お花見サプライズ

2015-03-31 | 長男のこと


「今日は先生の許可がでたから、お花見に行きましょう」と、看護師さん。
聖マリアンナ医科大学病院内の見事な桜並木の下に連れて行っていただきました。
長男は桜を愛でているのかどうかボーッとした顔をしていましたが、私たちは大喜び。
何たって、114日ぶりに病院の外に出られたのです。
目には見えませんが病気も回復しているのでしょう。 主に感謝!

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お花見

2015-03-30 | 個人的なこと
長男の病状が少し落ち着いてきたここ数日、やっと気分が「春」になりました。
病院に行く前にお花見に行こう!

ネットで桜の開花情報を検索したところ、近場で5部咲きお勧めは「金沢自然公園
アララ・・長男が入院する3日前に3人で行った場所でした。
その時のブログがこちら 12月5日「気分を変えて」

車椅子では行けなかった傾斜面を下っていく所に桜は咲いていました。
  

あの時レストランで長男が食べた「カツカレー」を注文し、ソフトクリームも食べました。 ヤダネェ!


思い出しちゃったな、毎年春と秋に参加した親善ソフトボール大会。
途中に桜並木があって、「こんど桜の頃に来ようね」って言った事。
再び横浜横須賀道路を釜利谷(植物園)から衣笠まで車を走らせ、お花見のハシゴとなりました。
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牧師退任式

2015-03-30 | 教会のこと


3月29日(日)、礼拝の中でI牧師退任式が行われました。
JOYチャペル主任牧師として最後の礼拝メッセージを終えたI牧師、引き続きの退任式です。
I牧師のお働きに感謝、I牧師をJOYに選んで遣わし、守り、導かれた主に感謝。そして私たち家族もその群れに加えてくださった主に感謝。

女声聖歌隊の賛美は「あゝ 感謝せん」 
 ♪ あゝ感謝せん・・・げに主は わが飼い主 強き手もて われを守りませり ♪
ずっと以前から準備して選曲した賛美はこの日の説教、詩篇23篇とピッタリ合致! 主の業に驚愕。
聖歌隊員お一人お一人の信仰と感謝の思いが一つになって、最高の賛美! あゝ感謝せん。

4月からI牧師は協力牧師(M牧師いわく「強力牧師」)として新しい働きを主から託されています。
M新主任牧師の「牧師が二人で2倍ではなく、3倍、4倍、さらには、10倍、20倍の実りが」との言葉。
M主任牧師、I協力牧師のお働きを祈りつつ、私も共に主の働きにあずかりたいと願った礼拝でした。



第二十三篇(口語訳聖書)ダビデの歌(うた)

1 主はわたしの牧者であって、わたしには乏しいことがない。
2 主はわたしを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。
3 主はわたしの魂(たましい)をいきかえらせ、み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
4 たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。
  あなたがわたしと共におられるからです。
  あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
5 あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、わたしのこうべに油をそそがれる。
  わたしの杯はあふれます。
6 わたしの生きているかぎりは必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
  わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう
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入院から110日目

2015-03-27 | 長男のこと


今日で110日目となった長男の入院生活。
夜、神学校の入学面接があるので、面会時間が始まる13時から病院に行く。
目を覚ました長男と少しだけ例の頷き会話ができました。

「後は俺が付き添うからもう行って良いよ。」と信じられないような夫の言葉で私だけ病室をあとにする。
「教会と家族とどっちが大事だ!!!」と、言っていた夫はまるで別人、イエス様によって創り替えられました。
最上階一番左のリカバリールームにいる長男と夫を思いながら感謝してカメラに収めました。
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私たちは空気?

2015-03-26 | 長男のこと
血糖値は相変わらず低いものの、この数日穏やかな長男の様子に安堵しています。
「お母さん、お父さんよ、分かる?」と言う問に1,2度頷くだけ。

ところが昨日、I牧師が来てくださって・・今日は次男が一緒に来てくれて・・
ナニ この対応の違い。 
I牧師には顔をクチャクチャにして感情むき出しのナミダ顔。
次男には目を輝かせて。

毎日行っている私たち両親はナニよ。空気かね。 
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命と向き合う

2015-03-21 | 長男のこと
火曜日(17日)に担当医から呼ばれて病状の説明を受けました。
長男は極度の低血糖(糖尿病の反対)になっていて、インシュリンが異常に多く出ている。
低血糖の原因が本来の病気の進行による「自律神経障害」だった場合、突然死もありうるとの事。

退院後の(まだ先のことですが)療養型病院「たま日吉台病院分院」を紹介され、木曜日(19日)に3人で行きました。
ソーシャルワーカーとの面談で「もしも心肺停止などの場合、人工呼吸器を使うかどうか」という質問です。

命と向き合わざるを得ない一週間でした。

長男の痩せ細った足をさすり、えぐれた鎖骨を見ながら、まるで受難のイエス様を見ているよう。

「父よ、御心なら、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの願いではなく、御心のままに行ってください。」(ルカ22:42)
「み心のままに」と日々祈っている私たち家族。日出海の命、神様にお預けします。
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瞬間の目覚め

2015-03-15 | 長男のこと
ずっとブログカキコを出来ないでいました。
だって来る日も来る日も眠り続けていたのです。

今日やっと5日ぶりに覚醒しました。
それも「お父さんとお母さん、わかる?」 うなずく。
「今日は日曜日、礼拝して日出海の分も祝福を頂いてきたからね。」 うなずく。
そして、また目を閉じて眠ってしまいました。

