わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

あふれる笑顔

2014年08月13日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
ベーシック6組の長老(責任者)の辻田隆昭(つぅ)です。

今回ベーシック6組には10名のこどもが福島から参加してくれました。

福島の子たちはとても礼儀よくきちんと挨拶をしてキャンプ場に入ってきました。

少し緊張しているようでしたが、お越しいただいた副村長に長時間の移動の疲れも見せずにしっかりとあいさつをしてくれました。





今回思ったのは、福島のこどもたちは本当に礼儀よく、しっかりとした受け答えのできる子が多いのですが。その一方で少し大人びているというか、無邪気なこどもらしさが、ほかの県から集まる子ほどないような気もしました。

しかしキャンが始まってたくさんの子供たち、様々な年代の子供たちと共に生活を作っていくうち自然と硬い表情も和らいできて、笑顔があふれていました。

特に大変な火お越しなどは率先してやり周りの子も巻き込んで苦労を共に乗り越えている姿が見られました。





また、みんなで作り上げた料理はとてもおいしそうでした。

みんなで力を合わせて、同じ釜の飯を食う。

住んでいる環境や、年代が違ってもみんなでつくった料理はそんなことを超越してくれたようにも感じます。





そして解放された自然の中で川遊びや、工作などをして疲れるまで遊びました。





特に印象的だったのはおとこのたちが工作でつくっていた釣竿です。

ひたすら自分に合う長さの釣竿をつくり、仕掛けや、疑似餌まで作っていたのは大人顔負けのクオリティでした。

最後の夜キャンプファイヤーを行ったのですが、始まる前福島の子たちが「もう明日で終わるのか」「もっと居たかったな」「あっという間だった」という声が聞けて本当にうれしかったです。

最初は硬い表情で緊張していた子も、キャンプを通してありのまま姿で笑えるようになった気がします。





4泊5日と長いようであっという間のキャンプでしたが、私にとっても彼らにとっても一生の思い出に残るキャンプだったと思います。

またこの縁が広がりたくさんの笑顔があふれる機会になればいいと思いました。


B6組長老(責任者) 辻田つぅ


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