一憂一喜!

2024-06-13 | 長男のこと

1週間ほど昏睡に近い状態が続いた長男。

ここ数日、回復傾向に向かっているように見受けられます。

ただ、瞼を閉じる筋肉が無くなって昏睡状態の時から絆創膏で瞼を抑えていたのですが、

ほっぺが絆創膏でかぶれて昨日から貼る眼帯(アイパッチ)を使い始めました。

 

なんだか可哀そうだけれど、瞳が乾燥するとこれも大変なのでいた仕方ないか

面会の時だけはそっと剥がしてあげます。

待っていたかのように目を開いて「頑張ってるよ!」と言いたげです。

 

10日ほど休止していた食事に変わる「高カロリー液(24時間点滴の栄養)」も再開しました。

上の写真、オレンジ色の袋が「エルネオパ1000㎖)」点滴液です。

(前は「エルネオパ1500㎖)」だったんですが、まあお粥からってところかな)

 

今日はもう一つ嬉しいことがありました。

面会中に紘.K医師(AOI国際病院緩和病棟担当医)が病室に来てくださいました。

度々見舞って下さっているとは雅子.K医師(在宅医)から伺っていましたが・・・

たった10分間の面会中に遭遇、何という不思議、何と有難く心強い事でしょうか。

 

長男の入院に先立ち、神さまは1カ月前に紘.K医師をこの病院にお遣わしになりました。

詳細は5/14のblogに書きました。

誰もがビックリしましたよ、「ありえな~い!」って異口同音に言いましたよ。

神様、あなたは何て粋なことをなさるのでしょう。

私は今日もまた主を崇めずにはいられません。

 

そんなこんなの「一喜一憂」ならぬ「一憂一喜」、近況報告です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「生」と「死」の選択

2024-05-31 | 長男のこと

5/31(金)、日付が変わって数分後に枕もとの携帯が鳴った。

長男が入院中のAOI国際病院(6階の療養型病棟)からだった。

深夜当直医師が電話口で「重責発作が起きなかなか治まらない」とのことである。

「このままだと命の危険があるので人工呼吸器を付けたい」と告げられた。

「付けないと死にます」と。

医師の言葉にわたしの心はひどく動揺した。

 

延命治療に関してはどの病院も、レスパイトでも入院時に確認の文書を取り交わす。

これが最後の延命治療と雅子. K医師のアドバイスで気管切開を決めたのが10年前。

「もしもの時が来たら神様の招きと信じて人工呼吸器は付けない」と家族で確認していた。

 

しかし、しかし「付けないと死ぬ」をリアルに耳にして暫くひるむ私がいた。

戸惑うのだ、悩むのだ、「どうか生かしてください」と言いそうになるのだ。

これが現実だ。

 

携帯を握りながら、短い時間だったけれど、不思議に上からの平安が与えられた。

神の時は決して時間の長さではない。

 

「人工呼吸器は要りません、苦しまないようにお願いします。」と言うことが出来た。

「生」と「死」の選択だ。

わたしの思いではなく、神のみ旨のみが行われますようにと。

それでも追い打ちをかけるように「覚悟をしておいてください」と医師は言う。

 

眠れない夜を過ごした。

その後、朝まで電話は無く発作はきっと治まったのでしょう。

 

数週間ずっと昏睡状態の長男だけれど、私たちの声はきっと届いていると信じて語り続けた。

それが、何と!  

今週の火、水、木曜日 3日連続で目を開け、あの笑顔が戻った。

嬉しかった。

沢山の奇跡を見せ続けてくれた長男「この病は死で終わるものではない。神の栄光が現れるため」

 

今日も10分面会に行ってきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再転院

2024-04-25 | 長男のこと

  

長男を最後まで家で看ることだけを喜びとしてこの10年過ごしてきたのですが・・・

私たちの希望や頑張りではもうどうしようもない、委ねるしかない「時」がきました。

在宅医M.K先生の見解と私たちの限界を素直に認めて方向転換前進することにしました。

 

上白根病院退院後の長期療養型病院をケースワーカーと在宅医M.K先生に紹介して頂きました。

神様が先立って導いてくださる場所は何処なのか、祈りつつ次男と病院訪問をしています。

 

「レニー・リノート#250」(大谷レニー著)にグラハム・ベルの言葉が紹介されていました。

嘆いて涙している私に語りかける言葉でした。

 

 「一つのドアが閉じればまた別のドアが開く。

  しかし、私たちはその閉じたドアの方ばかりを見続けて、

  私たちの前に開いたドアを見ようともしない。」

 

