長男、4月に「膿胸」で緊急入院し、AOI国際病院長期療養型病棟に転院して約2カ月が経ちます。
コロナの影響で「面会は週一回」という療養型病院が多い中、毎日会えるのは何と幸いなことか。
最初のうちは昏睡・小康状態で・・・
いつ天国に招かれてもと委ねつつ心の準備もしながら面会の10分間を祈りつつ過ごしました。
1ヶ月ほど前から面会時間になると目を開け身体を動かして私たちを待つようになってきました。
動く、笑う、涙する、こんな些細な変化が何と喜びか。
手足をさすり、背中に手を入れて揉むたびに痩せて骨がゴツゴツと私の手に当たる。
神様に委ねた命とはいえ、やせ細っていく姿を視続けるのはこれまた親として切ないものです。
昨日、3人で面会に行った時に担当医が今後の方針を提示してくださいました。
それも突然で耳を疑うような内容でした。
「これまでは終末(看取り)医療をしてきたけれど、回復医療に移行したいが」との事。
血液検査、胸のCT検査の結果が良好な事、膿胸のウミも抗生薬が効いて抑えられていることなどから、点滴や遺漏からの栄養等々を様子を見ながら体力をつけていく方向を試みるそうです。
肺炎や膿胸のリスクも消えたわけではないけれど、「急変」の心配は少し遠のいたようです。
「生命は神様お一人のご支配の中にある」
生死は私たち人間には知りえない事だと知識ではなく信じて心に刻みます。
神様の栄光の為に長男は再び命の息を吹き込まれました。
我が家のリビング出窓には「感謝のガラスの器」があります
「感謝の見える化」・・・感謝!と祈るごとにビー玉を1個入れるのです。
またひとつ感謝のビー玉が増えました。