HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

「まん延防止」でオミクロン を止められるか? それだけでは無理なので…

2022-01-19 20:35:10 | グルメ
 年明けから爆発的に新型コロナウイルス(オミクロン )が増えている新潟県ですが、
ついに「まん延防止等重点措置」が適応されました。






これは正式決定前の今朝の新聞ですが。
知事の中には「まん延防止」で感染が減らないと発言している方がいらっしゃいます。

確かに、「まん延防止」だけで解決しないほどの急速な感染拡大です。
でも、ウイルスは人から人へ移ります。
その危険の大きなポイントとして、「飲食店」や「部活」が
規制の対象にならざるを得ないのは、新潟市の感染状況からも
当然の処置と言わざるを得ません。







https://www.city.niigata.lg.jp/iryo/kenko/yobou_kansen/kansen/covid-19/hasseizyoukyou.files/0119press.pdfから引用)

年齢別にみると、20歳代が最多であり、若い人が多いです。
そのため、無症状や軽症ばかりです。
高齢者に感染が広がったら、重症者がふえるのでしょうか?

「飲食店」や「部活」の制限は当事者にとっては大変ですが、
感染経路からみると適切だと思われます。
ただし、「まん延防止」だけでは完全に抑え込めるとは限りません。
「まん延防止」の対象以外にも市民、県民の感染予防の努力をしていかないと
オミクロン 株を抑え込めません。
県知事や市長が住民に感染防止の決意を持たせることができるかがポイントです 



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