少し前のブログで、「冬は芝が薄くなって打ちにくい」という話を書きました。
今回は、「芝があるだけまし」というお話です。
中東には「土漠ゴルフ」なるものがあるそうです。サラサラの砂丘のような砂漠ではなく、地面も固くて石やブッシュも散在する土漠でのゴルフ場には、当然芝などはありません。真夏はゆうに40度を越え、日陰もない18ホールは、回り切るだけでも大変だとか。
ルールは普通のゴルフと同じですが、最大の相違点は常に持参した人工芝マットから打つ、ということです。ティーショットは勿論、アイアンもボールが止まった場所上にマットを置いて打つことになります。常に練習場感覚で打てるので、一見易しそうにも思えますが、なかなかスコアはまとまらないとか。
グリーンは油を染み込ませた砂、ブラウンです。へこみ易いために足跡やボールの跡がつきやすく、そのためブラシ・レーキとよばれる大きなハケで、ブラウンを平らに均してから次のホールへと向かうとか。毎回炎天下でバンカーの後始末をするみたいなもので、相当な重労働です。恐らく接待ゴルフなどあり得ないのではないでしょうか。
今年10月、アフガニスタンのカブール郊外で、地雷源を数ヶ月かけて整備したコースでチャリティゴルフ大会が行われました。そこでも参加者は「緑のコースでプレーすることが夢」と語っていました。河川敷は芝が悪い、などと贅沢を言ってはいけないのかも知れません。
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