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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Duceはちゃんと仕事をしています

2011-09-09 06:53:00 | イーグルス
 ファイナルカット前日、怪我でカットの危険が有ったJaqua ParkerとWinston Justiceに対してサラリーカットの要請をした。と言う情報が有りました。ESPNはカットしたと書き、地元誌2誌はカットは無かったと書いていました。結局どうだったのか詳細は分かりませんが、キャップ枠は増えているのでカットが有ったのでしょう。現在118ミリオン程度キャップを使用中で、色々な特別枠を使うと7-8ミリオンキャップに空きが有るようです。
 DeSean Jacksonとの契約延長交渉でこの大半は消えるのでしょうけれど、少しでもゴーストサラリーが出ない形の契約にしたいでしょうから、サラリーカットをした事の意味は小さくないと思います。


 オフィシャルの怪我人情報ですが、Vince Young以外の全員が全部の練習に参加した事になっています。Steve Smithは開幕戦に出るかもしれないと言われていましたが、このまま順調に行けば出てくるでしょう。
 Winston Justiceの状態が気になります。Justiceが試合で使える状態ならばTodd HerremansをLGに戻し、Evan MathisとKyle DeVanでRGを争う形が予想よりも早く来るかもしれません。
 Youngが試合に出れない場合にはMike Kafkaが2番手のQBになります。今年から第3QBの特別枠が無くなります、試合に3人QBをアクティブにするのかロスターには3人入れても試合で準備するのは2人なのか、保守的なAndy Reidは3人QBをアクティブにすると予想していますが、開幕戦はQB2人体制かもしれません。もしもの時にはJason AvantがQBをやるようです。
 

 KRをルーキーのDion Lewisが行い、Ronnie Brownが2番手になるのはファイナルカット時に公表されていました。PR候補のSinorice MossとChad HallらをカットしたままのPRにはDeSean Jacksonが今年も入るとBobby Aprilから発表されています。PRの2番手はJeremy Maclinが準備をするようです。
 STコーチ見習いの職に就いているDuce Staleyですが、本当にSTコーチをしているのか実際はRBコーチをしているのかは良く分からなかったのですけれど、今回Aprilの記者会見でStaleyがDionらに良い指導をしている、とSTの指導をしている事が初めて確認できました。ロックアウトで練習自体が無かったから情報が無かったのは当然なのですけれどね。


 怪我人が多発しているDLですが、Antonio DixonやJaqua、Trevor Lawsも練習に出ていますし出場可能な状態で調整が済んだようです。DeVan獲得時にDTを減らしたのは怪我人の復帰の計算が出来たからだったのでしょう。アクティブにならないのはCFL出身のPhilip Huntになり、残る8人が出場するはずです。
 Cullen JenkinsはDEでもプレイしますし、3rdロングのような場面ではDEを4人入れるような事もします。Trent ColeをLBに入れてモーションさせながらのブリッツ、Coleがどこから飛び込むか分からないのはOLにとって悪夢でしょう。DLは色々と策を練る事が出来る編成になっています。

Watkins降格、Hanson復帰

2011-09-08 06:27:00 | イーグルス
 2011シーズン開幕戦の@STL戦に向けてチームは最終調整に入りました、現在チームで練習を休んでいるのは右太ももの肉離れを負ったVince Young(プール内のウオーキング中心のリハビリ中)とPUPのBrandon Grahamだけ、後は全員が練習場で調整をしたそうです。
 怪我をしているのは、Nate Allenの膝、Antonio Dixonの腰、Clay Harborの肩、Jaquawn Jarretの腿、Winston Justiceの膝、JuaticeがSTL戦に出る準備をしている、とAndy Reidは言っていますが、本当に出るのか、出れるくらいに回復しているのかは分からないです。 IR入りもVictor Abiamiriだけですし、怪我と言う面では非常に良い準備が出来ました。
 調整が遅れているJeremy Maclinはファーストチームでの練習をして準備が出来たようです、Steve Smithも出場に近い状態だけど実際使うかは検討中とAndy Reidは練習後に答えています。最初はWR5番手として考えるくらいで十分でしょうね。


