ゴルフを語ろう-芝よ、木々よ、風よ

 
ゴルフ初心者サークル、横浜ビギナーズの管理人がつづる

ゴルフなエッセー

スライスボールで空軍全滅

2007年12月21日 | ゴルフ

あたかもバタフライ効果のように、思わぬ所に思わぬ物事の影響が出ることの例えとして「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあります。江戸時代の浮世草子「世間学者気質」に初めて書かれ、「東海道中膝栗毛」にも出てきます。ただし、これらの文献では「桶」ではなく「箱」になっているようです。

その理屈はおおむね次のようにつながります。
大風で土ぼこりが立つと、土ぼこりが目に入って盲人が増える。
盲人は三味線を買うので、猫皮が必要になり、ネコが殺される。
ネコが減ればネズミが増える。
ネズミは桶をかじるので、桶の需要が増えて桶屋が儲かる。

あり得ないような因果関係ですが、アフリカのベニン共和国でこのことわざを彷彿とさせられるような事件が過去にあったという記事を見かけました。以下、その概要です。

アフリカはベニン共和国のボイヤー氏、覚えたゴルフがしたくて、 空軍基地側の原っぱで一心不乱にボールを打っていました。ところがその中の一打が大スライスして鳥の群に突入、命中した一羽が空軍基地に落下しました。下ではおりしもミラージュが発進するところ。閉じる寸前の風防に鳥が飛び込み、そのままパチン。 鳥はコクピット内を暴れ回り、パイロットはパニック状態に。機体は格納庫に向けて滑走し、同型機に突入、大爆発。パイロットは寸前で脱出したものの、格納庫内では計5機のミラージュが黒こげになっていました。

事件直後、空軍司令官から「我が国の全戦闘機が破壊されました。ゴルフで」との報告を受けた大統領は、6時間も風呂の中から出てきませんでした。ボイヤー氏は起訴されたものの、弁護側の「ゴルファーの9割はスライスを打つ」との説により賠償のみで決着しましたが、全額完済までに14万5320年かかるとか。これは「ゴルフ史上、空前のミスショット」ということでイギリスの新聞に載ったそうです。

それにしても、一国の全戦闘機が1つの格納庫に駐機していたというのもすごい話ですね。

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