わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

だーっの被災地支援報告

2011年05月08日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
 NPOグリーンウッド常務理事の佐藤陽平(だーっ)です。

 昨年の山賊キャンプスーパー1組の長老(キャンプ責任者)をしました。ここ数年はキャンプ全体統括責任者を担っておりましたので、久しぶりの長老でした。山賊キャンプの特徴は、その名の通りアジトに集まり仲間と協力して暮らしを創り上げます。弱いものを助け、みんなが納得するまで話し合う。そんな暮らしをしてきた仲間はいつの間にか家族という感覚になります。

 S1組のメンバーの二人が今年のだいだらぼっちに参加しています。そして、S1組に福島県いわき市の仲間もいました。私たちにできる支援、それは山賊キャンプのおかげで仲間になったので、山賊キャンプに招待することです。いわき市では、放射線の影響で外で遊ぶ時間が限られているそうです。夏だけでも思いっきり、川で遊び、土まみれになり、心と体を解放してほしい。そんな思いを持ち、今回は私がいわき市に伺いました。お父さん、お母さんも快く受け入れてくださりました。照れ臭そうだった仲間(キャンプ参加者)は、「今年も山賊キャンプに行く」と力強く言ってくれました。

 さて、だいだらぼっちに参加しているS1組の仲間も、彼のことを心配していました。山賊キャンプならではの心のつながり、支え合い、思いやりが当たり前に行われています。その様子が長野朝日放送で放映されましたが、私たちが目指すのは、これが特別なことではなく、当たり前の価値観になること。支援を通じて、これからもねっこ教育の3つの柱、感じる、生み出す、楽しむ心を実践していく場をつくっていきたいと思います。

~P.S~
 私が行く前に悩んだこと。それは彼へのお土産です。今のこどもは何が好きなのだろうか?山賊と言えば・・・。中々思いつきません。東京駅のあるショップにたくさんの人がいました。それは漫画ワンピースのお店。ワンピースは海賊、僕らは山賊。たった一文字違い。これだと思い、シャーペンとノートを買いました。彼に渡したら喜んでくれました。たくさんの思いを記録しておいてほしい。次世代を担うこどもたちへ願いを込めて。

常務理事 だーっ

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