 ファイナルカットで解雇されたJoselio Hansonが2年契約でチームに帰ってきました、代わりにカットされたのは去年の4巡指名Trevrd Lindleyです。LindleyはもうPSに入る資格が無いのでチームに戻る事は無いでしょう。Brandon HughesではなくLindleyをカットしたのは意外と言えば意外ですが、プレイを見てスピード不足が酷かったので仕方が無い気もします。ショートエリアのゾーンカバー重視だった去年のドラフト指名時のシステムから、マンカバー重視のタレントを集めた今年と方向性が変わった事も影響していると考えます。
 Hansonの契約内容は不明ですが、カットされた直後いくつかのチームからオファーが来ている、と言う割にどことも契約せずに戻ってきたのですからミニマム程度のオファーしか無かったのかもしれません。そして2年契約と言うのが、来年Asante SamuelカットからDRC契約延長が規定路線で、その際にニッケル候補として2年契約なのではないか、そんな事まで考えてしまいます。
 背番号21はHansonが再び付けて、Ronnie Brownは34番(亀より遅い男を思い出します)を付ける事になりました。昨日Brownの21番のジャージを注文した人から訴えられないと良いのですけれど・・・


 これまで一貫してRGのスターターを任されていた1巡指名Danny Watkinsですが、INDから来たKyle DeVanにポジションを奪われています。DeVanが練習全てのプレイでファーストチームに入り、Watkinsはディフェンスの練習相手としてスカウトチームに入っていたそうです。
 ReidはWatkinsとDeVanの事を聞かれて、大きな前進の為に少し下がる事も有る。と言う表現をしました。また、チーム全体の為にどうすれば良いかを考える。とも言いました。と言う事はWatkinsの成長を待ったが、開幕までに水準に達しなかったからスターターから降格させた。と言う事なのでしょう。DeVanがどういうプレイを見せるかは分かりませんが、Watkinsを実戦で使うのが無理と言う判断には同意します。


 契約延長をしてもらっていないDeSean Jacksonが試合に出る事は、怪我のリスクを考慮しない愚かな行為。どこからも契約してもらえなくて暇なのでしょうT.Oが余計な事を言い出しました。実際問題としてMicheal Vickがプレシーズンゲームで手を抜いた、と考える人が居ました。フランチャイズの1年契約は試合に出ないと(53人ロスターに居ないと)払われないベースサラリーだけの構成なので怪我したら終わりですから、接触プレイも避け、肩を壊すような全力投球もしない。と言うわけです。DeSeanに関しても、スピード不足が目立ちましたし、キャッチミスも多かったのですが、これがフルスピードを出すリスクやキャッチ後のヒットを嫌っての手抜きだったのかは分かりません。ホールドアウトからの調整不足と見ていたのですが、怪我をしない為に流した可能性は有るでしょう。
 ReidはDeSeanが契約の事と仕事(プレイする事)の区別はついているだろう、STL戦にDeSeanは出る。と言っていますし、ホールドアウトを終えて合流したDeSeanからはその手の不満は表明されていません。
 しかし、新労使協定でホールドアウトの罰金が1日30000ドルと決められ、ルーキーミニマムのベースサラリーしか貰っていないDeSeanの給料は非常に低い状態です(元々0.6ミリオン程度のはずなので10日ホールドアウトをしたら半分しか残らないです)こんな給料で怪我をする危険を冒すのは馬鹿らしい。そう考えるのも理解出来なくは無いです。
 代理人Drew Rosenhausも同様のアドバイスをしているでしょう、それでも試合に出るかどうかはDeSean本人が決める事ですし、契約に関しても交渉は代理人がやるが最終的に判断するのは選手本人です。契約交渉は行われているでしょうし、その中で新契約が無ければ欠場すると言う駆け引きも有るでしょう。試合までに契約延長が出来ると良いのですけれど、サラリーキャップの空き具合を考えると、チーム得意のサインボーナス少ないゴーストが出ない契約に持ち込むのは難しそうです。
 全力でプレイする為にも契約延長は必要でしょうし、早く交渉がまとまる事がベストなのですけれどなかなか上手くは行かないでしょうね。

Cunninghamはそんなに偉いのか?

2011-09-07 07:46:00 | イーグルス
 Akeem Jordanと2年間の契約延長をしました、ルーキーFAからSTキャプテンとして頭角を現し、WLBのスターターを務めた時期も有りましたが、いつの間にか適性が合っていないMLBをやらされたりLBとしては多くを期待されない状況でした。ルーキーFAとしての3年契約、RFAでの1年契約、RFA拡大枠での1年契約を経て、今年のオフにUFAから1年契約をしていました。そこに2年の契約を付け加えたので今年を含めて3年契約と言う事になります。
 前に出る動きが素晴らしいのですが、横には速くないですしパスカバーの技術も平凡です。TEと対峙するパワーが有るわけでもないのでLBとしてはWLB専門、今後もST要員として起用されると考えます。

