例年だと4月は鎌倉や高尾・日影沢が主な撮影エリアですが、
今年は新型コロナウイルス感染予防のための緊急事態宣言発出で
近場での撮影になっています。
でも、近場でもいろいろな花を見ることができ、
遠出をしなくても花はあるのだということをあらためて実感しています。
ホタルカズラ(蛍蔓) ムラサキ科
日当たりのよい乾いた山地に生える多年草です
茎の上部の葉の付け根に青紫色の花を付けます
咲き初めはピンクを帯びた紫色で、咲きすすむと青紫色になるようです
散策路脇の草むらで青紫色の花がぽつぽつと見えると、
花の色をホタルの光にたとえたという名の由来になるほどと思えます
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) キンポウゲ科
中国原産で明治時代に渡来した帰化植物です
この花を初めて見たのはもう10年以上前、鎌倉長谷地区にある収玄寺(しゅうげんじ)でした
キランソウ(金瘡小草) シソ科
別名:ジゴクノカマノフタ
石垣の割れ目や散策路脇の斜面などでもぺったり張りつくようにして茎を広げ
濃紫色の花を付ける逞しい花です
花冠は1センチほど、雄しべは4個あり、そのうち2個は長いです
ハナイバナ(葉内花) ムラサキ科
ヤマルリソウに似ていますが、花径2~3ミリとちっちゃな花です
図鑑には「東アジアに広く分布する1~2年草。畑にごく普通に見られる雑草である」
と記述されていますが、、、雑草ではなく花だよね~(^^♪
キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科
葉をもむとキュウリの香りがすることから付いた名
これもまたどこでも見ることができますが、花径2ミリと小さいので
花が付いているとは気づかず通り過ぎてしまうかもしれません
意外にハナイバナと間違えることが多く(私です)
いつも一呼吸おいてから名前を思い出しています
カキドオシ(垣通し) シソ科
つる性の多年草です
自宅近くの公園や市民の森でも鎌倉でも普通に見られる花です
花冠は1.5~2.5センチ、下唇の内側に淡紫色の斑点があります
花色が少しピンクのも♪(2枚目)
( 撮影日:2020年4月5日 )