多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

きくちゆみさん、「本当のテロリストは誰」多摩市で講演

2005-11-02 02:16:05 | イラク戦争
「戦争中毒」を翻訳したきくちゆみさんが多摩市にきてくれました。多摩市民「九条の会」の主催です。きくちゆみさんは、千葉・鴨川で完全無農薬の米と野菜をつくり、「自給自足」の暮らしを実現し、自宅を「ハーモニクスライフセンター」として開放されているとか。国際的な環境活動家でもあります。2001年の9.11事件を機に「グローバルピースキャンペーン」を立ち上げます。昨年7月には、「テロリストは誰?」というドキュメンタリー映画集の日本語版を制作。総選挙で小泉自民党が圧勝し、ブッシュの世界戦略に日本が飲み込まれるのではないのか、ときくちさんは危惧します。憲法9条をなんとしても守らねばと。保守・革新ではなく、手をつなぐことができるあらゆる人々と共に声をあげるべきと。
 さらにアフガニスタンやイラクで、戦争ゲームのように人々を殺戮している米軍の姿を、実際に飛行機からロケット攻撃をしかけている映像を通して、パソコン画面で多くの非戦闘員を殺戮しているさまを明らかにしてくれました。
 「テロリストは誰」の映像も紹介しながら、米国政府が第三世界に対して仕掛けてきた戦争や政権転覆の真相は、実は、CIAや米国政府が手を染めていたという実態を明らかにします。「国家としてのテロ行為を行ってきたのは、実は米国自身ではないのか」という疑問を投げかけたのが、この映画。
 きくちゆみさんは、「平和な地球を創る」提案として、①銀行に貯金せず、未来バンク、グリーンファンドに預けてはどうか。②脱石油製品の暮らしを実現する、③マスコミにちゃんと意見を言おう。④テレビや新聞ではえられない情報源を持とう、など、9つの提案をしています。
 詳しくはきくちゆみさんのサイトをのぞいてみてください。

http://www.harmonicslife.net/schedule_yumigen.html

11月23日、「たまには、平和でしょ」キャンペーンに集まろう。 
コメント (1)
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