わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

めぐってくる

2014年08月06日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
今日は忘れられない日。

広島の日です。


現在、泰阜村では全国から約1,100人の子どもたちと約350人の青年ボランティアが集い、信州こども山賊キャンプが開催されています。

今年の山賊キャンプは3泊のコースから11泊のコースまで全28コースあります。

どのコースでも、参加している子どもたちは、それぞれの期間の自然体験・共同生活を通して、確実に自分自身の世界を広げることにチャレンジ゛しています。

最初はバラバラに動き、仲間に思いやりを持てなかった子どもも、折り返し点を迎えると、仲間の個性を認め合うこと、仲間と協力することの大切さやすばらしさを体感し始めています。

「同じ釜のメシを食べた仲間」とはよく言われますが、寝食を共にした仲間は理屈抜きに仲良くなるものです。

まさにキャンプは「同じ釜のメシを食べる」具体的な場面でしょう。



キャンプ期間中の様々な出来事との出会いの中で、互いの個性を認め合い、足りないところを補い合っていくというプロセスから、「多様性を認め合うセンス」や「自律のセンス」は獲得されていくものです。

この山賊キャンプでこのセンスを育んだ子どもたちが増えていけば、きっと戦争や紛争は起こらないだろうなと、半ば確信的な想いを持っています。

少なくとも私はこれらのセンスを帯びた平和な世界をイメージして、子どもたちと山賊キャンプを行っています。



毎年めぐってくる8月6日、広島の日。

今日の山賊キャンプには、福島のこどもたちも参加しています。

そして、泰阜村のこどもたち(6年生)も参加しています。

もちろん、東京や名古屋など、オールジャパンのこどもたちが参加しています。

日本中だけではなく世界中から青年ボランティアが集まり、こどもを支えます。

そのキャンプを、泰阜村の人々が土台から支えます。

山賊キャンプで、数多くの出会いが産まれ、平和な未来の土台が築かれるのです。


▼福島のこどもが、泰阜村の清流で遊ぶ




▼泰阜村のこども(小6)も参加!





▼アメリカの大学教授(右)とロシアの長期ボランティア(左)。ここでは米露両者ともこの笑顔!






南信州泰阜村の自然に囲まれて、豊かな村の人々に支えられて、全国から集まるこどもたちと世界中から集まる青年ボランティアと、楽しいキャンプを創ってほしい。

認め合い、支え合いつつ、自発的に責任をある行動をとることのできる人。

そんな人づくりに邁進したい。

広島の日に、強く想いました。


代表 辻だいち


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