既に別のドアは開かれています。

主が先だって行かれる場所は主が共におられる場所。

恐れることもおののくこともないのです。

 

嘆きではないのですが・・でも、でも・・涙がポロリと・・自然に出ちゃうんです。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上白根病院に転院しました。

2024-04-18 | 長男のこと

長男、本日(4/18金)聖マリアンナ横浜西部病院から上白根病院に転院しました。

8時半までに病棟に迎えに来るようにとの事で。

退院手続きやら支払い(個室自己負担分23万円)を済ませいよいよ聖マリ退院です。

 

介護タクシーで看護師さんも同乗、酸素ボンベや吸引器も携帯して出発したのが9時半。

次男同伴で 自宅聖マリ上白根病院聖マリ自宅上白根病院自宅上白根病院自宅

あれが足りない、退院時これを渡し忘れた、オッとあれも届けて等々、行ったり来たりですゎ

本日の走行距離150キロ 最後に「お疲れディナー」も入れて延べ活動時間13時間

 

肝心の長男ですが・・・

朝から目を閉じたまま、表情もうかがい知ることは出来ませんでした。

私は入退院の手続きやら医師看護師との面談質問攻めでアップアップ、声を掛ける暇もありません。

 

今日から始まる上白根病院での治療に期待して、どんなことにも どんなことになっても 日々喜び感謝祈りを重ねて過ごそうと疲れた心にみ言葉が示されました。

 

 「いつも喜んでいなさい。

  絶えず祈りなさい。

  どんなことにも感謝しなさい。」 (Ⅰテサロニケ5:16~18)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回復に向かっています。

2024-04-12 | 長男のこと

 

担当医から「小康状態です。炎症の数値も良くなりました。」と耳を疑うような報告。

  小康状態って何?

調べたら・・「悪化していたものがやや回復し、なんとか落ち着いている状態のこと」

      「危篤から一転して徐々に回復が見られる状態のこと」などなど。

 

担当医は続けて「胸の膿は残っているので時々発熱もあり、抗生薬投与継続の必要があります。」

膿を取り除く積極的治療は長男の体力からリスクが大きく、抗生薬治療のみを選択しています。

聖マリは急性期病院なので治療の方向が決まったら回復期病院で治療を継続するそうです。

それで・・・来週木曜日に【上白根病院】に転院することになりました。

 

今日の面会では久々の笑顔。

長男の目にはウッスラ涙、拭いても拭いてもこぼれます。

 

どう祈ったら良いのか分からなかったわたし。

皆さんの執り成しの祈りに支えられ、何よりイエス様が先だって祈っていて下さった。

主は長男に再び息を吹き込んでくださいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面会2回目は目を覚ましていました

2024-04-06 | 長男のこと

 

面会が4月から緩和されたとはいえ「個室のみ、同居家族2名まで、平日のみ10分」等々厳しい。

逢える時に逢っておかなきゃ!

4月5日、2日連続で面会に行きました。

たまたま起きていてホッと嬉しくなりました。

皆さんがお祈りくださっていることを伝えました。

JOY祈り会で賛美して下さった「静けき河の岸辺を」(新生520番)を一緒に聴きました。

 

「苦しみ悲しみの中にあっても主の言葉を思い出す」

Easter礼拝坂西牧師最後のメッツセージが心に浮かび、暗唱聖句を耳元で伝えました。

 

 「¹主はヒデミの牧者であって、ヒデミには乏しいことがない。

  ²主はヒデミを緑の牧場に伏させ、いこいのみぎわに伴われる。

  ³主はヒデミの魂をいきかえらせ、み名のためにヒデミを正しい道に導かれる」

                詩編23編1~3節(口語訳)

 

お見舞いならここまででしょうが・・・

目覚めているうちにと迷いもなく導かれるままに4節も伝えました。

 

 「⁴たといヒデミは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。

  あなたがヒデミと共におられるからです。」

 

天国に行くことになるかもしれないけれど、イエス様が一緒にいて下さるから大丈夫。

お父さんもお母さんもケンジも順番は分からないけれど招かれるところは同じだから。

 

ウンともスンとも頷きも有りませんでしたが、涙を流すこともありませんでした。

傍で聞いていた連れ合いは唖然とした顔をしていましたが、何も言わず頷いていました。

臆せず口に出せた私、「あぁChristian homeなんだ」と思わず平安と感謝が溢れました。

 

とは言え、抗生剤投与は試案しながら継続中、経過結果はまだ先が見えません。

 

在宅担当医のM.K先生に入院経過報告とご相談に行きました。

今回の入院で次のステージに入ったこと、今後の事など沢山のアドバイスを頂きました。

「治療結果が出るまで心配は止めましょう。今は考えない!これが大事!」力強い励ましです。

 

「考えない」つまり「すべてを神様に委ねる」と言う事ですね。

信仰が試されています。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長男、緊急入院です。

2024-04-04 | 長男のこと

(今日、面会。寝入っていました。構わず喋りました)

 

昨日(4/3)聖マリ横浜西部病院に緊急入院しました。

 

前日(4/2)の入浴時にCVポート針を交換したら驚く様な汚い異物を針先に発見。

ポートの皮膚感染かしら。

ポートの移設が必要かも。 右から左へ、はたまた位置をずらすのかな?

