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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Bethel Johnsonカット

2007-06-08 08:06:37 | イーグルス
 KRとして期待されたBethel Johnsonですが、脛の疲労骨折が癒えずに一度も練習に参加する事無くカットされました。

 怪我人と取ってしまったフロントのミスは追求されるべきでしょう、練習をして骨折したわけではなく始めから骨折していた選手を獲得したのですから。でも、ベテランミニマムなのでサインボーナスは僅かですしキャップへの影響はありません、多分TE獲得の為のロスター枠を空ける動きでしょう。
 7月まで待たずにカットしたと言う事はリターナーに目処が付いたと言う事でもあるでしょう、Jeremy Bloomがミニキャンプで良い動きを見せていると高評価を受けています。本当にスキーからフットボールへの肉体改造が出来たのか、タックルを受けても壊れない体になったのかはまだ分かりませんが、タックル無しの練習では問題無いようです。
 オフィシャルHPのデプスチャートにはBloomの他はBrian WestbrookとLito Sheppardの名前しか有りません。プロボウル級で怪我の多いこの2人をリターナーとして使う筈有りません、若手の中から2番手3番手のリターナー候補を育成する事が急務になります。Rashad BarksdaleやRyan Moatsが候補になりそうですが、この2人が53人枠に入る可能性は低そうですし根本的な解決にはならないかもしれません。

 Johnsonのカットで空いた枠でReno Maheを呼び戻す・・・結局そうなるのかもしれません。

Trotterの体重

2007-06-07 07:57:08 | イーグルス
 WAS時代に膝の手術経験が有り、2006シーズン後半は疲労の蓄積から膝の状態が悪化してランディフェンス崩壊の原因になったJeremiah Trotterのダイエットは今の所何の効果も無いようです。

 NO戦で208ヤード走られて負け、その後Trotterは引退を考えていると誤報でしたが伝えられるほど膝の状態が悪かった訳ですが、引退するつもりは無いと記者会見をした時に通常260ポンドの体重を245ポンド程度にまで落として2007シーズンに向かうと発言していました。これはダイエットする事で膝の負担を減らすのが目的ですし、両サイドへのランプレイでRBのスピードに付いていけない場面が有った事への反省から出た言葉でしょう。
 去年のトレーニングキャンプでも、ダイエットしたから今年は調子が良い、人生最高に動ける。等と豪語していたような気もします。結果はキャリアで最も重い状態でプレイしたらしいですけど・・・・・。
 通常255ポンド程度でシーズンに突入して、265ポンド前後でシーズンを終えるのがTrotterのパターンのようです。それを今年は245ポンドからスタートさせると2月頃は言っていたのですが、昨日の段階で260ポンド程度有るようです(自己申告なのでもっと有ると思います)そして、トレーニングキャンプまでには255ポンド程度に調整したいとインタビューに答えました、10ポンドほど当初の予定と違うようです。
 軽量DLが簡単に割られる中、リーグのMLBで最も重い部類に入る260ポンドで迎え撃っていたTrotterからすれば、これ以上軽くしたらタックル出来なくなると考えるのも無理はありません。実際リードブロッカーを弾き飛ばしてからボールキャリアーに立ち向かう場面が多すぎますから、パワーを落とす事は難しいのでしょう。しかし、膝の怪我でスピードが落ち、守備範囲が極端に狭くなってしまっている現状ダイエットは必要です、1シーズン乗り切る為には245ポンド程度まで落とす事も考えて欲しいものです。
 3巡指名のStewart Bradleyや新加入のTakeo SpikesもMLBで起用できる選手ですし、去年WLBのスターターを奪い取ったOmar GaitherはオフィシャルHPのデプスチャートでWLB兼任ではなくMLB専任でセカンドチームに入っています。Gaitherは今の所サードダウン用のMLBと言う起用法を考えているようですが、Trotterの動きが悪いようならばスターターの入れ替えも考えられます。
 
 去年よりも(ほんの少しですけど)落とす気持ちは有るようですし、往年の動きを取り戻せるようなコンディションを作ってもらいたいものです。OLBは去年の開幕時から考えれば、Matt McCoy 6-0 235ポンド、Dhani Jones 6-1 240ポンドからSpikes6-1 245ポンド、Chris Gocong 6-4 260ポンドとサイズアップしていますからTrotterが少し落としてもランストップ力は向上するはずです。

OTA開始

2007-06-06 09:33:45 | イーグルス
 OTAが始まり、ベテランがチームに帰ってきました。練習を休んでいるのはDonovan McNabb、L.J Smith、TRA、Bethel Johnson、 Mike Bartrumが怪我で休んでいて、Brian Dawkinsはミニキャンプに引き続き個人的な事情で休んでいます。練習初日のけが人としてはMatt Schobelが腿を痛めて退場したようです。TEが3人も欠席している為に若手2人しか練習に参加して居ません、FAでTEを補強する可能性があります。

 Montae ReagorがEaglesの練習に初参加しました、去年10月に交通事故で頬の骨を骨折し、同時に膝の手術も受けていました。ドラフト後のミニキャンプは欠席していましたが、ようやく練習に参加するだけのコンディションになったようです。Darwin Walkerの代わりに(帰ってくるかもしれませんが)UTのスターターになる事が期待されています、システム的に大きな違いは無いでしょうし早く順応してくれることを期待します。