瞬間の目覚めでした。
明日はもっとお話しできるかな。
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落ち着いて・・・思うんですけれど

2015-03-11 | 長男のこと


胃瘻手術も終わり、やっと落ち着いて・・・今になって振り返って思うんですけれど。

「長男との会話ができるようしてください」と祈ってきことが叶えられ、神様に感謝!と喜んでいたその矢先に気管切開を告げられた2月27日(金)。
「切開をすれば声が出なくなり、しなければ命が」と言われて、悩みに悩んだ数日でした。

「声を失っても命を」と気管切開をしていただくことになりました。
看護師さんも聞いたことのない苦しい呼吸音らしく、首をかしげながら頻繁の吸引。
手術前の検査で耳鼻咽喉科医がカメラを鼻から入れて即座に言った言葉が「何故かわからないけれど、声帯が全く動いていない。」と。

今になって思えば、気管切開をしようとしまいと、長男の声帯は病気の進行で既に動かなくなっていたのです。(そう、主治医に説明されました)

ずっと祈ってきた長男との会話は「3日間限定の神様のプレゼント」でした。
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胃瘻の手術終わりました。

2015-03-09 | 長男のこと


体調が優れず延期になっていた胃瘻の手術が今日おこなわれました。
午前中の手術で、面会時間外なので私たちの付き添いはお断り×。

午後面会時間、痛くて唸っているかしらと恐る恐る病室を覗いたら・・・
笑顔まではいきませんでしたが、私たちの言葉に何度か頷いてくれました。
気管切開の痕が痛々しいですが、苦しみから解放されて痛みもなく平安な様子に安堵しました。

皆様のお祈りを感謝します。
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神の業に圧倒されました

2015-03-04 | 長男のこと
長男は昨夜、緊急オペになり「気管切開」しました。
神様のなさる業に圧倒されっぱなしの私でした。


以下詳細(長文ですけれど、神様の凄ワザを記します)

体調も良く、散髪をして、自分の名前を看護師さんに言えたと喜んでいた先週の金曜日。
医師からも発語が戻って良かったと喜んで頂きました。
しかし、実はもう一つ問題があると告げられました。
前日、たんが喉につまり窒息死寸前だったこと、助かったのは偶然で今後も起こりうること、従って気管切開をしないと命が危ないこと、気管切開をすると声が出なくなるとの説明でした。

「会話ができるようにしてください」との祈りが聞かれ、喜んでいた矢先のことでした。
命に関わる選択をしなくてはなりません。夫ともその事を口にすることすら怖い日々でした。

眠れない数日、M.K医師に一部始終をメールで報告したところ、「外来にいらっしゃいませんか」と返事を頂いたのが2日(月)。
月曜日、長男は痰が詰まって息ができず、吸引を重ねても苦しみが続いています。
夕方、病院からM.K医師のところに行き、最終診察を待って話しを聞いて頂きました。
「気管切開と胃瘻の二つは日出海君の病状を楽にするための手段、最善を尽くしてあげましょう。それでも症状が回復しないなら、神さまが天国にいらっしゃいとおっしゃっているのでしょう。早く切開をしてあげるように。」とのアドバイスでした。

Kクリニックを出た私たちはその足(車)で、病室へと引き返しました。
担当医に是非と面会を求め、気管切開を承諾、できるだけ早く手術をと依頼しました。

昨日3/3(火)、珍しく休みが取れた次男も一緒に病室に行きました。
益々息が苦しそうで、誰ひとり帰ろうと言わず、いつまでも長男のそばに居続けました。

6時、外来が終わった頃でしょうか、耳鼻咽喉科の医師が気管切開の診察にと来られました。
鼻から小さなカメラを入れて気管内部をチェック。
「何故かわからないけれど、声帯が閉じたままだ。早急に手術をしないと息ができなくなる」と言って一旦退座されました。
直ぐに3人の耳鼻科医、神経内科の担当医3人が長男の病室に集まり、看護師も一緒に慌ただしい動きになり、オペが出来るかどうかの確認が始まりました。

手術をする医師団の確認。
「今」を逃したら3日後になる。それでは遅すぎる。これから直ぐなら全員揃っているので出来る。

手術室の確認。幸いにも空いていた。

麻酔科の医師の在中。OK

手術の家族承諾サインが必要。「ハイ!何時になってもここに居ます。」と私たち。

こうして1時間も経たないうちに、すべての準備は整い、7時からオペが始まりました。
その間、I牧師、M牧師の携帯に緊急オペの報告とお祈りのリクエストをお願いしました。
8時に手術は終わり、事前説明のあったアクシデントは何もなく「順調」と告げられました。

この手術中の1時間、私の心は実に平安でした。
神様のご配慮()の一つ一つを思い出して、感動と感謝であっという間の1時間でした。
このうちどれが欠けてもオペはできなかったし、日出海の苦しみは今も続いていたか、或いは永遠に解放されていたか・・・

めったに病室に来られないA主治医も来てくださって「昨夜、お願いに来られたのは幸いだった。万事がうまくいきました。K医師に良いアドバイスをしていただきましたね。」と、おっしゃって頂きました。

病室の長男はまだ術後の痛みがあるのでしょうが、吐く息、吸う息は静かで清らかでした。






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