やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

毎年恒例「谷川俊太郎+谷川賢作 +ロバの音楽座」

2015-05-05 | music
毎年こどもの日は、谷川俊太郎さん谷川賢作さん親子を
お招きして、 ロバの音楽座とジョイントコンサート。う
れしい楽しい季節行事。

「ことばをあそぶ おとがあそぶ」と題したプログラム
が始まる。マチネは親子の回、ソアレは大人の回。半分
くらいはリピーターだけど、半分くらいは初めて来たお
客というかオーディエンス。

同じ詩や曲はやりたくない、と今年はいじめの詩から。
次々と俊太郎さんがよまれるので会場は静まり返る。風
の音、鳥の声、足音が外から聞こえるだけ。



それに対して谷川賢作さんは、覚和歌子さんと一緒に作
られたピアノやピアニカの弾き語りで合唱曲を歌い上げ
る。俊太郎さんが「なくぞ」の朗読でこたえる;

なくぞ ぼくなくぞ 
いまはわらってたって 
いやなことがあったら すぐなくぞ 
ぼくがなけば かみなりなんか 
きこえなくなる 



賢作さんは去年あたりから音楽をスポーツ(特に野球)で
読み解くことに熱中してて、投手が玉を置きに行くように、
ジャズピアノを弾いてはだめで、間違っていいから戦うよ
に弾くんだと、即興たっぷりにキースジャレットを熱演。

そうしてロバの音楽座も登場。俊太郎さんに「わらべう
た」から詩をよんでいただいた後、曲をつけたものを演
奏。


バリ島の竹楽器アンクルンで「へのへのもへじ」

毎年恒例、近所の立川市立幸小学校校歌。谷川俊太郎さ
ん作詞、林光さん作曲。たくさん作った校歌の中で、ベ
スト5に入ると。

わたしがあすを あきらめたら
あさは もうこない
ぼくがほしを みつめるとき
そらは かぎりない

2番の冒頭はジンとくるんだけど、涙ぐみハンカチをと
りだす人も。俊太郎さんに笛も吹いていただき、合奏し
たり。

 


夢の様な時間。いつまでも続くように、と願う。隣では
カフェもオープンしたんだけど、演奏後のサイン会も笑
いが絶えない。



ギャラリーの空想楽器博物館には谷川俊太郎さんコーナ
ーもあり、いただきものがまた増えている。

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