春江美術館・画廊春 (彫刻家 奥村信之・描く詩人 水村喜一郎作品常設) 

春江美術館・画廊「春」作品展示の様子を 画廊犬コテツと共にお伝えします。

ヒラメ 岡本雄司 ・ 陶器 川本良徳

2014年07月05日 | 絵と美術

今回の展示で 画廊の床の間に並べてみました。

ヒラメは厚さ5cmほどの木の箱に ミクストメディアで描かれています。

現代的な表現ですが 和風の壁にも見事にマッチします。

この絵を見ると刺身が食べたくなります。

寿司屋や料亭などの床の間に飾ると面白い作品です。

陶器は一滴窯の川本良徳君の作です。全て登り窯で焼いた作品です。

大壺は釉薬を使わない灰被りの景色が気に入っています。

茶碗は志野です。ん百万する大家の作品と比べても遜色ありません。

かえって川本君の方が味があるように感じます。

 

 先日川本君と食事をとりながらゆっくりと話をする機会がありました。

彼は作陶と百姓のいわば自然体の生活をずっとしているわけです。 

私などは 画廊が暇だとついつい生活が乱れがちになるのですが

かれはどのように自分を律しているか尋ねてみました。

「朝起きたら デッサンや作陶を自分の日課としており、午後は百姓と決めている。」という

作家としては当然といえば当然の答えが返ってきました。

 私なんぞは デッサンしはじめたかと思うとうろうろ散歩したり、作家の絵を取り出してきて

眺めながら昼寝したりと まったくけじめのない生活をしているので 彼に見習って午前中は

デッサンや制作に励んでみようと反省しました。

 昨日から頑張っているんですが いつまで続くことやらねえ・・・。

 

こちらは難波田龍起さんのエッチング「集合体」です。

彼の作品は3点ほど所有していますので 順々に展示していこうと考えています。

 

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