訃報 星野富弘さん

2024-04-30 | 個人的なこと

 

 

星野富弘さんの訃報を「KiriShin」で知りました。

4月28日、呼吸不全のため、みどり市内の病院で逝去、78歳。

私もほぼ同じ年齢です。

 

詩画集、カレンダー、絵葉書に書かれた言葉・絵にどれほど励まされたことか。

「生きる」ことは「生かされること」、神の手中にある「命」です。

 

今日も家族3人で長男に面会、そのあと長期療養型病院を見学に行ってきました。

特殊な看護が必要なため、受け入れ病院の判定会議でOKが出なければ入院できません。

富弘さんの「呼吸不全」を知り、心がチクッとしています。

 

 

 

 

 

 

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心機一転

2024-04-29 | 個人的なこと

 

心機一転、髪をバッサリ切りました。

在宅介護になって10年ほどロングヘアーで後ろにクルっと髪を束ねていました。

歳とともに「切れ毛」が増えてきて何とかしなきゃと思っていた矢先。

若かりし頃のショートに戻って気持ちだけでもぐ~~~んとアップさせましょう。

 

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再転院

2024-04-25 | 長男のこと

  

長男を最後まで家で看ることだけを喜びとしてこの10年過ごしてきたのですが・・・

私たちの希望や頑張りではもうどうしようもない、委ねるしかない「時」がきました。

在宅医M.K先生の見解と私たちの限界を素直に認めて方向転換前進することにしました。

 

上白根病院退院後の長期療養型病院をケースワーカーと在宅医M.K先生に紹介して頂きました。

神様が先立って導いてくださる場所は何処なのか、祈りつつ次男と病院訪問をしています。

 

「レニー・リノート#250」(大谷レニー著)にグラハム・ベルの言葉が紹介されていました。

嘆いて涙している私に語りかける言葉でした。

 

 「一つのドアが閉じればまた別のドアが開く。

  しかし、私たちはその閉じたドアの方ばかりを見続けて、

  私たちの前に開いたドアを見ようともしない。」

 

既に別のドアは開かれています。

主が先だって行かれる場所は主が共におられる場所。

恐れることもおののくこともないのです。

 

嘆きではないのですが・・でも、でも・・涙がポロリと・・自然に出ちゃうんです。

 

 

 

 

 

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次のステージへ

2024-04-22 | 家族のこと

4/22(月)

在宅医M.K先生が上白根病院のN主治医と面談、長男と面会に来てくださいました。

双方の医師、お忙しい中で月曜10時とアポが取れたのが奇跡。

上白根病院の看護師が「ここまでしてくれる在宅医は初めてです!」と感動しておられました。

そういえば、何度入院先の病院に医師面談に駆けつけて下さったことか、今更ながら有難い事です。

 

私たちの願いは「在宅」、最後まで家で過ごさせてあげたいのです。

でも・・・

病気の状態をご覧になって長男が苦しまない選択、私たち家族の状況、私の限界もご存じのM.K在宅医アドバイスを真摯に、そして信仰をもって受け止めたいと決意しました。

 

これまで何度も何度も「まさか」の坂を下ってきましたが、今度は方向転換して上り坂です。

 

一昨日、祈りと共にY牧師からいただいた主のみ言葉を書き留めましょう。

(今日、病床の長男にこの聖句を耳元でささやきました。M.K医師もご一緒に)

 

 「主御自身がヒデミに先立って行き、主御自身がヒデミと共におられる。

  主はヒデミを見放すことも、見捨てられることもない。

  恐れてはならない。

  おののいてはならない。」  (申命記31:8)

 

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上白根病院に転院しました。

2024-04-18 | 長男のこと

長男、本日(4/18金)聖マリアンナ横浜西部病院から上白根病院に転院しました。

8時半までに病棟に迎えに来るようにとの事で。

退院手続きやら支払い(個室自己負担分23万円)を済ませいよいよ聖マリ退院です。

 

介護タクシーで看護師さんも同乗、酸素ボンベや吸引器も携帯して出発したのが9時半。

次男同伴で 自宅聖マリ上白根病院聖マリ自宅上白根病院自宅上白根病院自宅

あれが足りない、退院時これを渡し忘れた、オッとあれも届けて等々、行ったり来たりですゎ

本日の走行距離150キロ 最後に「お疲れディナー」も入れて延べ活動時間13時間

 

肝心の長男ですが・・・

朝から目を閉じたまま、表情もうかがい知ることは出来ませんでした。

私は入退院の手続きやら医師看護師との面談質問攻めでアップアップ、声を掛ける暇もありません。

 

今日から始まる上白根病院での治療に期待して、どんなことにも どんなことになっても 日々喜び感謝祈りを重ねて過ごそうと疲れた心にみ言葉が示されました。

 

 「いつも喜んでいなさい。

  絶えず祈りなさい。

  どんなことにも感謝しなさい。」 (Ⅰテサロニケ5:16~18)

 

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回復に向かっています。

2024-04-12 | 長男のこと

 

担当医から「小康状態です。炎症の数値も良くなりました。」と耳を疑うような報告。

  小康状態って何?

