古閑美保が優勝そして賞金女王

LPGAツアーチャンピオンシップ・リコーカップ最終日、首位と3打差の6位につけていた古閑美保が逆転で優勝し、初の賞金女王に輝きました。古閑は今季4勝、通算11勝目。

それにしてもすごい逆転劇でした。この日首位に立ったのは全美貞。16番ホールまではボギーなしで安定しており、もう彼女の優勝は決まりとさえ思いました。ところが17番でティーショットを林に入れてから乱れ始め、17番はボギー、18番ではバンカーからの3打目がグリーンオーバーしてダボ。この時点で全美貞の優勝はなくなりました。

同じ組の不動裕理が1メートルあまりのパットを入れれば優勝という場面で、テレビ放送の残り時間もわずかとなり、不動の優勝を確信しました。が、なんと不動はこのパットを外しただけでなく、返しのパットも外してバーディ逃しのボギー、先にホールアウトしていた古閑の優勝が決まりました。何が何だか分からないうちに終わった感じです。

不動にとっては痛恨のパッティングだったでしょうね。たしか昨年もこの大会で古閑にまさかの逆転優勝されています。外見は穏やかに振舞っていますが、もしかしたら致命的ともいえるようなダメージを受けたのではないか、気になります。

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