昨日に引き続き、清里フォトアートミュージアムのこと。
面白い運営形態になってるけど、写真家・細江英公さんが
開館以来の館長をされていることが大きそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ca/0db0eba791ff40455b9f19524e427dbe.jpg)
細江英公さん 2013年4月 清里フォトアートミュージアムにて
活動軸は、①企画展②写真賞③収集;
①企画展
国内外の写真に関する企画展が年3回開催。過去の企画
展リストはここに。自然をテーマにしたものが多いかも。
行った時も、「森ヲ思フ:ウィン・バロック、志鎌猛、
宮崎学の写真」展をやっていて、山尾三省の詩を多く
引用していたのが印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/89/3500a93f53a58092818b9958b20b89b5.jpg)
②写真賞
35歳以下対象の「ヤング・ポートフォリオ」賞は、若い写
真家を表彰するだけでなく、作品を積極的に購入していっ
ているのがとてもユニーク。
購入作品数も半端なく、年間約2~300点だそうだ。日本だ
けでなく、世界から。そのデータベースには写真家の所在
地が記されている。(2006年度から2012年度までの全作品。
開館以来のは来春完成予定とのこと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/99/26d265f95f1e375b52c4f0279b0d7661.png)
ロドリゴ・マアワド メキシコ 2009年
作品をちょっと見ているだけでも、多種多様な表現が楽しい。
選考査員は細江さんを中心に時々変わる。来年は森山大道さ
ん、瀬戸正人さんと細江英公で行われるそうだ。
③収集
「生命(いのち)あるものへの共感」というメインテーマの
もとにコレクションは7900点以上になります。そのうち、
ゼラチン・シルバー・プリント(銀塩写真)、ダイトランス
ファーなどの1900年以降の作品が約3200点。」
2009年に学芸員・田村泰男さんがインタビューに答えてはる。
写真家が自らプリントした写真を収集しようということ、その
質も量も高いこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0b/c673322e3a9c3c87dd5801e3a9a5a57b.jpg)
エミール・コンスタン・ピュヨー 無題 1900年頃
いっぽう、開館10年の時点で、会員用宿泊サービスやレストラ
ン営業をやめている。ライブラリーの写真集は過去のものが充
実しているけど、近年のものは弱い。運営上の選択と集中が行
われている印象。
Facebookは充実。冒頭の館長の写真もこちらから。
面白い運営形態になってるけど、写真家・細江英公さんが
開館以来の館長をされていることが大きそう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/ca/0db0eba791ff40455b9f19524e427dbe.jpg)
細江英公さん 2013年4月 清里フォトアートミュージアムにて
活動軸は、①企画展②写真賞③収集;
①企画展
国内外の写真に関する企画展が年3回開催。過去の企画
展リストはここに。自然をテーマにしたものが多いかも。
行った時も、「森ヲ思フ:ウィン・バロック、志鎌猛、
宮崎学の写真」展をやっていて、山尾三省の詩を多く
引用していたのが印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/89/3500a93f53a58092818b9958b20b89b5.jpg)
森について
森は
土と樹々をかかえて
永く沈黙しつつ 生きている
人は その森に帰る
森は
ひとつの大きな闇であり
慈悲である
人は その森に帰る
森の底には
水が流れている
その水もまた 森である
人は そこに帰る その森に帰る
山尾三省
森は
土と樹々をかかえて
永く沈黙しつつ 生きている
人は その森に帰る
森は
ひとつの大きな闇であり
慈悲である
人は その森に帰る
森の底には
水が流れている
その水もまた 森である
人は そこに帰る その森に帰る
山尾三省
②写真賞
35歳以下対象の「ヤング・ポートフォリオ」賞は、若い写
真家を表彰するだけでなく、作品を積極的に購入していっ
ているのがとてもユニーク。
完成度は高くないが、独創的で表現意欲の高い作品を美術
館が購入することによって、若い作家に勇気を与えたい。
館が購入することによって、若い作家に勇気を与えたい。
購入作品数も半端なく、年間約2~300点だそうだ。日本だ
けでなく、世界から。そのデータベースには写真家の所在
地が記されている。(2006年度から2012年度までの全作品。
開館以来のは来春完成予定とのこと)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/99/26d265f95f1e375b52c4f0279b0d7661.png)
ロドリゴ・マアワド メキシコ 2009年
作品をちょっと見ているだけでも、多種多様な表現が楽しい。
選考査員は細江さんを中心に時々変わる。来年は森山大道さ
ん、瀬戸正人さんと細江英公で行われるそうだ。
③収集
「生命(いのち)あるものへの共感」というメインテーマの
もとにコレクションは7900点以上になります。そのうち、
ゼラチン・シルバー・プリント(銀塩写真)、ダイトランス
ファーなどの1900年以降の作品が約3200点。」
2009年に学芸員・田村泰男さんがインタビューに答えてはる。
写真家が自らプリントした写真を収集しようということ、その
質も量も高いこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/0b/c673322e3a9c3c87dd5801e3a9a5a57b.jpg)
エミール・コンスタン・ピュヨー 無題 1900年頃
いっぽう、開館10年の時点で、会員用宿泊サービスやレストラ
ン営業をやめている。ライブラリーの写真集は過去のものが充
実しているけど、近年のものは弱い。運営上の選択と集中が行
われている印象。
Facebookは充実。冒頭の館長の写真もこちらから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます