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寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

今年の肥料撒きは楽できると思ったのに・・・

2025-04-13 20:39:57 | 米づくり
いまでは田植えと同時に肥料を撒く側条田植機というのが主流のなか、我が家はとても手が出るものでなく、肥料撒きという一工程多い作業をしなければなりません。

これはトラクターに据え付けて肥料などを散布するブロードキャスターという機械。

知人が買い換えたので処分しようとしてたものをいただきました。かなり古いけれどまだ使えるし、あっという間に肥料が撒けると期待してもらったんです。

これまではトラクターの全面で肥料を撒いて後部のロータリーですき込む(耕運)の合わせ技でおこなっていました。
これは昨年の散布の様子。乾いた状態がベストなんですが、水分を多く含んだ土のため田んぼに水を入れての作業。意外とタイヤにドロが纏わりつかず良かったです。

しかし肥料を入れるバケットが小さいため、何度も肥料を足さねばならず手間と時間を要しました。
ブロードキャスターなら約5倍の容量があり、ましてこの水田は鶏ふんを使うため化学肥料の3~4倍の量を投入するため、このあとの耕運を考慮してもメリットがあると試してみたかったんです。



でも蓋を開けてみると、今年は雨日は少ないものの、一度に降る雨の量が多かったため地面は緩く、散布、耕運と2度田んぼに入れば田面はグチャグチャになってしまいます。

では水を入れれば・・・?ところが必要なときには水はなく時間的余裕もありません。結局例年どおりとなりました。

効率的な側条田植機、いいなぁ・・・と思ってたけど、鶏ふんは撒けない。
手間はかかりますがオーガニックに近づくためと、自分に言い聞かせ、自分を励ましてます。

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