宮里藍ちゃんや石川遼くんの登場で、ジュニアのゴルフ人口が増えつつあるようですが、それでも本コースで小学生プレーヤーを見かけることはそう多くはありません。でも、打ちっ放し練習場やショートコースではよく見かけます。そしてこれがまた結構上手なのですね。
先日あるショートコースで、お父さんに連れられた小学1年生くらいの可愛い男の子を見かけました。私たちの1組前だったので、彼のプレーは意識しなくてもよく目に入ります。ドライバーで100ヤード余りの飛距離でしたが、感心したのはおおむね真直ぐ飛ぶこと。お父さんは見たところアベレージゴルファーだったので、藍ちゃんや遼くんとは状況が違うかも知れませんが、その男の子はきっと将来シングルさんは間違いないでしょう。
その男の子があるホールでサンドウェッジを置き忘れました。私たちの後の組の方が見つけてキープしていましたが、前を見ると男の子は何事もないかのようにプレーしています。サンドがないと騒いでいる様子もありません。
ホールアウトしてレストランへ行くと、くだんの親子が隅のテーブルに座っていました。しばらくするとお父さんが席を立ち、クラブを確認してきたのでしょう、男の子に「サンドはどうした」と聞きました。でも男の子は困ったように黙っているだけで、そのうちにべそをかき始めました。お父さんは事情を察したのでしょう、フロントへ行こうと席を立ったので、私は彼に後ろの組の方が拾って持っていることを教えてあげました。
男の子が何故サンドウェッジを失くしたことを黙っていたのか、分かるような気がします。言えば叱られると思ったのでしょう。黙っていれば状況はさらに悪くなるのに、というのは大人の発想です。私も子供の頃、何度か似たような経験をしたことを思い出しました。
しばらくして席に戻ったお父さんが、男の子を叱るような素振りはありませんでした。確か席を立つ前に「ちゃんと言わなくちゃダメだぞ」と言ったような気がしますが、それだけです。男の子はきっとゴルフがますます好きになるのでしょうね。
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