 QB Perry Pattersonと契約しています、McNabbの母校Syracuse大の出身で3年間スターターだったようですが、各種サイトに情報はありませんでした。そうでなくてもQBは余っていますし、Kevin Kolbを取ったばかりなのにここでQBの補強が必要とは思えません。Kerry Holcombのトレードがまとまったのならば、QBが足りなくなるので練習用に取るのは分かるのですけど。QBを取るならば練習が出来なくなるほど怪我人続出のTEを優先して補強するべきだと思います、Schobelの怪我が長引くようならばベテランを1人契約するのではないかと思います。

低評価のDE

2007-06-05 08:32:29 | イーグルス
 EaglesのオフィシャルHPのデプスチャートは例年ほとんど更新されません。ドラフトが終わって更新、トレーニングキャンプに入る時に更新、ファイナルカットで更新。大物FAでの加入しない限り普段はこの程度しか更新されなかったのですが、今年は頻繁に更新されています。

 面白いのはDEのデプスチャートで、現在はREがTrent Cole,LEがJavon Kearse、セカンドチームはREがJaqua Thomas,LEにDarren Howard,サードチームはREにJerome McDougle,LEはルーキーVictor Abiamiriが入っています。
 Howardの居場所が頻繁に変わっています、REのファーストからセカンドに移り、Thomasと入れ替わる形でLEのセカンドチームに移っています。去年はKearseの負傷後LEのスターターを務め、今年はドラフト後のミニキャンプではREのファーストチームに入っていたのですが、セカンドチームに降格になって居ます。HowardはKearseやColeと比べてもサイズが有りますしLEで起用するのは正しいと考えますから、今はセカンドチーム扱いですがLEに移った事は良い事でしょう。同時にKearseが来年居ない事を考えてもHowardとAbiamiriが来年はLEに入る事になるでしょう、REをColeとThomasで賄うのでしょうから今の布陣がバランスも良さそうです。
 去年6サックのThomasはこれまで主にLEのバックアップでプレイしてきました、250ポンドのThomasですからLEよりもREに向いているとは思います。変な見方をすればランブロック重視のRT相手にパスシチュエーションで起用されてサックを奪ったThomasがパスプロテクト重視のLTからサックを取れるかどうか、5年12,5ミリオンの再契約をした価値が問われます。
 ルーキーAbiamiriが上位4人に割り込んでローテーションに入ってくれるとDEのレベルはかなり高くなりそうです。でも、TSNのポジション分析ではDEの評価はかなり低いものでした。Kearseはシーズンエンドの怪我を負ってもう往年の力は無い、Howardも期待外れ、Thomasも去年たまたま良かっただけ、良いのはColeだけ、こういう評価でした。ランディフェンスが崩された事を重視するとそういう評価なのも仕方が無いのかもしれません、今年はLBがサイズアップしていますからランよりもパスラッシュ重視と考えればもう少し評価が高くても良いと思うのですけどね。

Jason Davis

2007-06-04 08:55:35 | イーグルス
 去年のルーキーFAでブロック力を高く評価されていたFB Jason Davisがスターター争いに加わろうとしています。
 2004年の5巡指名Thomas Tapehが2006シーズンのスターターでした、RB/FBタイプでパスキャッチ力が有り、パワーよりもスピード重視のWCOらしいFBです。リードブロッカーとしてのパワー不足が指摘され続けていますが、年々成長して2006シーズンはランが増えたシーズン後半ビックプレイを演出するリードブロックを見せています。パスが取れてリードブロックもそこそこ頑張ってくれればWCOでFBにもパスキャッチを重視しているEaglesとしては十分です。ただ、今年はパワーバックを補強しましたしパスレシーブよりもリードブロッカーとしての能力をFBには重視するかもしれません。
 去年のキャンプでDavisはリードブロッカーとして(パワー不足を改善する前の)Tapehよりも評価が高く、スターター交替の可能性があるのではないかと言われる事も有りました。通常IRに入れるであろう腕を骨折した状態で、プレシーズンゲームに出場し続けました。ルーキーFAは初年度から戦力に成る事は少ないですしロスター枠を空けつつキープする為にちょっとした怪我でもIR入りさせられるのですが、DavisのIR入りはプレシーズンゲーム3戦目で膝を痛めてカートで退場した後でした。この事はコーチ陣から腕の骨折が治った場合にTapehよりも上かもしれないと期待されていたのだと考えています。
 
 2006シーズン中にリードブロッカーとしての評価を上げたTapehとキャンプの段階ではTapehよりも上と言われていたDavisのスターター争いは、ロスター枠が1つしかない事もありチームで最も激しい争いになるかもしれません。今年はRBを2人ドラフト指名しましたしTapehをRB扱いにしてFBを2人ロスターに入れる可能性は無いでしょう、個人的にはDavisを伸ばした方が良いのではないかと思っています。高校時代WR/LBだったDavisですからパスキャッチも上手い筈です、リードブロッカーとしての能力でTapehを打ち負かしてスターターを奪う事を期待します、契約上も4年目になるTapehよりもDavisが有利でしょう。