浜北区平口を源流とし内野地区で馬込川に合流しています。自然のままの流れが残る箇所が多く、メダカやタナゴが泳ぎ、絶滅危惧種ヤマトミクリの県内唯一の群生地でもあり、植生保全の活動も行われています。春には、川岸の約１２０本の桜並木が明るく彩ります。
天竜区水窪町に源を発し、春野町を南流、同区小川で天竜川と合流しています。かつて筏流しが行われた清流は「日本一きれいな川のまちづくり」計画に基づき、水質浄化と河川環境の保全整備への活動が続き、アユ、イワナ、アマゴなどが生息、釣り、カヌー、キャンプなど、アウトドアのステージとしても親しまれています。
都田川が流れ込む細江湖や、夕日が美しい大崎海岸、「だいだらぼっち」が投げた小石の伝説が残る粒手島、澪つくし。冬にはスズガモやホシハジロなど１０数種、約３万羽のカモ類が群がる渡り鳥の飛来地になっています。細江湖は「引佐湖」とも呼ばれ、「万葉集」にも詠まれています。天竜浜名湖鉄道の列車が湖岸を走る風景は郷愁を誘い、ユリカモメが群れ飛ぶ様は圧巻。昭和４０年代、天皇ご一家が静養に訪れた五味半島（プリンス岬）もあります。
水泳とオリンピックに生涯をささげた「田畑政治展」
と き 平成３１年１月３１日まで
ところ 浜松市立中央図書館 ２階展示コーナー
