加山雄三主演の映画「エレキの若大将」の中で、「君のために作った曲」として歌い始めたのがその後の大ヒット曲「君といつまでも」。ところが途中から相手の女性が一緒に歌い始めて、「何で初めて聞かされた曲を一緒に歌えるのか」と笑ってしまったことがあります。撮影時に加山本人もおかしいと指摘したそうですが「映画だからいいんだ」とスタッフ押し切られ、納得のいかないままに歌ったためにあの仏頂面になったとか。先日NHKの番組で加山本人が話していました。
「映画だからいいんだ」という発想がすごいですね。多分当時の撮影現場はそういう雰囲気だったのでしょう。これと対比的なのが黒澤明監督。加山も芸能界を辞めようかと迷った時期があったそうですが、「赤ひげ」で約1年間黒澤の指導を受けて以来、芸能活動を続ける決心がついたと回顧していました。黒澤作品では、三船敏郎がモノクロ映画なのにひげを赤く染めていたとか、開くことのない箪笥の中にも本物の着物を入れたとか、いろいろな逸話が残っています。
加山雄三はいろいろなスポーツをやってきましたが、ゴルフだけは聞いたことがありません。おそらくやらないのでしょう。でも全長30メートル以上もあるクルーザで海の上を走ったら、ゴルフ以上に爽快かもしれません。船の上で作る料理も楽しそうです。きっと彼にゴルフは不必要なのでしょう。
日本女子プロゴルフ協会の樋口久子会長が、5期目会長に再選されました。多選防止の観点からは望ましくないのかもしれませんが、まあ妥当なところだと思います。女子プロツアーがますます発展することを期待します。
加山雄三 星の旅人 すべて今年1月以降作曲のアルバムだそうです。 2,999 円 ゴルフ場予約は楽天GORA |
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