調べたら・・「悪化していたものがやや回復し、なんとか落ち着いている状態のこと」

      「危篤から一転して徐々に回復が見られる状態のこと」などなど。

 

担当医は続けて「胸の膿は残っているので時々発熱もあり、抗生薬投与継続の必要があります。」

膿を取り除く積極的治療は長男の体力からリスクが大きく、抗生薬治療のみを選択しています。

聖マリは急性期病院なので治療の方向が決まったら回復期病院で治療を継続するそうです。

それで・・・来週木曜日に【上白根病院】に転院することになりました。

 

今日の面会では久々の笑顔。

長男の目にはウッスラ涙、拭いても拭いてもこぼれます。

 

どう祈ったら良いのか分からなかったわたし。

皆さんの執り成しの祈りに支えられ、何よりイエス様が先だって祈っていて下さった。

主は長男に再び息を吹き込んでくださいました。

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どう祈ったらいいのか?

2024-04-08 | 個人的なこと

長男の緊急入院から今日で6日目。

在宅医M.K先生から「治療結果が出るまで何も考えない、考えちゃダメです!」と言われ。

考えないようにと思ってもねぇ。胸がチクチク、ズキンズキンしてきます。

どう祈ったら良いのか?祈る的が定まらない。

家にいたたまれず散歩に出かけました。

思考停止状態でただただ「主の祈り」を繰り返し祈りながら無心で歩きました。

江川せせらぎ遊歩道、桜が満開でした。

 

夕方、病院に行きました。

まだ個室にいて面会はできましたが発熱?アイスノン枕をあてていました。

「膿胸」治療続行中、看護師さんから何の報告もなくあっという間に10分は過ぎました。

聖マリ横浜西部病院入口は桜のトンネル

 

この季節、例年は桜を追いかけて何処へ行こうかとお花見を楽しみにしていた私。

今年の桜は全く感動もなく、綺麗とも映らず、風情も感じらません。

人の心とは摩訶不思議なものです。

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面会2回目は目を覚ましていました

2024-04-06 | 長男のこと

 

面会が4月から緩和されたとはいえ「個室のみ、同居家族2名まで、平日のみ10分」等々厳しい。

逢える時に逢っておかなきゃ!

4月5日、2日連続で面会に行きました。

たまたま起きていてホッと嬉しくなりました。

皆さんがお祈りくださっていることを伝えました。

JOY祈り会で賛美して下さった「静けき河の岸辺を」(新生520番)を一緒に聴きました。

 

「苦しみ悲しみの中にあっても主の言葉を思い出す」

Easter礼拝坂西牧師最後のメッツセージが心に浮かび、暗唱聖句を耳元で伝えました。

 

 「¹主はヒデミの牧者であって、ヒデミには乏しいことがない。

  ²主はヒデミを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。

  ³主はヒデミの魂をいきかえらせ、み名のためにヒデミを正しい道に導かれる」

                詩編23編1~3節(口語訳)

 

お見舞いならここまででしょうが・・・

目覚めているうちにと迷いもなく導かれるままに4節も伝えました。

 

 「⁴たといヒデミは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。

  あなたがヒデミと共におられるからです。」

 

天国に行くことになるかもしれないけれど、イエス様が一緒にいて下さるから大丈夫。

お父さんもお母さんもケンジも順番は分からないけれど招かれるところは同じだから。

 

ウンともスンとも頷きも有りませんでしたが、涙を流すこともありませんでした。

傍で聞いていた連れ合いは唖然とした顔をしていましたが、何も言わず頷いていました。

臆せず口に出せた私、「あぁChristian homeなんだ」と思わず平安と感謝が溢れました。

 

とは言え、抗生剤投与は試案しながら継続中、経過結果はまだ先が見えません。

 

在宅担当医のM.K先生に入院経過報告とご相談に行きました。

今回の入院で次のステージに入ったこと、今後の事など沢山のアドバイスを頂きました。

「治療結果が出るまで心配は止めましょう。今は考えない!これが大事!」力強い励ましです。

 

「考えない」つまり「すべてを神様に委ねる」と言う事ですね。

信仰が試されています。

 

 

 

 

 

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長男、緊急入院です。

2024-04-04 | 長男のこと

(今日、面会。寝入っていました。構わず喋りました)

 

昨日(4/3)聖マリ横浜西部病院に緊急入院しました。

 

前日(4/2)の入浴時にCVポート針を交換したら驚く様な汚い異物を針先に発見。

ポートの皮膚感染かしら。

ポートの移設が必要かも。 右から左へ、はたまた位置をずらすのかな?

