hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

プレゼンテーションとスキルアップ

2012-04-09 | スキルアップ
最近、二つのプレゼンテーションを行なった。

一つ目は、若手社員対象で1時間。
もう一つは、年配者に対して1分間コメント。

振り返ってみると、
プレゼン後の気持ちに大きな差がある。
前者のプレゼン後には、満足感が。
後者のプレゼン後には、反省ばかり。

原因は何か。

明らかに、下準備の違いである。
1時間話すためには、
2ヶ月間位前からコツコツ下準備を行い、
プレゼン練習も30回位は行なった。
話している最中は、平常心であったことが大きい。
それは、練習に裏付けられた自信だと思う。
その結果、アンケートでは高い評価を得ることができた。

一方、1分間コメントは、下準備も少しだけ。
1時間のプレゼンに時間を費やしたことは事実であるが、
練習はそこそこしかしなかった。
当然、会場の様子や雰囲気をイメージすることもなく
当日を迎えた。
その結果、
声が上ずり、言葉を追いかけている自分がいた。
そのため、言葉はただの音声であり、
気持ちや感情が含まれていない。

その原因としては、モチベーション不足もある。
1時間のプレゼンでは、準備もワクワクどきどきしながら、
何度も試行錯誤を行い、コンテンツの充実を図り、楽しかった。
その結果、相手を満足させることができるであろう。

しかし、一分間コメントは、正直あまり気が乗らなかった。
その結果、モチベーション不足からくる練習不足がおこった。

この練習不足が第二の原因である。
言葉を自分のモノにすることが、
重要であり、すべての基本となる。
基本をマスターし自分の言葉として、心から発すれば、
気持ちや感情を込めることもできる。
応用として、アイコンタクトや目線の動き、
さらに身振りや手振り等が可能となる。

2つのプレゼンを経験して、
良い勉強ができたし、今後につなげていきたい。

やはり、「知っていること」と「できること」は違う。
「できる」まで高めるには、
目標を定め、モチベーションを常に維持し
トレーニングすることが重要である。

若手社員には、「スキルアップ方法」について話したが、
私自身もまだまだ「スキルアップ方法」を学ぶ必要があると、
いうことを謙虚に受け留めり、
今後も精進しなければならない、と思う次第である。