2~3日入院? それとも日帰り?  

と、素人考えはオキラクなものです。

 

4月3日(水)朝は39.4度の高熱

Kクリニックから紹介状が至急FAXで聖マリに送られ、直ぐに受診するようにとの指示。

 

病院に着いたのが10時半、入院手続きが終わって病院を出たのが18時45分。

長~い一日でした。

 

幸いなこと次男が仕事明けで運転やらなにやら手伝ってくれて大助かりです。

14時ころやっと医師の診察があり、入院が決まりました。

その間、吸引もできない、オムツ交換もできない、お昼の投薬もできない・・・

待って待って待たされて、やっと検査結果を見ながらの説明は既に夕刻です。

 

熱源、病気の原因はポートではありませんでした。

【膿胸】 

肺の膜に膿が溜まっている状態

ドレナージで排膿をしたいが、患者の体力からリスクが高すぎ。

従って抗菌薬による治療を試みる。

今回抗菌薬が効いて回復したとしても今後も同じ状況を繰り返すでしょう。

その他、ここには書きませんが細々と説明があり、ドキドキしながら聞きました。

 

帰りの車の助手席で涙が出ること出ること、とうの昔に覚悟はしていたのにねぇ。

 

深夜1時に病院から「容態急変」の電話。

いつもは夜中にスマホの電源を入れるなんてことは無いのに2度も着信履歴がありました。

スマホをお休みモードにしていたので、気が付いたのは1時間後です。

「虫の知らせ」と俗に言いますが、天使のささやき神様のご介入と信じます。

折り返し電話した時は息も正常に戻っていて病院に駆けつけることはしませんでした。

またいつ呼び出しの電話があるのかとまんじりともしない夜を過ごしました。

 

病院のHPで「コロナ対策で禁止だった面会を4月から個室に限り緩和」の記事を発見。

連れ合いに話すと「会いたい」と申しますので面会時間を気にしながら車を走らせました。

 

沢山の管が付いてはいましたが、穏やかな寝顔で心配が吹っ飛びました。

耳元で思い切り喋りましたが目は閉じたまま動かず、チョッと物足りなく寂しい。

けれど、きっと彼の心に届いていると思って一所懸命に語りかけました。

T.Y先生もY.IさんもK.S先生も電話下さり祈って下さったよと伝えました。

イエス様がいつも一緒だからね!と言った時、唇がフッと動いた気がしました。

 

大丈夫、大丈夫、痛みも苦しみも皆さんのお祈りの衣で覆われているから。

頑張れ!ヒデポン!

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長男、退院しました。

2024-03-28 | 長男のこと

思いがけない誤嚥性肺炎と痰による無気肺で長期入院でしたが本日(3/28)無事退院しました。

「お赤飯」でお祝いしました・・・本人は食べられないのにねぇ。

「美味しいね!」と写真を撮るのも忘れて箸が進むこと・・・喜びの完食です。

 **お赤飯は残り僅かとなっていますがパチリ**

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入院加療始まりました。

2024-03-07 | 長男のこと

本日(3/7)やっと竹山病院に入院出来ました。

10日以上も続いた高熱微熱の繰り返しでさすがの長男もグッタリです。

入院時の担当医の説明では「誤嚥性肺炎と痰による左肺の無気肺。2~3週間の入院を予定」とのこと。

 

私はホッとしたのと毎日緊張の連続で老いの身に疲れがドッと・・・

今日は早めに寝ます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジェットコースター、3日目です。

2024-03-02 | 長男のこと

真夜中(3/2)にまた高い熱。

訪問医のM.K医師携帯に電話、熟睡中のところを申し訳なく思いつつ・・・

指示通りカロナール投薬とダイアップ座薬を挿入。

 

高熱は下がったものの、朝になっても昼になっても夜になっても微熱がとれません。

今夜もまた起こされるのかなぁ。

ジェットコースターはまだ続きそうです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする