緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

少しずつ出来上がっていく我が家を見るのは嬉しいし楽しい

2024-05-30 15:43:41 | ヘミシンク

何度も何度も変更を重ねて検討して出来上がった間取りを、私はとても気に入っている。私が変更を頼む度に図面を変更してくれたと言うことはS氏には非常に感謝している。もう少し専門性は欲しかったけれど、逆にそれがなかったので、いい間取りが出来上がったのと、値引きして貰えるタイミングが重なったとも言える。

 一人暮らしの私が暮らすには非常にコンパクトで無駄がなく、生活の全てを一階で済まそうと思えば一階で一日を過ごすことができるし、気分転換に外の景色を高いところから見ようと思えば二階に行けば良い。以前は母屋は平屋だったので、そういう時は車庫の二階まで行かなければならなかった。でも,新しい家は二階つきなので、すぐ二階に行けるし、人が来て二階に居てもすぐ対応できる。以前は二階に行くときは母屋の戸締まりをして、玄関に車庫の二階に居ますと表示を置いて出なければならなかった。車庫の二階の和室ではよく着物リメイクなどの作業をしていたから二階も使っていた。

また、今日行って嬉しかったことは、キッチンの後ろのカウンターと戸棚が据え付けられていたことだ。わざわざ片付けの忙しい中、沼津のショールームに行ったときに床や壁、何よりカーテンの色調と合わせて選んできたグレーのカウンターだ。腰壁の内側も納得して選んできた大理石のマス目っぽい模様になっていて。ああ、これを選んだなと思いだした。時間を割いてキッチンショールームわざわざ2回も行ってきてよかったなあ。と思った。

2階の和室の出入り口に引き戸がついていた。

二階の和室の押し入れ、布団圧縮袋にいれたままだったら、全部の布団がおさまるかもしれない。

一階の寝室は北側と東側に窓があり、前の家でも大体同じ場所を寝室にしていた。東側の窓が掃き出しでなくなったことが違うが、明るさは隣にあった車庫がなくなったせいかずっと明るく感じる。

2階の南側の部屋のクローゼットの中にあるいろんな機器を置いておく場所が着いていた。

二階南側の窓、インテリア使用のカーテンレールを漬ける位置は少し高いようだ。

二階南側の東側の窓

家の形を東西に長くしたので、南側の敷地が広がり沢山車が駐められるようになった。隣のTさんがよく「車が駐めやすくていいよね。」と言ってくれる。

この前に和箪笥と洋ダンスを二つ並べておく予定。二つ並べるために壁を少し階段側に寄せられる寄せられないでS氏に不信を抱かせられたりした部分だが最終的に壁は少し動かせて、置けるとわかりほっとした部分だ。S氏が入力ミスをしてしまって誤解してたのが置けないと判断した理由だった。

玄関をLDK側から見たところ。こういう所はコンパクトにまとめ、ホールも半分の広さにして、その分を寝室のクローゼットにした。前の家が玄関前から無駄に家の中まで廊下が広くてもったいない間取りだと思っていたので、今回その逆をすることが出来て良かった。奥の凹んだ部分に鏡を付けて貰い、出かける前の全身の姿をチェックできるようにした。以前はドレッサーが寝室に、和室の外側の廊下に母の鏡台が残っていたが、それらは解体屋さんに処分してもらったので、全身がチェック出来る鏡が欲しかった。

LDKを洗面所方向空見たところ、掃き出し窓に立ち上がりがないのが嬉しい。窓のサッシが白できれいだ。きっとカーテンとぴったりな感じになると期待している。

LDKから2階への階段と洗面所や風呂場への入り口、調度ユニットの境になってしまっているし出っ張って居るが、この前に、嫁入り道具だった食器棚を置いて使いたいが、部屋の床や壁とあわない濃い感じの茶色っぽい色なのでどうしたものかと思っている。でも沢山収納はできそうだし、食器ではなく本とか石とか置こうか?と考えている。

家の裏側を外から見たところ

家の前に泊まっていた車は、家を建てる際にあたって出るゴミの回収のための車だった。こんなに沢山ゴミが出るんだなと思った。

 建てかけの家の部屋の中にいて、外を眺めると今の仮住まいに比べるとずっと緑も多いし、鳥の鳴き声も聞こえてくる。建てかけの部屋ではあるが、まだずっとここに居たいなという気持ちになってくる。今の仮住まいは部屋の中に居るのが嫌で、天気がいいときは近くの公園にわざわざ行って過ごしているくらい何かあまり部屋の中に居たくないことが多かった。やはり寒かったり暗かったり荷物を片付けたりすることも出来ないでいるためだとは思う。

 今日建てかけの家に行って、見学させて貰ったI家のご主人の家の中に居たいから外にあんまり出かけなくなったという気持ちがなんだか私も分かる気がした。家の中にいるだけで、満足して安らげる家。それこそ本当に我が家だろう。要らない物が沢山あって片付かない部屋を見るのはストレスだ。しかし、すっきりと必要で好きな物だけを身近において暮らせる生活はとても快適だと思う。しかし、断捨離の苦手な私は気に入って買って子どもも気に入ってきていた服とか中々捨てられない。とりあえずメルカリに出品してみたりはしているが、多分、新居に引っ越した後も片付けながら、捨てる捨てないを慌てないで決めて自分の心地いい空間を作り出すことにしばらくは専念することになると思う。建てかけの家が出来上がっていくのを見る度に、やはり家を建て替える決断は正解だったなという気持ちと新しい生活への期待感が高まっていくのを感じる。

 


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