今年、一部の水田で農薬と化学肥料を一切使用せず、基肥に鶏ふんを使った栽培をしています。
田植え後の分けつの遅れが気になってましたが、一株あたりの茎数も過剰ぎみとなって穂も出揃ってきました。
そしてもう一つ気になっていたのが葉の色。
通常この時期、葉は黄緑色、鶏ふんの量が多かったのか?緑が濃いめで稲の丈が長いです。
右が慣行栽培、左がオーガニック米に挑んでる水田
これまでの経験から、このような稲はこれから穂の重みと天候(風雨)によって倒れてしまう傾向があります。
今年はじめて挑んだ栽培方法、すべて上手くいくとは思っていませんでしたから倒れても仕方ありません。
田植え後、害虫被害や病気が発生していないだけラッキーと思うようにして来期の参考にします。
さらに気掛かりなことが・・・、いま、まさにカメムシの活動時期。
ことし耕作するすべての水田で農薬(殺虫剤)を使わないと決めています。
そこで対策として、この水田にはカメムシが嫌うとされるミント(ハッカ)の臭いです。
農道側にグランドカバーに適してるペニーロイヤルミントを
ペニーロイヤルミント
排水側に香りが強いとされるペパーミント
ペパーミント
を畦に移植してやりました。
こうしてみると、草を刈る際、あまり気にしなくてもいい草丈が低いペニーロイヤルミントのほうがいいようです。