猫も杓子もという表現は多分失礼になると思いますが、日本の多くのプロゴルフ選手が米国ツアー参戦を希望しています。また、宮里藍、宮里美香、石川遼、等々、そうそうたる顔ぶれが現実に米国ツアーに参戦しています。私は当初は「世界のひのき舞台で活躍したい」という夢と希望のみで渡米しているのかと思っていました。
ところがどうやらそれだけではなさそうと思うようになりました。それは米国ツアーの莫大な年金です。5年以上のシードという壁はありますが、予選を通過するたびに基礎額が付きます。その額は、15試合までは1試合につき3,500ドル、16試合からは7,000ドル。仮に20試合予選通過すると年間の基礎額は87,500ドルになります。
基礎額以外に重要視されているのが、ツアーへの貢献度。優勝や年間ランキングに対してボーナスが出るようです。シードが10年以上になると、貢献度が大きいということでさらに金額が上積みされるとか。ちなみに数年前のデータでも、タイガーウッズの年金は、2億~3億ドル、丸山茂樹はその1/10くらいと言われています。もちろんこれは年額ではなく、生涯の額ですが、それにしても厚生年金など比べるべくもありません。
年金が支給されるのは60歳からとのこと。タイガーウッズは23年後、丸山茂樹は17年後です。税金の支援を受け得る日本の年金制度でさえ、本当に将来にわたって維持できるのか一抹の不安がありますが、米国ツアーはいわばPGAの企業年金。莫大な運用資金があるとはいえ、今後受給者が増えた場合、今の制度を維持できるのでしょうか。
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