先週の土曜日あたりから 何だか気力が無くなってぼんやりしてしまいました。
暑さも一段落したので 頑張らなければいけないと思い カボチャを描きました。
黒々として 重量感があるモチーフですので自然と黒々としたデッサンになります。
描いているうちに 何だか画学生の頃を思い出しました。
最近のカボチャは昔のようにごつごつしていないので、かえって描くのは難しいです。
久しぶりに濃い鉛筆を使いました。
学生のデッサンみたいであまり気に入っていませんが 量感のあるカボチャは、ぼんやり病には効きました。
8月に入り涼しいアトリエで昼寝するのが習慣となってしまいました。
こちらは 親爺の昼寝布団を占領する コテツです。
なかなか譲ってくれないので 親爺は枕だけで床に寝ています。
ひんやりして気持ちがいいのですが 起きると体中が痛くなりますね。
画廊春 8月の展示より
張替正次 「夕焼け」 水彩
張替さん 不思議な画家です。若い頃は強烈な写実を描いていました。
歳を重ねるに連れ プリミティブな抽象へ画風が変化していきます。
私は写実の頃が好きなのですが こういった作品も味があって好きです。
画廊では張替さんの作品を4点ほどコレクションしています。
ところで 私は難波田龍起さんの版画を中心にコレクションしています。
最近、難波田さんご自身がコレクションし、アトリエで壁に掛けて愛していた
作家のことを知りました。
モハメッドユヌス 深尾庄介 の絵をコレクションされていたそうです。
お二人の絵も私のコレクションにありまして ちょっとびっくりしたと同時に嬉しくなりました。
モハメッドユヌスの作品は 丁度今展示しておりますので 画廊春にご来場ください。
モハメッドユヌス 「イリュージョン」 油彩