~ Mon petit cheri~*

四季を味わいながら、暮らしのセンスアップをめざしています

* Free *

2006年07月07日 | 自由詩

オリーブの葉を銀色にひるがえす風や

朝や

読み進まない本を閉じる幸せ

痛みの中の知性や

市場の脇の見知らぬホームレスや

白い彫像のあたたかな色

幾度も生まれ 幾度も消える雲や

笑い声や

境界のないわたし



タヅナなんて 手放してしまえば

物語なんて 放下してしまえば



扉は消えるのだろう

初めから そこにはなかったのだから・・・



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2 コメント

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Unknown (まりの)
2006-07-12 10:51:38
くみさん、

先日はありがとうございました♪



すてきな詩でうっとりしました…

いつでも読み返そうと手帳に書きとめさせていただきました。

また楽しみにしてます!では
返信する
まりのさん☆ (くみ)
2006-07-12 14:33:18
わぁ、ありがとうございます。

手帖に書き留めていただいたなんて、なんといいますか、

有難いような、こそばゆいような・・・



まりのさんの詩やコラムも楽しみだからっ

また行かせてもらいま~す。
返信する

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