カート事故にご注意

昨日、兵庫県のゴルフ場「ライオンズカントリー倶楽部」でカートが転倒し、乗っていた60歳台の男性が下敷きになって意識不明の重体とのニュースを目にしました。カートは下り坂を走行中に転倒し、木にぶつかって止まったとか。

普段あまり気にも止めていませんが、カート事故は結構多いようで、特に米国では増加傾向にあります。今回の事件は恐らく自分で運転するタイプだと思いますが、リモコンカートが歩いているプレーヤに衝突するケースも耳にします。リモコンカートのセンサは、前方のカートには反応して自動停止しますが、人には反応しないものが多いからです。

1999年には、同伴競技者がリモコン操作していたカートが、女性プレーヤーに衝突して骨折するという事故がありました。この女性は、ゴルフ場施設に不備がある（カート道と歩行者の道が交差していたが警告がなかった）として損害賠償請求を起こしましたが、判決では大半の主張が認められたそうです。

また、こんな投稿記事もありました。
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平成20年8月14日に和歌山県の海南高原ゴルフクラブにてカートが下り坂で操作不能になり暴走、けがを負いました。20年11月1日にゴルフ場加入の保険会社弁護士より封書が届き、合鍵操作による自損事故と判断したので一切の支払いを拒否の通達が届きました。

事故当日ゴルフ場の責任者からは全面的に保証すると言っていたが突然の事で困っています。もちろん合鍵など持っていることもなく勝手なでっち上げの内容です。ゴルフカートは自動操縦で操作は不可能な状態です。
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投稿者の言い分を全面的に支持するわけではありませんが、それでも合鍵操作ということは普通はあり得ません。軽い事故ならゴルフ場も簡単に謝ってくれますが、ある程度以上の人身事故となると、そして弁護士が関与するようになると、相当揉めそうですね。