hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

「戦う自分」をつくる13の成功戦略

2012-09-03 | 人生観
ジョン・C・マクスウェル著:渡邉美樹監訳:「戦う自分」をつくる13の成功戦略

ワタミの渡邉氏は、監訳の言葉として、本の冒頭に、『この本を読んで、もう「夢」に関する本を書くのはやめようと思った』と言っている。
さらに、『本書は、自己実現、願望達成についての基本が全ておさえられている。自分の中のやる気に火をつける、点火剤のような本である。自分の夢を実現し、目標に向けて「戦う自分」をつくるための最高のテキストとも言えよう』

あの渡邉会長に、ここまで言わせるのだから、それなりの本だと思い手にとって、数ページめくってみた。

●得意なことから始めよ

本の冒頭に書かれている言葉を列記する。
『マクスウェルは「得意なことから始めよ」と書いている。これはとても大事な人生の真理であるが、私たち日本人は苦手な人が多い』

「得意なこと」この言葉に、引きつけられた。
実は、話し方教室にいこうかどうか、悩んでいた。
年齢を重ねるにつれ、誰でも人前で話す回数が増え、経験を重ねることで、それなりに話せるようになる。
私自身も、人並みには話すことができる。
しかし、最近、話す姿をビデオなどにとり研究しているが、どうもしっくりこない点が多々ある。世間からはそれなりに評価されるが、まだまだ改善の余地はあると、以前から思っていた。
しかし、お金をかけてしなくても、という思いも同時にあったことは事実である。
そのとき、この本に出会った。
「話すこと」は「得意なこと」の範疇にはいる。
『人間は、得意なことや好きなことをやったほうが、何倍も何十倍も力を発揮できる』
苦手なことを改善しても、30点が50点になるくらいが関の山である。
一方、得意なことであれば、90点が900点にもなるし、10000点にもなる。可能性は無限大に広がる。
そこで、この際、「話し方」の能力を100倍、1000倍にしようと思い、話し方教室に入ることにした。ゼロから本格的に学ぶことで、今まで自己流であった話し方が改善され、よりレベルアップすることを期待している。
ベーシックコースは、13回あるが、毎回1つずつ課題を見つけて改善することができれば、かなりのレベルに達することができると信じている。
今月半ばから始まる話し方教室が今から楽しみである。


●私はもっと成長できる

本の冒頭の中に、モチベーションが上がる言葉があるので列記する。

『まずは、エベレスト登頂に初めて成功したエドモンド・ヒラリー卿の言葉だ。ヒラリー卿は、そのチャレンジに一度失敗しているが、その時、エベレストの写真に向かって、こう宣言したという。
「山はこれ以上大きくならないが、私はもっと成長できる」
どうだろう。どんな戦にも負けない力が湧いてこないか』


『人生で成功する秘訣は、チャンスがめぐってきた時に準備できているかどうかだ』

『準備ができていれば、必ずチャンスはめぐってくる』

今、私は研修講師の勉強に取り組んでいる。
そのため、休日には研究会で勉強したり、夜は話し方教室でスキルアップを図ろうと試みている。
さらに、コンテンツを充実させるために、日々検討し、準備している。
亀のごとく、一歩一歩かもしれないが、ぶれることなく前進していきたい。
いつか訪れるチャンスをつかむために、できることは何でも取り組んでいきたい。

続いて、ソクラテスの言葉を引用している。
『世界を動かすには、まず自分を動かさなけれければならない』

この言葉も、心に響く。
パソコンの前に座っているだけでは、チャンスはめぐってこない。
ドラッカー氏が言われるように、ビジネスにおいて「顧客の創造」が重要である。
自分が動くことで、そのチャンスが広がり、「顧客の創造」につながると思う。

続く。