最近は、政府も「キャッシュレス」を推進していますが、
いろいろ裏事情が垣間見えてしまいます。
先日、食事をしているときのお店のお客さんとご主人の会話が聞こえてきました。
客「Go To Eat食事券で半分、クレジットカードで半分支払いをお願いします。」
主人「わかりました。」
客「Go To Eat食事券なんて面倒ですよね。全てクレジットカードがよかったでしょうか?」
主人「Go To Eat食事券は手続きが面倒ですが、全てお店の収入になります。
クレジットカードはカード会社に手数料が取られるので、収入が減るので
Go To Eat食事券の方が売り上げとしてありがたいです。」
客「え!』
(
https://www.smbc-card.com/nyukai/magazine/knowledge/mechanism.jspから引用)
クレジットカードや〇〇ペイは、使用に対してお店は会社に手数料を
支払わなければなりません。
つまり、手数料分だけお店の利益が減ります。
さらに日本では欧米に比べて会社に払う手数料が高いという事情があります。
最近は町の八百屋さん、魚屋さん、肉屋さんでも〇〇ペイの支払いを
受けているところも出てきました。
行きつけの魚屋さんは、手数料無料というのでPayPayを導入しましたが、
有料化になったのを契機にやめました。
ただでさえ儲けが少ないのに会社に手数料を払えないと。
クレジットカードや〇〇ペイを使う人はポイントが貯まったりと
特典がありますが、この特典はカード会社が手数料で得た利益の一部を
カード利用者に還元して、さらにカードを使ってもらって会社が利益を
上げるための戦略です。
キャッシュレスと言っても、クレジットカードや〇〇ペイでなく
現金の代わりに同額の使える電子通貨が登場すればお店側の利益を
削られることがなくて、一気に普及します。
現時点での「キャッシュレス推進」はクレジットカードや〇〇ペイの会社の
利益をサポートしているように見えます。
食事を楽しんだ後は、わが家は現金で支払いをしました。
楽しんだので、お釣りは心付(あるいはチップ)として置いてきました。
個人的には贔屓にしてサポートしているお店ではクレジットカードは使わずに
現金で支払いをしています。
少しでもお店の利益が削られないために