 
 Kyle DeVanの加入が有りましたが、Danny WatkinsがRGのファーストチームで練習を続けています。契約してチームに合流したばかりですから金曜日の練習までに逆転の可能性も有るでしょう。開幕戦のSTLはSpag率いる4-3システムですし、常に対面にDTが居る4-3の方が今のWatkinsにはやり易いはずです。1対1でやられない所から始めて欲しい物です。
 ルーキーが2人並び、Todd Herremansもコンバートされたばかり、その穴埋めのEvan Mathisも左右との連携が出来ていません。インサイドブリッツへのアジャストに苦労する事になりそうです。メンバーを固定して熟成を進めてほしいのですが、その頃にWinston Justiceが戻ってくるのですよね・・・


 ファイナルカットで空いた番号への移動が有りました。36を付けていたRonnie Brownが21になり、36を空けました。去年SFで過ごしたBrian Westbrookが今まだFAですし引退する際にはチームに帰ってくるでしょう。まあロスター枠が厳しいNFLの場合ファイナルカット前の余裕が有る時にしか1日契約から引退は難しいのですけれどね。21はNnamdi Asomughaがつけると見られていたのですが、Joselio Hansonが居て付けれなかった時から24で問題ないと言っていました。
 Steve SmithはNYG時代12を付けて居たのですが、Randall Cunninghamが12は渡さないと言ったとか言わないとか、と言う記事が少し前に有りました。永久欠番になっている訳では無いのですが、そう言われればWRが10番台を付けるようになってからも12番は空いていたような気がします。Smithは11を付ける事になったのですが、Cunninghamが12を渡さなかったのでしょうか。(そんな権利有るのか?)

PRどうするのでしょう

2011-09-06 03:01:00 | イーグルス
 カットしたMike McGlynnはうちのPSに入る前にCINの53人枠に入りました、FAでCINに入ったMax Jean-Gillesはファイナルカットで解雇されています(340ポンドに減量したらしいのに・・・)

 PSに2人加わりました、Cornelius Ingramと同じ2009年に4巡指名でHOUに入団していたTE Anthony Hillで身長6-6 277ポンド、2009年は5試合に出場していますが、去年は出場無しに終わりました。ドラフト時のデータは40ヤード4.81とスピードは平凡で、腕の長さ35インチでベンチプレス21回とかなりのパワーが有りそうです。動いている所を見た事は無いのですけれど、20ポンドほど増量してOLで使えそうなスペックです。

 今年SFの6巡指名されたWR Ronald JohnsonはUSC出身で身長5-11 199ポンドで40ヤード4.46、スリーコーン6.64、垂直飛び37インチの素晴らしい記録を残しました。WRとしてはゾーンの切れ目に入るのが上手いがパワー不足で怪我が多いのが問題と評価されています。

 これでPS7人まで決まりました、最後に昨日カットしたCedric Thorntonが入る予定なのでしょう。
 CB6人でSが5人、去年CB6人(1人はKR専用)Sは3人だったのを考えるとDBが3人増えています。Sの2巡指名コンビがイマイチなのが原因でしょうけれど、その分他のポジションに負担が掛かっている印象を持ちます。

 
 PR候補のSinorice MossやChad Hallをカットした事でDeSean JacksonがPRを今年もやる事になるのでしょう。NYG戦の逆転TDを見てもDeSeanにPRをさせるのは当然と言えば当然なのですけれど、WRとしても一流のDeSeanに負担を掛けない為にもリターナーは卒業させるべきかもしれません。
 これまでBrianWestbrookやLito Sheppardらもスターターに定着し契約延長した時からリターナーは卒業させています。早い話がルーキー時の安い契約の間は壊れても良いが高額契約をしたら怖くて使えない。と言う事です。そう言う意味で契約延長交渉中のDeSeanは今年からリターナーをさせないのではないか、と言われていました。
 交渉中はPRをやらせて、契約延長をしたらPRから外すのも露骨過ぎる気がするのですけれど、5年50ミリオンのような契約をするであろうDeSeanに怪我のリスクの高いPRを続けるのは問題です。そう言う意味でもMossをカットしたのは勿体無いと思うわけです。
 ファイナルカットを経てオフィシャルHPのデプスチャートが更新されましたが、PRの所はDeSeanの名前しか有りません、MossやHallがカットされた事でDion LewisやCurtis Marsh、KRで2番手に入っているRonnie Brown辺りにPRの練習をさせると予想しますが、フェアキャッチやタッチバックの判断が必要なPRは案外育成が難しいのですよね・・・