やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

#12 Open Show Tokyo インベカヲリ★ vs 郡山総一郎

2014-05-22 | photo
12回目を数えるOpen Show Tokyoだけど、今年の開催は初。
ここでPRしたようないきさつで「写真家たちによる写真好
きのためのスライド・ライブ① 」を行う運びとなる。

キュレイションとナビゲータを引き受けてくださった写真
家の郡山総一郎さんと、初の写真集『やっぱ月帰るわ、私。』
(赤々舎)を昨秋出しはったインベカヲリ★さんの対談形式
で濃いいスライド・ライブとなる。



話せば話すほど、2人の写真家の違いがみえて面白かった;

郡山さん:カメラは持ち歩き、呼吸する様に撮りまくる。
テーマは変えていき、複数テーマが同時進行。他人の写真
集を見るのが好き。

インベさん:ふだんはカメラを持ち歩かず。一つのテーマ
を13年追って楽しい。他人の写真はあまり見ない。写真
が好きというより、人を表現するのが好き。



インベさんが撮るのは女性。女性がおもしろい、という。
女の人の波が大きい、それを見せられるし、そこに色気、
時代があって物語の主人公といて被写体として面白いって
ところまではわかる。

それにくわえ女性は日常の延長で写真をとっても平気だけ
ど、男性は完成した姿を見せようとする、とか。迷を見せ
ようという、男は面白くない。女はそれもあり、とか面白
かった。

男が撮る女は、男が求める理想像が入ってくるので本当で
はないとも。



インベさんに撮られたい、と応募してくる素人女性を撮る。
会って話を聞きながら、セットアップ(演出)を練る。そ
の場で思いつく時もあれば、あとで考えつく時もある。

それを絵コンテや言葉で書いていく。モデルがやりやすい
様に考える。2回目に会う時が撮影の時。そして強烈なイン
べワールドが産まれて行く。



言いたいことがある人は、表情は強い。周囲にあわせようと
しない人に悩みや葛藤がある。

撮ったあとの感想はきかないけど、うれしい、より、面白い
経験だった、という人が多いそうだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