季節の移ろいin絵手紙 Ⅱ

 絵手紙&水切り絵&パステルアートに日々の出来事を添えて・・・

晩秋から初冬へ~高野山

2016-11-11 05:51:03 | お出かけ、旅行
 11月9日、 朝6時少し前にでて高野山に向かいました。
この紅葉の時期は、たくさんある駐車場もいつも満車。
 途中 渋滞にもかかりながらも、9時過ぎには到着、駐車場も難なく入ることができました。

 このあたりは標高1000メートル、
ニット帽、ロングのダウンコート、肌着はヒートテック、レッグウォーマーにアームウォーマー等々、重装備で来ましたが。。。寒い、というより冷たいのです。
 

 金堂、根本大塔、に向かいます。通称(蛇腹道)です。

この時間、観光客も少なく、お参りしたりご朱印をいただいたり、入れるお堂の中を見せていただき、ゆっくりとした時間を楽しみました。
 
 


 少し早めの昼食のために入ったおうどん屋さんの方と話していて、
「さっき、少しの時間ですが雪が舞っていて、びっくりしました」と言いますと、
「そうですやろねぇ~この紅葉もたちまちのうちに枯葉になり、また雪の季節が来ますわ。
名残のもみじです。 ええ時に来はりました。 ようお参りでした」とおっしゃいました。
 
 私は、雪に抱かれた高野山の姿が心に浮かびました。
文字通り(山眠る)の時期も間近なのですね。

 そこから夫は
ちょうど今、真田一族にまつわる展が、仏像展示に併設されているからと、
嬉々として霊宝館に向かいました。
 私はわかれて、一人奥の院に向かいます。

 ご存知のように、ご廟(びょう)に向かう2キロの道には、
うっそうとした杉木立の中に、一般の人とともに、名だたる戦国武将のお墓が、約2万基たっています。
 苔むしたお墓にシャッターを切っている人たちもありましたが、ちょっと心が咎めて・・・

 いよいよ、ご廟橋に差し掛かりました。
 

 弘法大師が今でもいらっしゃるとされているこの橋を渡ってからは、
脱帽、写真撮影はNG、話声は小さく等々。。。

 高野山は真言宗、我が家も実家もまったく違う宗派なのですが、なぜか高野山が大好きで、
特に奥の院に心惹かれます。

 読経が流れ、香のかおり漂い、ゆらめくろうそくの炎。。。
霊気と冷気に包まれてひと時、非日常の世界に浸ります。

 ご廟を出てからは、来た道とは違った道を歩きます。
 

 心なしか、紅葉も一段と進み渋い色合いになってきているところが多く感じられます。
 
 今年も高野山の紅葉に出会えたという喜びで、夫との待ち合わせ場所に向かいます。
 
 
 


 この日のお宿は和歌の浦です。
部屋から見た、暮れなずむ大阪湾です(対岸に、四国徳島が少し見えます)
 

 夕食は、雑賀岬直行の海の幸が満載でおいしかったことは言うまでもないのですが、
ひと品、ひと品出てきて合わせて9品目。
一枚一枚載せているとかさばりますので^^すべて省きます(笑)

 翌日は、さて何処に行くでしょう~
写真が整理でき次第アップしますね。