志村けんさんが新型コロナウイルス による重症肺炎で、人工呼吸器でも
十分な呼吸確保ができないので、「ECMO」を使っていると話題になっています。
「ECMO(エクモ)」とは懐かしいですが、これを使う時には
患者さんが逼迫した状態です
「ECMO(エクモ)」とは「extracorporeal membrane oxygenation(体外式膜型人工肺)」
の略号です。
「幕型人工肺」は血液を酸素化する装置で、心臓の役割を果たす「ポンプ」で
血液を人の体と装置の間を循環させて、全身に酸素化した血液が流れるようにします。

(https://www.getinge.com/jp/solutions/acute-care-therapies/ecls/benefits-of-cardiohelp/から引用)
血液中の酸素が低下する場合は、通常は人工呼吸器を使って患者さんの肺に高濃度の酸素を
吹き込んで機械的に肺をふくらましたりしぼませたりして呼吸させます。
患者さんの肺の機能が残っていれば、人工呼吸器で血液が酸素化されますが、
重症の肺炎などで肺に充当なダメージがあって、血液が酸素化されない場合があります。
そんな生命の危機のときに血液を直接酸素化するのが「ECMO」です。
ただし、この装置は一時的な肺の機能の代わりをしてくれますが、「ECMO」でサポートしている間に
患者さんの肺の機能が回復していくれるかどうかが救命できるかどうかの分かれ道になります。
あくまで「一時的」なサポートであり、「永久的」に肺の代わりになるものではありません。
最近は、「ECMO」を使わなければ救命できなかった患者さんを救うことができるように
なってきましたが、あくまでも患者さんの肺が回復することが必要です。
今回の新型コロナウイルス による肺炎は重症例が多くて、人工呼吸器だけでなく
「ECMO」を使っての救命例が報告されてきています。
ただし、人工呼吸器以上に特殊な装置であり、装着や維持管理には、「ECMO」に
熟練したドクターや臨床工学士が必要です。
「ECMO」で一人でも多くの重症肺炎患者さんが生存できることを祈るばかりです
十分な呼吸確保ができないので、「ECMO」を使っていると話題になっています。
「ECMO(エクモ)」とは懐かしいですが、これを使う時には
患者さんが逼迫した状態です

「ECMO(エクモ)」とは「extracorporeal membrane oxygenation(体外式膜型人工肺)」
の略号です。
「幕型人工肺」は血液を酸素化する装置で、心臓の役割を果たす「ポンプ」で
血液を人の体と装置の間を循環させて、全身に酸素化した血液が流れるようにします。

(https://www.getinge.com/jp/solutions/acute-care-therapies/ecls/benefits-of-cardiohelp/から引用)
血液中の酸素が低下する場合は、通常は人工呼吸器を使って患者さんの肺に高濃度の酸素を
吹き込んで機械的に肺をふくらましたりしぼませたりして呼吸させます。
患者さんの肺の機能が残っていれば、人工呼吸器で血液が酸素化されますが、
重症の肺炎などで肺に充当なダメージがあって、血液が酸素化されない場合があります。
そんな生命の危機のときに血液を直接酸素化するのが「ECMO」です。
ただし、この装置は一時的な肺の機能の代わりをしてくれますが、「ECMO」でサポートしている間に
患者さんの肺の機能が回復していくれるかどうかが救命できるかどうかの分かれ道になります。
あくまで「一時的」なサポートであり、「永久的」に肺の代わりになるものではありません。
最近は、「ECMO」を使わなければ救命できなかった患者さんを救うことができるように
なってきましたが、あくまでも患者さんの肺が回復することが必要です。
今回の新型コロナウイルス による肺炎は重症例が多くて、人工呼吸器だけでなく
「ECMO」を使っての救命例が報告されてきています。
ただし、人工呼吸器以上に特殊な装置であり、装着や維持管理には、「ECMO」に
熟練したドクターや臨床工学士が必要です。
「ECMO」で一人でも多くの重症肺炎患者さんが生存できることを祈るばかりです