2~3日入院? それとも日帰り?  

と、素人考えはオキラクなものです。

 

4月3日(水)朝は39.4度の高熱

Kクリニックから紹介状が至急FAXで聖マリに送られ、直ぐに受診するようにとの指示。

 

病院に着いたのが10時半、入院手続きが終わって病院を出たのが18時45分。

長~い一日でした。

 

幸いなこと次男が仕事明けで運転やらなにやら手伝ってくれて大助かりです。

14時ころやっと医師の診察があり、入院が決まりました。

その間、吸引もできない、オムツ交換もできない、お昼の投薬もできない・・・

待って待って待たされて、やっと検査結果を見ながらの説明は既に夕刻です。

 

熱源、病気の原因はポートではありませんでした。

【膿胸】 

肺の膜に膿が溜まっている状態

ドレナージで排膿をしたいが、患者の体力からリスクが高すぎ。

従って抗菌薬による治療を試みる。

今回抗菌薬が効いて回復したとしても今後も同じ状況を繰り返すでしょう。

その他、ここには書きませんが細々と説明があり、ドキドキしながら聞きました。

 

帰りの車の助手席で涙が出ること出ること、とうの昔に覚悟はしていたのにねぇ。

 

深夜1時に病院から「容態急変」の電話。

いつもは夜中にスマホの電源を入れるなんてことは無いのに2度も着信履歴がありました。

スマホをお休みモードにしていたので、気が付いたのは1時間後です。

「虫の知らせ」と俗に言いますが、天使のささやき神様のご介入と信じます。

折り返し電話した時は息も正常に戻っていて病院に駆けつけることはしませんでした。

またいつ呼び出しの電話があるのかとまんじりともしない夜を過ごしました。

 

病院のHPで「コロナ対策で禁止だった面会を4月から個室に限り緩和」の記事を発見。

連れ合いに話すと「会いたい」と申しますので面会時間を気にしながら車を走らせました。

 

沢山の管が付いてはいましたが、穏やかな寝顔で心配が吹っ飛びました。

耳元で思い切り喋りましたが目は閉じたまま動かず、チョッと物足りなく寂しい。

けれど、きっと彼の心に届いていると思って一所懸命に語りかけました。

T.Y先生もY.IさんもK.S先生も電話下さり祈って下さったよと伝えました。

イエス様がいつも一緒だからね!と言った時、唇がフッと動いた気がしました。

 

大丈夫、大丈夫、痛みも苦しみも皆さんのお祈りの衣で覆われているから。

頑張れ!ヒデポン!

 

 

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HappyEaster!

2024-04-02 | 個人的なこと

Easterカードが届きました。

ひとつは可愛いお手製のカードです。

愛のこもったメッセージが添えられています。

 

私にとって今年のEasterは悲喜交々、嬉しさも寂しさもテンコ盛りです。

 

【悲】

Easterを最後にS牧師の退任。

在宅介護9年のうち、6年間もお世話になりました。

沢山祈っていただき、訪問していただき、コロナの時には差し入れも。

4年間のコロナ期間、YouTubeで礼拝を配信をして下さったことも書き留めなければ。

別れも感謝の言葉も十分に言えないままで、とても悲しく寂しく落ち込んでいます。

 

後任牧師をお迎えする喜び、その先生を送り出す教会の痛みに心が揺らぎます。

 

【喜】

在宅介護1年目に我が家に介護研修に来られたOさん。

ただただ黙って頷いて彼の話しを聞く長男を前にそれまで心に溜まっていたことを涙ながらに語られたそうです。(気管切開をした長男は声を失っていましたが、当時は頷きの応答、だからこそひたすら傾聴。今はそれすら全く出来なくなりました。)

神学校に進まれ、卒業後は聖公会教会で仕え、執事按手、そして今年司祭按手を授かりました。

Easterを境に浅草聖ヨハネ教会の司祭に就任されました。

 

その他、親しくさせていただいている方の中にEaster後に生活が一変される方も。

どう祈ったら良いのか分からない事ばかりです。

「静まって主の声を聴く」事が「祈り」と知る今年の私のEasterです。

Easterはインマヌエル(主が共におられる)、主の平和、希望。

 

PS:

長男、長期入院から戻って「復活!」を喜んだばかりなのに・・・

CVポート感染症の疑いで再入院かも? 

明日、聖マリアンナ医科大学病院からの連絡待ちです。

 

 

 

 

 

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