hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

「戦う自分」をつくる13の成功戦略 その5 行動を起こす

2012-09-13 | 人生観
ジョン・C・マクスウェル著:渡邉美樹監訳:『「戦う自分」をつくる13の成功戦略』より

成功戦略3「主体性」を持つ
「自分」が動けば、「世界」も動き始める

例のごとく、心を引きつけられた言葉を引用する。


●行動を起こすことだ

『「千里の道も一歩から」というが、これは真実である。
夢を次々と実現する人、夢を叶える人は、条件がすべてそろうまでことを先延ばしにしたり、問題や障害が消えてなくなるまでまったりしない。恐怖心がなくなるまで待つこともしない。
なぜなら、成功の秘訣は、「行動を起こすことだ」だと知っているからだ。最初の一歩を踏み出せば、問題はおのずと解決し、能力を発揮できるようになる。とにかく第一歩を踏み出さなければ、何も始まらない』

このブログも書き始めて、3月末に初めて、今日で127回目である。
文字数も36万字までになった。
400字詰め原稿用紙で900枚である。
単行本では、3冊分にあたる。

文字を書く習慣があまりなかったので始めたブログ。
始めるまでにもかなり躊躇した。
しかし、いったん始めると、本の引用を多用することで、文字数を重ねることができ、今日にいたる次第である。
一回平均で、2800余の文字数である。
400字詰め原稿用紙で7枚である。

引用文が多いけれど、上達するには、まずはマネをすることである。
文章を書くのもスキルであるので、良い文章をたくさん真似することで、実力が備わってくるはずである。
今後も、たくさん引用して、スキルアップを行い、自分のスタイルが築けるようにしたい。


●史上最高の賢人、ソロモン王の教え 

著者によると、古代イスラエルのソロモン王は史上最高の賢人と言われている、らしい。
そのソロモン王が書かれたとされている旧約聖書の「箴言」から学ぶべきことが多いので、その部分を引用しているので、そのまま書き写すことにする。

『愚かな怠け者よ。アリを見てみる。
一生懸命に見て、大切な教えを学ぶのだ。
アリは誰に言われなくとも、
夏の間も収穫の秋にも、黙々と食べ物を蓄え続ける。
お前はいつまでも何もせずに、ゴロゴロしているのか。
いつまで寝ているつもりだ。
好きな時に昼寝をし、仕事をさぼり、
何もせずにのんびりしていれば、どうなるかわかっているのか。
ろくでもない人生が待っていることだけは確実だ。
一生、貧乏神につきまとわれるにちがいない』

イソップ物語の「アリとキリギリス」も同じことを言っている。
幼少の頃から、耳にタコができるほど、母親から聞かされていた。
そのためかもしれないが、無駄使いはしないし、勉強することが趣味になってしまった。
有難い教えを乞うて、感謝している。

また、著者は、英国の劇作家の詩を引用している。

夜はいつも月の下で眠っていた。
昼はいつも日光浴を楽しんでいた。
いつも「やればできる」と気ままな人生を送った。
そして何もしないまま死んでしまった。


●グズ病とスッパリ手を切る方法 

『本当の悲劇は、人生が短すぎることではなく、本当の人生を生き始めるまでに時間をかけすぎることなのだ』

『自主性のない人が何も行動を起こせないのは、「今日」ではなく、常に「明日」ばかり見ているからだ』
『賢人がすぐに実行することを、愚か者はいつまでも先延ばしにしている』
『「やる価値」のあることなら、「今すぐ」やるべきなのだ』

『考えを実行に移すことが、この世で一番難しい』とゲーテは言っているそうだ。


人間の習性は、昔から変わらないということか。
現代においても、「考え」を実行に移すことは、難しい。
私も、様々と考えるが、実行しているのはわずかである。

本人は、「慎重に」と思っていることが、愚か者の現れかもしれない。

このように、ストレートに書かれると、私でも気づくし、自分を見直す良い機会となる。

このような本は、有難い存在である。