で耳を疑うような内容でした。

 

「これまでは終末(看取り)医療をしてきたけれど、回復医療に移行したいが」との事。

血液検査、胸のCT検査の結果が良好な事、膿胸のウミも抗生薬が効いて抑えられていることなどから、点滴や遺漏からの栄養等々を様子を見ながら体力をつけていく方向を試みるそうです。

 

肺炎や膿胸のリスクも消えたわけではないけれど、「急変」の心配は少し遠のいたようです。

 

「生命は神様お一人のご支配の中にある」

生死は私たち人間には知りえない事だと知識ではなく信じて心に刻みます。

神様の栄光の為に長男は再び命の息を吹き込まれました。

 

我が家のリビング出窓には「感謝のガラスの器」があります

感謝の見える化」・・・感謝!と祈るごとにビー玉を1個入れるのです。

またひとつ感謝のビー玉が増えました。

 

 

 

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主のいない部屋

2024-07-16 | 長男のこと

主(ぬし)のいなくなった部屋。

10年間、我武者羅に過ごした思い出がいっぱい詰まっている。

恵み、奇跡、喜び、笑い、涙・・・沢山の出会いと励ましに支えられた日々。

 

もう戻ることは決して出来ないのに、片づけるのを躊躇する私がいる。

私を気遣ってか、同じ思いなのか、連れ合いも次男も片づけたらとは言わない。

 

主(ぬし)はいなくなったけれど、主(しゅ)は昨日も今日もこれからもここに居られる。

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次男の誕生祝

2024-07-13 | 家族のこと

次男、50歳の誕生日を迎えました。

あっという間です。

お祝いは定番のお赤飯と刺身と煮物etc. 母の下手な手料理です。

ケーキは名前入りのホールケーキ。

「ローソク何本お付けしますか?」と聞かれ、まさか50本とも言えず(笑)

 

いっぱしの意見を言うようになったし、私たち親側も聞く耳を持つようになりました。

そりゃそうだ、ひとり身とは言え50歳と言えばイイ大人ですもの。

会社でもそれなりに責任ある仕事をきっちりとこなしているみたいだし。

 

頼りない、頼らない、頼れない・・・と思っていた次男に最近は頼りっぱなしです。

”世話にならないように”と思って生きてきたけれど、これからは喜んで世話になろう。

頼られてこそ成長するし、頼ってこそ謙遜を知ることになると思わされる昨今です。

 

宜しくね!と言ったとたん「7~8月はオリンピックがあるから超多忙」と言われてしまった。

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「九十歳 何がめでたい」観てきました

2024-07-10 | 個人的なこと

 

思い立って久しぶりに映画を見に行きました。

「九十歳 何がめでたい」

何年も前に読んだ本だけど大好きな佐藤愛子さんの切れ味の良さが忘れられない。

ひとつ読んでは「そうだ、全くだ!」と老いの醍醐味にほくそ笑んだものです。

 

主演は草笛光子さん、私が白髪染めをやめるきっかけになった憬れの君。

そうは言ってもあちら様は生まれつきの美形、それにスタイリスト付きです。

憬れたって月とスッポン、あんなにきれいな白髪スタイルにはなれっこないのですが。

 

今日は連れ合いも次男も留守、是非劇場へ足を運びたいと思い立ったわけです。

ラゾーナ川崎、109シネマズ。

 

大ヒットのうわさ通り、高齢者とその付き添いで席はいっぱい。

「ゴホン、ゴホン」とむせるのは仕方ないけれど・・あちこちでスマホも鳴る

まあ、ご同類かと苦笑いです。

感想?? それは観てのお楽しみ(佐藤愛子さん風?)

 

映画の後は長男の面会。

初めて電車で行きました。

京急川崎から大師線の終点、小島新田下車、徒歩3分。

 

今日もアイパッチを開けたら大きく目を開けて待っていてくれました。

たまたま巡回にきた看護師さんが「あら分かるのねぇ」何て驚いていました。

 

担当医の先生にも看護師さんにも笑顔で感謝を現わせると良いな。

「愛は伝染する」と、素敵な励ましの言葉をいただいたばかりです。

 

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我が家にも来ました! 渋沢栄一(笑)

2024-07-07 | 個人的なこと

 

連れ合いの兄さんから「叔父さんからのお見舞い」と長男宛に渋沢栄一が届きました。

七十七銀行支店長だった兄、記念コインや新札が出る度ごとに送ってくれます。

 

「渋沢栄一とは深いつながりでねぇ」と電話口で説明が始まる。

 

明治11(1878)年、宮城県で初めてとなる銀行「第七十七国立銀行」が業務を開始しました。その創立には渋沢栄一が深く関与しています。 渋沢栄一は明治5年(1872年)に公布されたわが国最初の銀行法規である「国立銀行条例」の起草を担当しました。

 

ニュースでみたアレ、早速手に取るとやはり感慨無量。

だから何なのよ、って話ですけれど兄の心遣いに感慨無量です。

 

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