hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

キャリアデザイン

2012-09-06 | 人生観
昨日は、「キャリアデザインセミナー」の体験講習会があった。
1日(10時~18時)のセミナーで、お弁当付きで、無料。
中身も充実しており、有意義な時間を過ごすことができた。
対象は、「シニア社員向け」ということで、参加者は50代の人事部門関係者が多数占めていた。


●キャリアデザインのプログラム

今回のセミナーのプログラムを列記する。
1.イントロダクション
・自己紹介
2.日常生活を振り返る
 ・現状チェックシートをもとに、日常生活の課題を整理する
3.職場生活を振り返る1
 ・ワークバリューカードを使い、働く上で大切にしていることや価値観を明確にする
4.職場生活を振り返る2
 ・自分史から人生曲線を描き、自分自身の特徴を明確にする
5.マネープランを考える
 ・社会保障制度の理解とマネープランの作り方を学ぶ
6.先輩の働き方・生き方
 ・先輩の事例研究を通じて、今後の働き方生き方を考える
7.キャリアをデザインする
 ・キャリアデザインシートの記入を通じて、今後の目標と行動計画を検討する

実質7時間のセミナーに対して、プログラムが7つである。
1時間に一つの割合で、個人ワークやグループ討議を行う。
ワークのコンテンツを充実することで、このような研修セミナーの研修講師の仕事は、大きく変わる。
キャリアデザインは、誰もが通る道であり、重要も高まる。
研修講師を目指すものとして、キャリアデザインも一つの選択肢として、考えることもOKだと思う。

●友情メモ

この「友情メモ」はうれしいものである。
「2.日常生活を振り返る」「4.職場生活を振り返る」、この2つのテーマに対して、先に個人ワークを行い、その後、それぞれグループ内で発表した。
その内容に対して、参加者からのコメントが「友情メモ」である。

●「2.日常生活を振り返る」に対する「友情メモ」

○Sさんからの「友情メモ」
勉強を維持していらっしゃる点には大変すばらしいと思います。
健康にも気づかい、2時間の徒歩通勤を継続されているのも、意志の強さと感じます。
ぜひ、これからも充実した生活を過ごしてください。

○Iさんからの「友情メモ」
モチベーションを高く持たれており、キャリアプランをしっかりもたれている。
「学び」が好きとということはすばらしいことです。
自由な時間をつくれない自分としてはうらやましいです。

○Fさんからの「友情メモ」
会社までウオーキング、毎日の暮らしが充実していらっしゃて素敵だなあと感じました。
「学び」と「趣味」が重なると仰ったのも素晴らしいと感じました。
セカンドキャリアの準備も着々となさっていて、充実した人生を歩んでいらっしゃいますね。

ありがたい言葉をたくさんいただきました。
会社までは、歩いて実質1時間あまりです。夏場は、途中まで歩いて、それからは地下鉄。
以前は、夏場も会社まで歩いていたのですが、汗ダクダクで仕事にならず、ハーフにしています。その代りではないですが、帰りは、本屋に立ち寄るなどブラブラしながら2時間ほど歩いているのが現状です。

今回、キャリアデザインに参加して、驚いたことが一つあります。
「学び」「余暇」「趣味」「仕事」と分けていることです。
考えれば、これら4つは分けるのが一般的かもしれません。
しかしながら、最近の私は、この分類がなく、ほとんど重なっています。
「学ぶ」ことが「趣味」であり、「余暇の時間」としています。
また、研修講師も将来の仕事として考えていますので、それに対する「学び」も「仕事」であり、自己投資でもあります。


●「4.職場生活を振り返る」に対する「友情メモ」

このワークは、自分史から人生曲線を描き、自分自身の特徴を明確にすることである。
これに対すれ「友情メモ」を列記する。

○Sさんの「友情メモ」
先輩の何気ない一言から、夢に向かって自分を駆り立てていく感度に感銘を受けました。厳しい環境の中でも自分を見失うことなく、責任を果たされてきました。いつも心の中には大きな夢を持ち続けていらっしゃったのではないでしょうか。
更に加速して駆け抜けていく姿をまぶしく見ております。

○Iさんからの「友情メモ」
人生の目標2つ、しっかり実現に向けて準備してきた人生、これからの長い後半戦は有望ですね。男涙を経験の糧に自分の中の頂上に登ってください。
「50代の10年は短い」なるほどです。

○Fさんからの「友情メモ」
お若い時からの根性、弱音を吐かず、粘り強く取り組む力が50代での新しい夢への挑戦にも生かされていらっしゃるのですね。
目標を掲げて前向きにしかも楽しんで歩まれているのがうらやましく感じます。
新しい夢が実現されることをお祈りしています。

ありがたい言葉の数々である。

今回のセミナーでは、全員が初対面であり、利害関係のないメンバーである。
そのためかもしれないが、日常会社では話さないような本音トークがかなりあったと思う。

自分の人生観に対して、このような称賛をもらうと勇気がわき、また自分の考え方が正しかったと再確認できたことはうれしい限りである。

今後、自分の夢に向かって、今まで以上に精進して頑張りたい、と思う次第である。